2024年1月29日月曜日

パスワードの付け方について

 1月27日にWindows 11 Insider Preview Build 26040 (Canary Channel)のリリースノートにパスワードの関連する記事が出ていたので紹介する。


Windows Local Administrator Password Solution (LAPS)について書かれた中に、パスワードの設定について注意が出ていた。以下のものである。


(1)次の文字は使用しない: 「I」、「O」、「Q」、「i」、「o」

(2)次の数字は使用しない: 「1」、「0」

(3)次の特別文字は使用しない: 「,」、「.」、「&」、「{」、「}」、

                 「[」、「]」、「(」、「)」、 「;」

(4)次の文字は最初の文字に使わない: 「:」、「=」、「?」、「*」


(1)と(2)については、目で見て判読するのが難しいということだろう。

(3)は区切りなどに使用される文字で、それらと区別するのが難しいということだろう。

(4)は、やはり、文章の最初とか最後に入れる文字で、それらと区別するのが難しいということだ。


パスワードの付け方には、その他いくつか推奨する物があるが、これも覚えておいて、これに当たるようなパスワードは使わないようにするといいだろう。




探査機SLIM運用を再開 太陽光発電が稼働再開

 JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、20日に月面着陸をした探査機「SLIM(スリム)」の運用を28日から再開したと発表した。


JAXAは、SLIMの着陸時の姿勢等が計画通りではなかったことから、太陽電池からの電力発生ができず、同日午前2:57(日本標準時)に地上からのコマンドにより探査機の電源をオフにしていた。


この時点で、JAXAは今回のSLIMの月面着陸について、評価を60点としていた。厳しい味方をする人は、0点に近い評価をしていた。


ただし、着陸直後の記者会見で、「ひょっとすると太陽光が太陽光発電のパネルに当たる可能性があるので、回復するかも知れない」という淡い期待のような発言があった。


私はこれを聞いた時に、かなり確信を持って太陽子発電が稼働すると考えていると感じた。もちろん、太陽光発電のパネルなどが損傷しており、それが原因で稼働しないケースも考えられたのだが。


今回の太陽光発電の稼働再開というニュースを聞いて、私のSLIMの評価は100点と言えないかも知れないが、90点くらいに上がった。実に素晴らしいことだ。


詳しい情報は持ち合わせていないが、太陽光発電の再稼働で、もし、それが充電できるものなら、更に良い話になる。稼働時間も十分あるので、当初計画していたいろいろのデータの入手などのほとんどのことが出来るようになったのではないか。


再稼働に伴い、さっそくJAXAはSLIMが撮影したという観察対象の岩「トイプードル」の画像を公開している。



              (トイプードルの写真:JAXAホームページより)





2024年1月27日土曜日

2024年1月28日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 1月28日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。




ここで下の図を見てもらいたい。



中央上段の9つの箱に注目する。この図で赤い直線で示した部分には「1」と「1」がその直線上にあるので、赤い四角で示した2つの箱に、「1」もしくは「7」が入り、他の数は入らない。

次にそれを使って、左側から6列目に注目する。赤い四角で示した箱には、「1」か「7」が入る。残りの空いている箱に注目する。空いている箱の中で矢印で示した箱には、「2」は入らない。従って、赤い丸で示した箱に「2」が入ることがわかる。



これを利用すると、中央中段の9つの箱の一つに「5」が入ることがわかる。


これ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。



どん兵衛、器に移してレンチン3分で「別物」のおいしさ!

 X(ツイッター)で、どん兵衛をレンチンすると、「稲庭うどんみたいにツルツルになる」という話題が賑わっているそうだ。


このレンチンどん兵衛は、製造元の日清食品によると、「レンチンどん兵衛」として以前から同社公認の作り方を紹介しているとか。


実際に調べてみると、以下のところに「レンチン洋風どん兵衛」として紹介されている。


https://www.nissin.com/jp/products/recipes/361


材料は、

 日清のどん兵衛 きつねうどん 1個

 バター 10g

 粗びきこしょう 適量



                (画像は日清食品のサイトから)


作り方は、


1. どん兵衛にお湯を入れ、耐熱容器に移す

2. ラップをして電子レンジ(500W)で3分加熱

3. バター適量(10g程度)と粗びきこしょうを入れて完成!

※加熱後、容器が熱くなりますので、やけどにご注意ください


以上のように紹介されている。


単純にお湯を入れて食べるよりも、手間をかけた分だけ美味くなるような気がする。


日清食品のサイトには、「レンチンどん兵衛」だけでなく、


 カップヌードル 茶碗蒸し

 カップヌードル炒飯

 チーズ in カップヌードル

 シーフードピラフ


なども紹介されている。


この他にも、「カップ麺万能説」とか「ちょい足しレシピ」という特集の記事があり、いろいろのレシピが紹介されていて、いずれもうまそうだ。




2024年1月26日金曜日

1円Androidスマホで顔認証を行う

 楽天で昨年1円のAndroidスマホを購入した。便利に使っている。特に、サイズが私の手にあっているので、使いやすい。


このスマホの認証では、指紋認証と顔認証も設定したはずだった。


ところが、慣れていないと言うか、きちんと説明書きを読んでいなかったせいもあって、顔認証が出来ていなかった。


それで、いつも指紋認証か、パスワードを入れて認証していた。


顔認証があるのに、どうして使えないのかなと思い出したのは、先週のことだ。なんとな操作していて、わかったので、紹介しておく。


初期画面は以下のような画面だ。



この画面で、矢印て示したボタンを押す。


そうすると、以下のような画面が表示される。



矢印で示しているのは、顔認証のアイコンと顔認証中の文字による表示である。


この表示が出ている時に、顔をスマホに向けていると、顔認証が行われ、画面ロックが解かれる。






2024年1月25日木曜日

昨日のサッカー、韓国とマレーシアの試合は面白かった

 サッカーの「AFCアジアカップ カタール2023」が行われている。


一昨日は、日本がインドネシアに3対1で勝ち、決勝トーナメントに進出を決めた。日本の実力からいうと、2位通過というのは残念なのだが、それでも決勝トーナメントに進出したので、良しとしたい。


それにしても、昨日行われた韓国とマレーシアの一戦は意外な展開を見せたので、途中から気になって、戦況をチェックし始めた。


戦前の予想では、韓国が当然勝つだろうと思っていた。


ところが、戦況をみてみると、韓国とマレーシアが1対1から、意外な方向に展開してしまった。マレーシアが1点を追加して、1対2としてしまった。


このまま、韓国は負けてしまうのか?負けてしまうと、決勝トーナメントも進出できない状況になっていた。バーレーンとヨルダンの試合の状況が伝わってきて、その可能性があることが分かった。


その後、韓国が頑張って、1点を獲得し、そのまま行けば2対2の引き分けの状態になった。韓国が負ければ、韓国国内で大騒動になるだろうと思った。


そして、その後、韓国がもう1点追加して、3対1として、残り時間も少ないものだから、誰もが韓国が勝ったと思ったに違いない。


そこからマレーシアの追撃があり、素晴らしいシュートを放って、1点を追加した。マレーシアの監督が小躍りして喜んでいたのが記憶に残っている。


結局、試合は3対3の引き分けで終了した。



この試合が始まるまでは、韓国がマレーシアに勝利し、1位で通過して、その結果、決勝トーナメントで日本と戦うというストーリーを、ほとんどの人が考えていたと思うのだが、その話は消えてしまった。決勝トーナメントの予定表を見ればわかるが、日本対韓国の試合があるとすれば、両国ともに勝ち上がって、最終の決勝戦をおこなうようにならないと、そういう試合はない。


マレーシアだけでなく、アジアの各国のレベルが上がってきており、日本もアジアの中では最強と言われているが、油断はできない。





Python 3.12以降で「japanize-matplotlib」がエラーを起こす問題

 Pythonのバージョンを 3.12.1 にアップデートしたら、これまで使っていた日本語化モジュール「japanize-matplotlib」が使えなくなってしまった。


japanize-matplotlibは、matplotlibのフォント設定を自動で日本語化するモジュールで、便利に使っていた。


先日、Pythonのバージョンが古くなってしまったのに気づき、最新版にアップデートした。バージョンは 3.12.1 である。


グラフ作成のプログラムを作成する勉強をしていたのだが、エラーメッセージが出てしまう。


調べてみると、japanize-matplotlibの作成者が、Pythonのバージョン 3.12 に対応してくれていないようだ。作成者が忙しい場合とか、対応するのを何らかの理由でやめてしまった場合に発生する。こういうケースはよくある。


インターネットでいろいろ検索したり、Google Bardで調べたりしたのだが、推奨されている対応をいくつか試してみても、良い結果が得られなかった。


結局、Pythonのインストールをやり直し、バージョン 3.11.3 をインストールしたら、問題は解決した。バージョン 3.11 までは対応してくれていたようだ。


その後、もう少し調べてみると、別の方が「japanize-matplotlib」の代わりになるものを作成してくれているのを見つけた。


『[Proposal] Python 3.12以降への対応 #26』という表題の記事である。以下のところにある。

https://github.com/uehara1414/japanize-matplotlib/issues/26


その中で記事の下の方に、「作者の方がご多忙なのかメンテナンスされていないようなので、forkして別パッケージとして公開しました。」というコメントが入っているのを見つけた。


その代わりのモジュールは、「matplotlib-fontja」という名前である。このモジュールの使い方と注意事項は以下のリンク先にある。


Pythonの現在の最新バージョンでは確認していないが、バージョン 3.11.3 で確認してみたが、エラーは発生せず、希望通り動いた。CHGLOGを見ると、Python 3.12 に対応と出ている。2024年1月4日の日付で、「Python 3.7以降とMatplotlib 3.0以降の各バージョンに対するテストを追加」とある。




AIがわれわれの生活や経済にもたらす変化

 AIの技術革新は、私たちの生活や経済に大きな変化をもたらすと言われている。その変化は、大きく分けて2つあると考えられる。


1. 生産性の向上とコスト削減


AIは、人間に比べて膨大なデータの処理や分析が可能であり、従来は人間が担ってきた業務を自動化することで、生産性の大幅な向上が期待できる。また、AIを活用した自動化は、人件費などのコストの削減にもつながるため、企業にとって大きなメリットとなる。


このため、AIの活用が進むと、企業の生産性や収益性が向上し、企業価値が高まることが期待される。また、AIを活用した新製品やサービスの開発が進むことで、新たな市場の創出や経済成長の促進にもつながるだろう。


一方で、AIの活用によって、人手のかかっていた作業が単純化され、それに関わっていた人たちの人員削減につながる可能性がある。既に、プログラミングなどのテック分野で人間に取って代わる状況にあり、これはテック企業に大幅な人員削減計画を促す。いうなれば、AIという1人の超カリスマ・プログラマーを雇うことで、他の凡庸な99人のプログラマーを解雇するという、ある意味恐ろしい構図だ。これは、プログラミング分野だけでなく、あらゆる分野で考えられる。


2. 新たなビジネスチャンスの創出


AIは、すでに様々な分野で実用化されており、今後もその適用範囲はさらに拡大していくと予想される。例えば、製造業では、新たな製品やサービスを開発することができる。また、金融業では、新たな投資や融資の判断を行うことができる。


このため、AIの活用が進むと、新たなビジネスの創出や経済の活性化が期待され、新たな雇用の創出にもつながる。


AIがもたらす株価への影響


AIの活用が進むと、企業の生産性や収益性が向上し、企業価値が高まる。また、AIの活用が新たなビジネスチャンスの創出につながる。これが、関連する企業の株価を上昇させる可能性がある。


AIがもたらす社会への影響


「AIが人類の叡智の総和を超える」と定義されたシンギュラリティは2045年に訪れるとされていたが、おそらく既にその状況に進行し始めている可能性が高い。しかも、既に述べたように、AIによって人間が生業としていた領域への浸透が進んでいる。デザイナーや音楽分野などクリエイティブな仕事も例外ではない。


今、半導体関連株が買われているのは、AI社会のインフラを担うという位置づけで、もはや市況動向とは別次元で株高が進んでいるのではないか。





2024年1月24日水曜日

Python学習の効率化にGoogleレンズが便利

 最近、Pythonの学習を始めた。元々、プログラムの経験はあるので、全くの初心者ではない。しかし、Pythonは初めての言語なので、学習に少し苦労している。


Pythonの学習には、YouTubeの動画を活用している。動画を見ながら学習するほうが、本を読むよりも理解しやすい。


YouTubeの動画では、プログラミングの説明に加えて、実際にコードを書いて動かす様子も見ることができる。しかし、動画の説明で使用されたコードを簡単に入手できない場合が多い。


プログラムの学習には、説明されたコードを自分で入力して実際に動かすことが大切だ。それによって、プログラムの理解が深まる。


コードの入力に時間がかかるため、何か良い方法はないかと探していた。そして、今のところこれが良いのではないかと気づいたのが、Googleレンズの利用だ。


やり方は以下の通りである。


1.YouTubeの動画の中で、プログラムのコードが表示されている画面をキャプチャする。

2.キャプチャした画面をGoogleフォトにアップロードする。

3.Googleフォトでアップロードした画面を開く。

4.画面を右クリックして、出てきたリストから「Googleで画像を検索」をクリックする。

5.画面の右側にGoogleレンズの画面が表示される。

6.Googleレンズの画面で「テキスト」をクリックすると、画面からテキストを読み取れるようになる。

7.Googleレンズの画面で「テキストをすべて選択」をクリックする。

8.画面に「コピー」と「テキストをコピー」の表示が出るので、いずれかをクリックする。

9.コピーしたテキストを、エディターを使って、貼り付け編集する。


この手順で、動画に表示されていたPythonのプログラムのコードを比較的簡単に入手できる。


短いコードならば、1つの画面で操作は済むが、長いコードの場合には、複数の動画の画面をキャプチャして、入手したコードをつなぎ合わせる。


残念ながら、Googleレンズの文字読み取り機能が100%正しくテキストを読み取ってくれないため、修正が必要になることもある。しかし、それでも自分でコードを写し取って、プログラムのコードを入力していくよりは、時間短縮になるので、助かっている。




2024年1月23日火曜日

最近のウクライナ情勢:ウクライナは「戦略的防衛」に転換か?

 最近のウクライナ情勢をみてみると、ロシアとウクライナの戦線は膠着状態にある。1年ほど前と状況は変わっていない。


昨年の今頃は、ウクライナがクリミアまで侵攻するのではないかというような報道も見受けられたのだが、結局侵攻できなかった。


今日のネットの記事でも、『ウクライナは「戦略的防衛」に転換』というものが、出てきている。


日本のマスコミの報道だけを見たり聞いたりしていると、ウクライナがロシアを圧倒しているという報道が多い。もし、それが本当なら、ロシアとの戦線はウクライナ側がもっと進めて、占領していてる地域が増えていいと思うのだが。


戦争の状況は、正確に捉えるのは難しい。ロシアとウクライナは、どちらも自分たちの方が勝っているという具合に情報を流している。正確な情報を手に入れにくくなっている。ウクライナ側の情報を信じているマスコミは、日本では多い気がするが、世界で見た場合どうだろうか?


ウクライナだけの話ではなく、それを支援する米国やEU諸国も、最近は引き気味の発言が多いように感じる。


米国は、支援をするすると言いつつも、ウクライナが必要とする量の兵器などを、戦争開始からずっと、提供していない。少しずつ、申し訳程度に提供しており、提供するものも、古い兵器が大半だ。最近、イスラエルがガザに進行したので、そちらにも注力しないといけなくなっているのだが、今の米国の体力では、2箇所を同時に面倒見るということが出来ないという話もある。


EU諸国の方は、米国よりももっと腰が引けている。経済的に潤沢ではない国が多いので、思い切った支援が行われていない。あまり、ウクライナを支援しすぎると、ロシアが自分たちにも襲いかかってくるのではないかと、心配しているのではと思う国も多い。


戦死者なども、ロシアのほうが戦死者は多そうだが、両国の人口を比較してみればわかるように、その人口差が大きすぎる。結局、兵隊になる人がどちらも減っていくのだが、ウクライナの方が枯渇してくるのは早いと思う。最近、ウクライナは女性まで狩り出すのではという報道もある。


冬は土地が雪に覆われたり、凍りついたりして、戦車なども含め、素早い移動が取れなくなるそうだ。春になるまで、しばらくはこの膠着状態が続くと思うが、ウクライナの方が音を上げるのが早いように思う。





2024年1月21日日曜日

メモ用にGoogle Keepを使いだした。便利に使っている。

 今までメモとしては、エディターの秀丸を使っていた。しかし、パソコンとスマホで共通に使えるアプリが便利だと考えて、探してみた。


それで使い出したのが、Google Keepである。


スマホ用にはスマホのアプリがあるので、Google Playを使って、インストールすれば良い。


パソコンでは、Google Chromeで新しいタブを表示した画面の右上のコーナーにある九つの点をクリックして、表示されたリストの中から、Google Keepを探してクリックすればよい。Google Keepの画面が表示される。



便利と思うのは、やはりパソコンとスマホで共通に使えることである。パソコンで入力していたメモをスマホで見てみたり、逆にスマホで作成したメモを、パソコンでも見ることができる。


この機能を使うことで、スマホで作成していたメモの追加や編集をパソコンで行うことが可能である。その逆にパソコンで作成していたメモを、スマホで編集可能だ。



少し使い出してみるまでは、操作に慣れないので、使い方に迷っていたが、短期間で使い方に慣れてしまった。


作成したメモは、グーグルドライブの中に入っている。これも便利なことの一つである。いつも使っているスマホやパソコンだけでなく、他のパソコンやタブレットなどでも、Googleアカウントを使ってすぐに使える。


メモとしては、テキストベースのメモだけでなく、手書きのメモや写真などもメモとして保存できる。メモの写真の中にある文字の文字起こしなども可能だ。


それぞれのメモを、整理しやすいようにする機能もそろっている。例えば、メモの背景に色付けする機能や、メモにラベルを貼り付ける機能など、いろいろ揃っている。


メモをリマインダーとして登録することもでき、日時や場所を設定することで、そのリマインダーを呼び出すことができる。


また共有機能により、他の人とメモを共有することも可能だ。


Google Keepは、Googleのその他のアプリと親和性がある。GoogleドキュメントやGmailなどGoogleが提供する他のツールとの連携は、当然のことだが、他のメモ用アプリよりも優れている。




極寒のアメリカでEVが大量にダウン

 アメリカのシカゴで、EVが大量にダウンしたというニュースを、ヤフーニュースで見た。気温が氷点下30度にもなり、その結果EVが能力を発揮できず、そのチャージャーも寒さで機能しなくなった。それで、EV車が動けなくなってしまった。まるで、EV車の墓場のような風景が出現した。


EVが寒さに弱いことは以前から言われていることであり、メーカー側の説明にもそれが書かれている。


変だと思うのは、このニュースを日本のメディアはあまり取り上げていない。ヤフーのニュースで見かけたのは、中央日報というメディアのものである。


こういう問題を引き起こさないようにするには、EVでは対策ができない。EVではなく、普通にエンジンを搭載した車を使えば良い。


そもそも、EVを推進してきたのは、地球温暖化が炭酸ガスの増加によって引き起こしたいう説による。この説が本当に正しいかどうかはわからない。マスコミはこの説がさも正しいように報道するのだが。私はこれは実際にはよく分かっていないのだと思っている。


数千年も前からの地球の温度経緯を調べてみると、現在の温度よりも高かった時期が存在する。もちろん、氷河期のように低かった時期もある。その温度変化の原因について、納得できる説明はいまのところないと思う。


自動車のEV化を進めたのは、世界各国の自動車メーカーが、日本の自動車メーカーのエンジンの性能に負けてしまったからに他ならない。エンジンの性能に関しては、日本のものに完敗だったわけだ。そのために、エンジンを使わないEVを推進する方向に向かっていった。


それを日本も含む政府が、補助金を支出して推進したというのが、EVである。実際の価格は、その補助金を差し引くとエンジン車より高価である。走行距離に関しても、エンジン車に対抗できるほどには、充分な距離を出しているとは言えない。


EV車の方が燃費が良いという話もあるが、石油の価格が、生産国のカルテルにより高く設定されていることを考えるとそうとは言えない。シェールガスを考えると、地球には潤沢な石油が、地下に埋まっている。石油の不足などというのは作られた話に過ぎない。これを考えるとガソリン車の方が、燃費がいいと言える。


世界は車のEV化という間違った方向に進んでいるように思う。




2024年1月20日土曜日

なぜ都営地下鉄は全駅にホームドアを設置したのか?

 Yahooニュースで見つけた記事だが、「都営浅草線西馬込駅のホームドア運用開始により、東京都が管理する地下鉄全駅でのホームドア設置が完了した。」というのがあった。


このホームドアの設置では、単にドアが電車が来たら開閉するという動作だけを行っているものだと思っていた。そして、深く考えず、駅員がその動作を手動で行っていると思っていた。


この記事によると、従来から設置されているホームドアシステムでは、ホームドアと車両の両方に装置が設置されている。車両とホームドアとの間で無線で情報をやりとりすることで、ドアを開閉するシステムだからだ。


ホームドアシステムは、この情報を元に、ホームドア側から、電車がどのぐらいの長さなのかということを判別し、その長さに応じた部分を開閉する。


ただし、電車側にその機能を入れるには、電車側の設置場所を見つけるのが問題で、解決するには大きな費用と時間がかかる。それに対して、都営地下鉄が採用したシステムでは、電車側は単に車両のドアにQRコードを貼り付けることで対応する。ホームドア側がそのQRコードを読み取ることにより、ドアの開閉をするようにした点が注目に値する


電車のドアに単にQRコードを貼り付けるだけなので、費用は270万円で済んだ。これを採用しなければ、20億円ほどかかっていたそうだ。


このアイディアは特許になっているが、他の交通機関でも無料で使えるように特許を解放している。


この記事では、単にホームドアシステムの費用の削減を紹介している。しかしそれ以外に、こうした事故で色々と発生していた費用が、軽減されたのではないだろうか。


すぐに考えつくのは、転落事故による費用の削減だ。転落事故によって、車両が停まってしまい、その駅だけではなく、交通網全体に影響を与える。乗客を他の交通機関に移動してもらうとか、事故の対応が完了しても、もとのダイヤに戻すのにも費用たかかる。これらの費用軽減は大変大きな額になるはずだ。


QRコードをドアに貼り付けるという、単純に見えるアイデアで、費用を削減した点も面白いと思った。



宇宙航空研究開発機構( JAXA )の月探査機「 SLIM 」の月面着陸

 昨夜は0時から始まったSLIMの月面着陸の様子を見守った。と言っても、実際に見ることは出来ない月面着陸の様子を、紹介しているLIVEビデオを見ていたのだが。このYoutube動画は今日でも見ることが可能だ。


SLIMが着地していく様子が、グラフに示されており、SLIMのおおよその位置がわかるようになっていた。エンジンの噴射などの状況も見えるようになっている。


高度15kmから25km二上昇した後、徐々に高度を下げている様子が示される。JAXAのセンターに表示されたパネルの画面だ。



グラフに示された線上をそのままなぞるように、高度を下げていく。それを見ると、よくコントロールされているなと感じた。その説明から事前に想定したとおり、動いているというのがわかったので。


そして、月面に到達した。到達する直前になぜか落下速度が早くなったような気がした。私は、トラブルが発生したのは、これが原因ではないかと思っている。これは私だけでなく、その後、新聞記者のインタビューでも、落下が急に早くなったと感じたという話が出ていた。インタビューを受けていたJAXAの3人の幹部の方は、これには気づいておられないようだった。むしろ、顔つきからして、インタビューなどを受けているよりも、早くトラブル対応の指揮を取りたいと思っておられるようだった。


今朝の朝刊を見てみると、各紙とも成功だと言う報道をしていた。しかし、私は太陽光発電パネルに問題があったことから、成功とは言えず、残念だったと思う。担当されている人たちも、単純に成功とは言い難いと思っているのではないか?JAXAの所長の評価も60点だった。


過去の経験から、いろいろの部品が壊れてしまっても、代替などを考えて、対策をしてきたJAXAのことだ、今後、太陽光発電パネルが復活することも考えられるので、期待したい。


その後、SLIMに搭載された天体観測機「LEV-1」「LEV-2」の運用が開始されましたというニュースが入ってきた。こちらは、計画したとおり、SLIMから降ろされ、月面に到着し、動いているということのようだ。こういうことをやったのも、日本が最初で、素晴らしいと思う。


月面に到達したのは、日本は5カ国目である。ただ、日本としては、実力は1,2位を争うくらいだと思うので、遅すぎたと思う。日本は宇宙にはあまりお金をかけないので、こういう結果になっているのだが。


まだ、正確な情報ではないのだが、月面へのピンポイント着陸は素晴らしい。こういう芸の細かいことが出来るのが日本である。





2024年1月19日金曜日

福島原発事故の本当の原因

 先日、武田邦彦先生のYoutubeを見ていて、なるほどそうだったのかと感じたのが、福島原発事故の本当の原因である。


 従来から福島原発の事故の原因は、津波だと言われていた。私もなんとなくそうなんだと思っていた。しかし、この武田先生のYoutubeの説明を聞いて、そうではないと思うとともに、なるほどと納得した。


 福島原発事故の本当の原因は、今でも言われているが、電源設備が水にかかってしまい、それが動かなくなったので発生したということである。これについては武田先生の意見も同じである。


 しかし、電源設備が水浸しになったというのは、大きな津波が来て、電源設備が破壊されたわけではない。


 実は、津波は原子炉のある建屋まで行っていない。行くまでに、津波の勢いは失われていて、建屋が壊れるということはなかった。海水の流れが建屋まで行ったのだ。そして、その海水が電源設備のある建屋に到達して、その水がたまたま開いていた建屋のドアを通して、地下に流れ込んでしまった。海水は塩水なので、電気が流れて、電源設備は潰れてしまったということのようだ。その証拠に、その建屋はずいぶん脆弱な建屋だったのだが、津波で潰れていない。つまり、福島原発の事故の原因は津波ではなく浸水でである。


 この原因はずっと報道されなかった。どうしてか?これは、上にあげた動画を見るとよく分かる。以下のところにある。


https://www.youtube.com/watch?v=xS1fpWdKt7g


 私自身は、福島原発事故が発生したときから、ひょっとすると東京も危ないかなと思った。状況を見て、メルトダウンしていると考えたので。実際、東京に近い狭山市にも灰は降ってきている。従って、報道されていないが、都区内にも降った可能性はある。ただし、それを報道すると国中がパニックになって、ひどい状況になると考えて、報道しなかったというのが、一つの理由だと思っている。


 本来、原発は徹底した安全基準を考えて、事故が起こらないようにしないといけない。だが、それを大ぴらにやると、原発は大変危険だと煽って、騒ぐ人が出てくる。逆に、原発推進派は、安全だから、特に何もしないでいいという意見を言い出す。本来は、そういう意見を入れないで、まともな危険対策を議論しなといけないのだが、現在でもその議論ができていない。




2024年1月18日木曜日

富士通が「イギリス最大の冤罪事件」の当事者?

  1999年に富士通UKが、イギリスの郵便局に納入したホライゾンという会計システムに欠陥があったというのが、問題の発端である。


 その結果、「不整合は、郵便局長による横領ないしは不正経理が原因」と判断された。そして、2000年から2014年にかけて700人以上の郵便局長が訴追された。郵便局長は、自分の財産から不足額を埋めさせられ、また一部の人たちは横領罪などで刑務所に収監された。


 この問題でまず考えさせられるのは、発注者側がこういうシステムに関して十分な知識を持っていないということである。


 日本でもトンネル工事がいい加減で、コンクリート壁が仕様通りではなく、薄い厚さのコンクリート壁で作られてしまい問題になっている。この場合、発注した側がその厚さについてきちんとしたチェックをしていなかったという指摘がされている。これは知識不足で発生した問題ではなく、チェックの問題である。


 富士通が請け負ったシステムは、そのシステムの構築やプログラムに精通した人が、チェックしないと問題点を指摘することはできない。一般的には、それを行う人材を発注者側持っていないことが多く、難しいことである。


 問題が発生した後、富士通UK側はこの問題を郵便局側に連絡したと思うのだが、それに対してすぐに対応できなかったのも問題の一つだ。郵便局側でそれを担当した者は、これに対する責任を取るのに躊躇したのではないだろうか。


 海外の案件で、日本の本社が海外の子会社の動向を完全に掌握するということは、大変なことである。子会社を管理するというのは、日本の子会社でもなかなか難しい。それが海外の子会社ということなので、さらに難しい。単純なことだが、言葉が十分に通じないという点で大きな違いがある。


 元々、英国の富士通の子会社は、ICLという会社を富士通が買収したことから始まっているようだ。社員はほとんどがICLの元社員で構成されていると考えていいはずだ。海外の子会社では、日本の本社側の意向をすんなりと聞いてくれるところは少ないと考えた方がいい。以前のICLの体質が残っている可能性もある。もちろん、日本からその会社に派遣された数人の人がいて、経営を担っており、きちんとコントロールしているはずなのだが。


 国が違うということは、文化も考え方も違うということなので、こういう問題が発生する可能性が高くなる。


 それにしても富士通は大変な問題を抱えてしまったものだ。





AIに今週の夕食の献立を聞いてみた

 Googl Bardに今週の夕食の献立を聞いてみた。

「今週1週間の夕食の献立を考えて下さい。3人家族です。」


回答は以下のようなもの(途中省略)


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1月24日(火)

メイン:豚バラ肉と白菜の重ね蒸し

副菜:ほうれん草のおひたし、ちくわの磯辺揚げ

汁物:めんつゆで作る豚汁


1月25日(水)

メイン:鶏肉の照り焼き

副菜:もやしのナムル、きゅうりの一本漬け

汁物:わかめとしいたけの味噌汁


1月26日(木)

メイン:きのこのクリームパスタ

副菜:キャベツの千切りサラダ、ゆで卵

汁物:ミネストローネ


(途中の献立部分省略)


メインは、肉、魚、野菜の3種類をバランスよく取り入れました。副菜は、野菜をたっぷり摂れるように心がけました。汁物は、毎日必ず用意するようにしています。


また、食費を抑えるために、見切り品や業務スーパーを活用しています。また、作り置きやアレンジ料理も取り入れることで、時短にもつながっています。


もちろん、ご家族の好みや食材の入手状況に合わせて、自由にカスタマイズしてください。

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つづいて、以下のようにレシピを聞いてみた。


「「豚バラ肉と白菜の重ね蒸し」 のレシピを教えてください。」

回答は以下のもの。前の質問で3人といったのに、2人用のレシピでした。


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材料(2人分)


豚バラ肉(薄切り) 200g

白菜 1/4株

水 200ml

酒 大さじ1

醤油 大さじ1

顆粒和風だし 小さじ1

塩 少々

こしょう 少々

作り方


白菜は4〜5cm幅に切る。豚バラ肉は食べやすい大きさに切る。

フライパンに水、酒、醤油、顆粒和風だし、塩、こしょうを入れて中火にかけ、沸騰したら白菜と豚バラ肉を加える。

フタをして弱火で15分ほど蒸し煮にする。

器に盛り、お好みでゆずの皮や七味唐辛子などをトッピングする。

ポイント


白菜は、芯の部分は厚めに、葉っぱの部分は薄めに切ると、火の通りが均一になります。

豚バラ肉は、脂身が多いと、蒸し煮するときに脂が溶けて、味が薄くなってしまうので、脂身が少ない部分を選ぶとよいでしょう。

蒸し煮する時間は、白菜の厚さや大きさによって調整してください。

アレンジ


白菜の代わりに、キャベツやブロッコリーなど、他の野菜を使うのもおすすめです。

調味料を、めんつゆやポン酢など、お好みのものに変えてもよいでしょう。

仕上げに、ごま油やオリーブオイルをかけて、風味をプラスするのもおすすめです。

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毎日の献立を何にしようと考え悩んでいる人には、役立つ質問だと思う。


AIを使いこなすというと、レベルの高い質問を考えてしまいますが、こういう質問をしていくと、AIを使いこなせるようになるはず。




2024年1月17日水曜日

インテル、プロセッサーの呼称を変更

 少し古い話だが、インテルは、2023年11月15日、最新プロセッサーと新しい呼称を発表した。


新しい呼称は、従来の「Core i」を「Ultra」に変更し、ミッドレンジモデルには「シリーズ 1」を追加することで、プロセッサーのパフォーマンスと価格帯をより明確に伝えるものとなっている。


具体的には、以下のようになる。


インテル® Core™ Ultra プロセッサー

ハイエンドユーザー向けのフラッグシップモデル


インテル® Core™ プロセッサー (シリーズ 1)

ミッドレンジユーザー向けのモデル


インテル® Core™ プロセッサー (第 14 世代)

エントリーユーザー向けのモデル


インテルは、新しい呼称によって、プロセッサーの選択をより容易にし、ユーザーのニーズに応える製品を提供していきたいとしている。


呼称変更の狙い


インテルが呼称を変更した理由は、以下のとおりである。


プロセッサーのパフォーマンスと価格帯をより明確に伝えるため

従来の呼称では、プロセッサーのパフォーマンスや価格帯がわかりにくいという指摘があった。そのため、インテルは新しい呼称を導入することで、プロセッサーのパフォーマンスと価格帯をより明確に伝えることを目的とした。


競合他社との差別化を図るため

AMD や NVIDIA などの競合他社は、プロセッサーの性能や価格帯を明確に示す呼称を採用している。そのため、インテルも競合他社との差別化を図るために、新しい呼称を導入したと考えられる。


今後の展望


インテルは、今後も最新プロセッサーの開発と提供を継続していく予定である。2024 年には、第 15 世代の Intel® Core™ プロセッサーの発表が予定されている。


この話の詳細については以下のリンクを参照して欲しい。

https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/processors/processor-numbers.html


詳しく説明されている。


2024年1月16日火曜日

今年の箱根駅伝の3区は見ていて面白かった

  今年の初めに行われた箱根駅伝は、途中から見たのだけれども、大変面白かった。


 特に見始めた2区と3区は、印象に残った。後でその動画を見ても、1区から3区が箱根駅伝で重要な区間だったことがよく分かる。


 1区では駒大が、予想通り1位で通過した。対抗する青学大は、9位だったが、その差は35秒ということでわずかな差だった。それが2区になると、青学大はその差をさらに縮めて、22秒差になっていた。2区を走った黒田朝日は、7人をごぼう抜きし、区間賞を獲得し、順位も上げて、2位になっていた。


 この状況で3区のスタートに入ったわけである。この3区の駒大の走者佐藤圭汰は、1万メートルで27分28秒50のU20日本記録を更新したホープである。その時点では、そのまま駒大が1位をキープして、走るのではないかと考えていた。


 しかし佐藤は、青学大の太田蒼生に追いつかれ、その後は並走してデッドヒートとなる。残り約3キロで、太田にスパートをかけられると、最後はついていけなかった。後で話を聞くと佐藤は、早い時期に追いつかれると思っておらず、それが影響して、足が釣ってしまったようだ。そして、佐藤は20キロ以上のレースの経験が、浅いことも影響したと思われる。


 青学大の太田を良く知っている人は、分かっていたことなのだが、彼は箱根を2回走っている。98回大会では3区で一人抜いて先頭へ、99回大会では4区で前を捉えて3位から2位へ順位を上げる走りをしている。そういう実力を持った選手だ。


 この佐藤と太田のデッドヒートは、抜きつ抜かれつしながら行われ、最後に太田がリードして次の走者にたすきを渡した。その後の4区以降は、青学大が後続の選手の頑張りもあり、ずっと先頭をキープし、総合優勝してしまった。


 3区の駒大の佐藤の走りも記録的には悪いものではなく、区間2位の記録だった。しかし、太田はそれ以上で、59分47秒の驚異的なタイム(歴代日本選手最速記録)で区間賞を獲得している。


 全区間を見ても、青学大が10時間 41分 25秒(大会記録)なのに対し、駒大は10時間 48分0秒という記録で、昨年(10時間47分11秒)と見劣りしない記録だったのだが。

 

 来年のことを言うのは早すぎるが、来年も駒大と青学大は、今年と同じような順位争いを、するのではないか。その時には、今年の雪辱を駒大も当然考えているだろう。面白いレースを期待したい。


2024年 箱根駅伝 3区の動画

https://www.youtube.com/watch?v=t2hjqgqL5fg



2024年1月15日月曜日

2024年1月14日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 1月14日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。この問題は難しい問題の中でも1ランク上の問題である。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。




ここで下の図を見てもらいたい。



中央中段の9つの箱に注目する。矢印の2本の線には「9」が含まれている。従って、2つの赤い四角の箱のどちらかに「9」が入る。



次に、中央下段の9つの箱に注目する。この図で青い直線で示した部分には「7」と「9」がその直線上にあるので、青い四角で示した2つの箱に、「7」もしくは「9」が入り、他の数は入らない。


これを利用すると、中央下段の9つの箱の一つに「1」が入ることがわかる。


これ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。




広島・安芸高田市 「市政が混乱」石丸市長に辞職を要求

  中国放送の記事として、ネットに『「市政が混乱」石丸市長に辞職を要求 “どう喝問題”による名誉棄損で敗訴 広島・安芸高田市』という記事が出ている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6b7d48d1b4ac7adf979b8d62f14fa19302561e02


 この記事だけを見ていると、市長が悪いように思えるような内容である。しかし、事実はちょっと違うようだ。この記事のコメントにも、市長を支援するものがたくさん出ている。


 この話は、石丸市長の市政への取り組みに関連するものだ。ネットで「石丸市長」とか「安芸高田市」というのを検索すると、市長と議会との対立についての記事や動画がたくさん出てくる。そして、石丸市長と中国新聞との対立についても、よくわかる記事や動画が出ている。


 市長と議会との対立が発生した経緯については、関連する動画やネットの記事を見てみるのが良い。


 経緯を簡単に言うと、新任の市長がやりたいということについて、議会の中の中心派閥である清志会が、市長のいろいろの施策について、ほとんど反対をしたことから発生している。


 反対を繰り返す議会ついて、これではどうしようもないと思った市長が、対決をするようになってこういう騒ぎになった。


 新聞やテレビではあまり放送しないのだが、この安芸高田市の騒ぎは、インターネット上では、大きな話題になっている。Youtubeの動画やブログの記事などで、大きく取り上げられた。


 ブログやYouTubeの動画を見れば、その詳しい内容を知ることが簡単にできる。そのうちの2,3のものに目を通せば、状況はほぼわかるだろう。ただし、大半のものが市長擁護のものなので、その点を考慮して見る必要がある。動画などは、よく編集されていて、面白い。


 それにしても、この安芸高田市の市長と市議会の対立というのは、地方自治の問題点を大きく 浮き彫りにしていると思われる。


 そういう観点で言うならば、もっとマスコミは、この安芸高田市のことを取り上げてもいいのではないかと思うのだが。




日本は資源の乏しい国か?

  武田邦彦氏と小名木善行氏の対談のYoutubeを見た。表題は「日本が資源に乏しいは嘘!?日本は世界の中でも資源大国〜日本の技術〜」である。


 日本は資源が乏しい国だ国だと言われている。「日本には資源がたくさんある」という話を聞いたことがない。もちろん書かれているものを読んだこともない。


 しかし、この YouTubeで武田邦彦氏が、「日本は大変資源の豊富な国である」と言っている。資源のあるものはありすぎて、当たり前にあるものだから、それに気づかない。


 その一つの例が、水である。確かに、日本ほど水が豊かにある国はない。いたるところにあると言っても、過言ではない。雨の降らない時期もあるので、水不足と言われるときもあるが、水は容易に手に入る。そして、日本の周囲は海で囲まれているので、必要とあれば、海から水を取ることもできる。


 世界の国を見てみる、陸地ばかりという国は、少なくない。ほとんどの国で、水を確保するのに大変な努力を必要としている。 海外に旅行をした人はわかると思うのだが、海外では、国内がほとんど陸地だけで、水がなかなか入手できないという国がたくさんある。そういう国では、水の値段が大変高い。酒などのアルコール類よりも、水の方が高いところもある。


 水だけでなく、日本は周りが海であるので、塩は海から簡単に入手することができる。今はあまり行われていないが、昔は海岸には塩田があって、塩を採るようにしていた。


 つまり、日本では人間が生きていくのに必要な水と塩が豊富にあるということだ。この他にも、日本で潤沢にあるものとして、石灰石、砂利等がある。江戸時代以前を考えると、日本は生きるのに必要なものは、輸入せずに居れたのだから、生きていくのに必要なものは、手元にあるという事である。


 では、不足している石油や、石炭はどうか?武田先生に言わせると、石炭や石油は地球上で有り余っているそうだ。

 

例えば、石炭などはオーストラリアの炭鉱に行くと土地の表面に、石炭が出ているところがあって、いわゆる露天堀というもので、その面積たるや考えられないほどの広い面積を占めている。こういうところが、面積はこれほど大きくなくても、世界中で至るところにあるのだ。


 石油なども大陸の下には大量の石油があるという。従って、1000年以上経過してもなくならない。現在の石油採掘は、地表近くにあるものを採っているだけ。もっと深い所には、多量の石油があり、その採掘はまだ始まったばかりである。それが、シェールガスと呼ばれているものだ。


 石炭や石油は日本には、採掘技術がある。石炭や石油がある国は、採掘技術がない。日本は、採掘する機械などを売ることで、その代わりに石油や石炭を入手すればよい。こうした技術を持っているのは、日本、アメリカ、そしてドイツの3カ国だけである。


 こういうことから考えると日本は資源が乏しい 乏しいと言って、嘆いているのはおかしな話ではないかというのが 武田先生の説明だ。


 この YouTubeはPart1とPart2の2つの動画になっている。以下のところにある。


Part1

https://www.youtube.com/watch?v=iRW5MDhVl7A


Part2

https://www.youtube.com/watch?v=ogaB0wm3Wdw






2024年1月14日日曜日

ファクスを使用95.9% 全国の公立小中学校

  今日の毎日新聞に、FAX を使用している全国の公立小中学校が、まだたくさんあるという記事が出ていた。それによると、全国の公立小中学校の95.9%が、相変わらず FAX を使用しているようだ。


 こういう例は、公立小中学校だけでなく、全ての学校にも当てはまると思う。また、それ以外の公立の色々な施設、例えば市役所とか図書館とかそういったところでも、ファクスが使われているのではないだろうか。たとえば、病院などもファクスが相変わらず 使われているように思う。


 小中学校だけどは言わず、国として、全体にファクスを使用することを、中止するようにするのが、国全体のデジタル化の役に立つのではないだろうか。


 ひょっとすると、政府のデジタルトランスフォーメーションに文句をつけているマスコミ などにも、ファクスが相変わらず使われているのではないか?


 上にあげた記事で言っているように、ファクスをメールに変えることによって、紙代の節約にもなるし、時間の接続にもなる。他にも色々とメリットはたくさんあるように思う。 


 中には、今まで慣れていたファクスを使わなくなるのは、大変困るという方も、たくさんおられると思う。けれども、そういう方は、早くデジタル化になれるために、メールを使うようにした方がいい。そして、それは日本のデジタルトランスフォーメーションにおおいに役立つのではないだろうか。


 


2024年1月12日金曜日

大谷選手が送ってくれたグローブ

 大谷選手が小学校に送ったというグローブの写真を友人が送ってきてくれた。



友人が、神戸市の小学校の校区内の自治会長をしてる関係で、校長さんが見せてくれたそうだ。


各小学校にはそれぞれ3つのグローブが送られてきており、右手用が2つ、 左手用が1つ送られているようだ。右手用は、サイズの異なるものだとも言われているが、私には情報は入っていない。


写真を見ると分かるかも。


ネットでも出ているかと調べてみたら、結構色々のところで紹介されている。


それにしても、このグローブ、生徒みんなで使うには、どういう具合にするんだろう。


ニューバランス製ということで、あの会社の宣伝にもなっている。





2023年のタイムラインの更新情報

 2023年の私のタイムラインの更新情報が Google から送られてきた。


昨年は海外に出かけなかったので、日本国内だけの移動記録である。 


実際の移動地点は送られてきた地図に表示されている。以下のようなものだ。



報告によると新規に訪れた都市が11 都市、新しい場所が111箇所である。


動いた 移動距離は地球1周分の41%である、16,282km である。


歩いた距離は少なくて101km、車で移動した距離が8863km、電車で移動した距離が3618kmである。


この記録を見ると、私は車で移動する時間が多いよう思われる。


時々、スマホを携帯しないで移動していることがあるので、タイムラインに記入されていないケースもある。しかし、ほとんどは持ち歩いているので、おおよそこの記録は正しい。


Google がこういうようにまとめてくれて、報告を出してくれるのは、ありがたい。昨年の思い出にもなるからである。





羽田衝突 3者複合要因か

 本日の毎日新聞に「羽田衝突 3者複合要因か」という記事が出ている。


3者とは、海保機、管制官、JAL機である。記事によると、このそれぞれに問題点があるということのようだ。


海保機は、管制官の指示を取り違えて、滑走路に侵入してしまった。


管制官は、画面に誤進入んの表示があるのに、海保機の滑走路への誤進入に気付かなかった。


JAL機は、海保機が誤進入しているのに、それを視認できなかった。


この事故については、関係者を逮捕するよりも、きちんとした事故原因追求が大切だという話がある。私も、それに賛成だ。単純に、特定の個人や、数人の人たちが問題だとしてしまうのでは、複数の原因が含まれると考えられる事故では、きちんとした事故原因が、追求できないと思うからだ。


それよりももっと取り組まないといけない思うのは、人力に頼る管制システムに、さらなる自動化や、安全機能強化などがである。


今回の事故にしても、海保機の誤進入が判明しており、それが管制官の画面に表示されているとするなら、それを海保機にもJAL機にも知らせるようなことができればいいし、JAL機が侵入してくるのを止める対策も考えることが、出来るのではないのか。


また、管制官の指示を海保機が取り違えないような対策も、考えられるのではないか。さらに、JAL機のパイロット3名は海保機の誤進入を視認出来なかったようだが、視認できる機器を備えるなどの対策も考えられるのではないか。


こういう安全対策の機器は、飛行機の数は量産には向かない数なので、積極的に取り組むメーカーが少ないかも知れないが、支援費用を出しても強化すべきと思う。




2024年1月10日水曜日

家庭向けAI対局ロボット発売 「自然な弱さ」目指し開発

 本日1月11日付の毎日新聞に、表題の記事が出ている。この表題の「自然の弱さ」という視点が面白い。


最近のAIは人間を抜くような実力を備えたものが、どんどん出てくるようになった。囲碁もそうだし、将棋もそうだ。


AIが人間に追いつくまでは、単に強いプログラムを作ればよかった。


しかし、家庭向けの将棋や囲碁として、使ってもらうのは難しい。強いばかりでは、相手になる子供たちは、いつも負けてばかりで、つまらなくなってしまう。


このためには、強いAIプログラムでなく、比較的弱いものも作らないといけない。例えば、一番強いものを10の強さとすると、10段階の強さ別のものも作らないといけない。そうすると、どんなレベルの人でも、同じレベルのものを相手に楽しむ事ができる。


この記事では、何十手先も読めるものではなく、先の手を読める手数を、減らすことで、弱いものを作るという話が出ている。


しかし、将棋や囲碁の強い弱いは、そんなに単純なものではない。


人間の世界でも、この人は3段だという時、いくつかの試験をやってみて判断するとか、今、3段の人と何度か、何人かと対戦して、ある割合で勝率が良ければ、3段と認めるといったことをやっている。つまり、絶対的な評価基準がないのだ。


これを作るのは、誰も試みたことがないのではないか。大変、難しいことのように思われる。


今後、AI対局ロボットなどで、自然な弱さを作ることに工夫がされると思う。しかし、何となく、こういうことをやれば、弱くすることが出来るといったことを、積み重ねて行くことで、解決していくのではないか。


従って、絶対的な強さの評価基準は、作られないままAIロボットあ進化していくように思われる。



2024年1月9日火曜日

昨年10月の超過死亡はコロナ以前に比較して異常に増えている

 厚労省が昨年12月22日に発表した人口動態統計速報によると、超過死亡はコロナ以前に比較して大きく増えている。そのデータを追加したグラフが以下にものだ。





このグラフを見ると、2019年に比較して、2022年、2023年は超過死亡数が大きく増えていることがわかる。


このブログで、以前にも紹介したが、今回発表された10月度も同じ傾向が続いている。ただし、マスコミも、厚労省もこの出来事について全く言及していない。おかしな話である。


反ワクチン派からは、ワクチンの接種が原因ではないかという話が出ている。


また、コロナの影響で外に出る機会が減り、運動不足で、体力が衰えたのではという意見もある。


そう言えば、最近亡くなる人で、50代から70代の比較的若い人が亡くなって、ニュースになっていることが多い。今年に入って亡くなった八代亜紀さん、山崎元さん、室井邦彦さんなどがそうだ。


これらかも、超過死亡のデータに注目していきたい。




Winndows Insider Programのアップデートを久しぶりに行った

 2週間ほど前だったと思うのだが、「ディスク管理」を開こうとしたところ、

「このアプリは保護のためにブロックされました」というメッセージが出てきて、ディスク管理が使えなくなっていた。



このディスク管理が使えなくなるという問題は、ネット検索をするといくつか対処方法が書かれている。ただ、その対処方法は、読んでみるとどうも正確な対処方法と思えなかった。そのため、対処せず、そのままにしていた。


その後、Windows Updateをもとに戻せば、治るのではないかと考えて、Updateの状況を調べてみた。


私はWindows Insider ProgramのDevチャンネルの参加していたので、2週間に1度位はアップデートが行われていた。ただし、最近のアップデートはあまり問題が発生しないので、ほとんどそのアップデートの内容を確認していなかった。アップデートそのものも自動的に行われるので、注意していなかった。


アップデートの履歴を調べてみると、2023年6月でアップデートが止まってしまっている。昨年6月頃に出ている連絡で、Devを継続するには手続きをしないといけなかったようだ。Devチャンネルのバージョンナンバーが6月版のものよりも小さな数字に変更されている。従って、手続きをしないとDevチャンネルを継続できないようだ。


結局解決方法としては、DevチャンネルをCanaryチャンネルに変更するしかないようだ。


ということで、Canaryチャンネルに変更して、Windows Updateを実行してみた。そうすると、新しいアップデートが行われて、Canaryチャンネルに変更が行われた。以下がその履歴内容である。



Canaryチャンネルに変更して、新しいアップデートをインストールした結果、ディスク管理は問題は発生せず、すんなりと行える状態に復帰した。


2024年1月7日日曜日

Yahoo!プレミアムはLYPプレミアムにアップグレード!LINEの特典が新たに使える

 YahooプレミアムがLYPプレミアムに替わっているのを知った。今年に入ってからのことだ。


Yahooプレミアムのメンバーで、LINEを使用していると、全員というわけではないようだが、条件を満たしていれば、LYPプレミアムのメンバー登録が可能だ。


登録すると、LYPプレミアム月額会員費508円(税込)が、最大3カ月無料となる。登録の専用ページがあるので、そこからの登録でないと、この特典は利用できない。


LYPプレミアム会員になると、以下のような特典がある。

ー アルバムの動画: 5分以内の動画を追加

ー アルバムの写真画質: 鮮明なオリジナル画質で写真を追加

ー LINEスタンププレミアム: 1,200万種類以上の対象スタンプを使い放題

ー 会員限定フォント: LINEアプリのフォントを設定

ー 着信音: 自分好みの音楽を着信音に設定

ー 呼出音: 友だちに聴かせたい音楽を呼出音に設定

ー Yahoo!ショッピングのお買い物でポイントアップ!: 5%から7%へ


私は早速登録して、LINEスタンプの中から、私の好みのスタンプをダウンロードした。


少し、調べてみたら、1月後半くらいから登録すると、もう少し特典があるという話もネットで流れているようだ。





2024年1月5日金曜日

今年の箱根駅伝は面白かった

 今年の正月2日と3日に行われた第100回記念大会の箱根駅伝は、青山学院大が、10時間41分25秒の大会新記録で総合優勝を果たした。出雲駅伝、全日本大学駅伝、そして箱根駅伝の3大駅伝で、2年連続3冠を狙った駒沢大は、6分35秒差の2位で、青山学院大の圧勝だった。


事前の下馬評では、駒澤大の2年連続3冠は間違いないだろうというものだった。青山学院大の原監督も、駒澤大の強いことを認める発言をしていた。


しかし、それでも青山学院大の原晋監督は、恒例となっている作戦名に「負けてたまるか大作戦」を掲げた。当然、駒澤大の3冠を阻止するための作戦だ。


結果として、往路の3区までで、ほぼ青山学院大の優位が明らかになってしまった。


1区は駒澤大篠原倖太朗が区間賞を獲得する走りを見せて、いつも通り駒澤大のペースでレースは開始した。しかし、青山学院大の荒巻朋熙も、先頭集団に果敢についていき、トップとは35秒差の9位で黒田朝日に襷(たすき)を渡した。


2区はその黒田が、「前を追い抜いていくことしか考えずに走った」という区間賞の走りで、駒澤大とは22秒差の2位に迫った。


3区は、太田蒼生が「先頭に出ることが役目」という覚悟を持って走り出し、駒沢大の佐藤圭汰に7km付近で追いつき、そこから佐藤と抜きつ抜かれつの駆け引きが行われた。佐藤はエントリーされた全選手の中で10000mのタイムが最も速い選手だ。ラストスパートでは何度か後ろを振り返る様子もあったが、大田は佐藤に4秒先着した。そして、日本選手としては初めて区間タイムが1時間を切る59分47秒をマークした。


この3区までの戦いで、ひょっとして駒澤大に勝てるのではないかという思いが、青山学院大の選手の中に生まれたのではないだろうか?


それを示すように、4区の佐藤一世は、山登りの5区に引継ぐ時点で1分26秒差をつけた。5区の若林宏樹は区間新記録をマークし、往路終了時点で駒澤大とは2分38秒差がついた。


この時間差は、青山学院大の優位は明らかだが、駒沢大が青山学院大を復路で追い抜く可能性もあるかもという時間だ。


それを、復路最初の6区の山下りで野村昭夢がさらに4分17秒差まで広げたところで、勝負はついてしまった。


これ以降は、青山学院大の独走で、結局10時間41分25秒の大会新記録で総合優勝を果たした。


昨年の駒沢大は強かったが、今年もどこにも隙がないと言われるくらいに、強かったのに、最後の箱根駅伝で苦杯をなめることになった。


青山学院大の優勝については、色々言われているが、やはり、箱根駅伝にターゲットを絞った作戦が功を奏したということだろう。すべての区間がハーフマラソンクラスの長距離で、他の2つの駅伝とは全く違ったもので、青山学院大はその長距離の駅伝を制するという戦略を毎年掲げている。


その象徴が3区で、全選手の中で10000mのタイムが最も速い佐藤圭汰を、ジリジリと追いかけ、ラストスパートで追い抜いた太田蒼生の走りに見えたような気がする。この3区では、「えっ、あの佐藤選手が苦戦している?」という意外性に驚いてしまった。


レース後のコメントで、佐藤選手は、「後ろに付かれて走るのが嫌だった」というようなことを言っている。今まで、駒沢大が群を抜いていたので、後ろに付かれるという経験がなかったようだ。この佐藤選手で青山学院大に抜かれてしまったというのも、駒沢大としてはショックが大きかったのではないだろうか?


あとからの情報だが、この3区を走った太田蒼生は、特別仕様の高価な靴を履いていたようで、この靴も勝利に貢献したようだ。


さて、来年は駒沢大もこのまま引き下がってしまわないだろうから、また今年と同じような激しいレースが展開されるのではないかと期待している。


(文中、選手名などの敬称は省略した)




血糖値がモニタリングできるスマートウォッチ

 オムロンの採血不要の血糖値測定スマートウォッチというのが話題になっている。


以下の画像は、Xに出ている広告で、「オムロンの新発売のスマートウォッチは、採血不要の血糖測定が可能」と書かれている。



ただし、ネットで調べてみても、オムロンからこのスマートウォッチが新発売されたという情報を見つけることができなかった。


Amazonで検索してみると、オムロンでなくても、いくつかのメーカーから、血糖値と血圧を常時測定できるスマートウオッチというのが、販売されている。


以前から、血糖値と血圧を常時測定できるスマートウオッチがあれば、購入したいと考えていた。


しかし、両方の機能を備えたスマートウオッチということは、書かれているが、実際にはきちんと測定できるわけではなく、モニタリングが可能という物のようだ。やはり、血糖値とか血圧はをスマートウォッチで常時正確に測定するというのは、まだまだ実用化には到達していないと思われる。


ただし、現在Amazonなどで販売されているスマートウォッチでは、正確な値は測定できないが、異常値を検出するということは、あるいは可能なのかも知れない。ただ、そのレベルでは私はちょっと購入意欲がわかない。




2024年1月2日火曜日

「弱い日本」を悲観する人は、世界を知らなすぎる

 本日の東洋経済オンラインに、表題『「弱い日本」を悲観する人は、世界を知らなすぎる』という記事が出ている。以下のところだ。

https://toyokeizai.net/articles/-/723126


内容に関しては、記事を読んでもらうとして、この記事の主旨は日本はダメだ、ダメだという話が多いが、『日本はダメなのではなく、すでに「発展」というレースを圧倒的1位でゴールテープを切ってしまった国なのではないか』というものだ。


私自身もこの記事と似たような考えを持っている。


ここ30年の日本経済の評価について、収入も増えずに全くダメな時代だったという話がまかり通っています。しかし、本当にそうだったのでしょうか?


例えば、米国を見ていると、確かに国民全体の収入は増えています。しかし、物価もそれに見合った割合で増えています。よく言われているマクドナルドのハンバーガーの価格比較がありますが、米国と日本ではこの30年で大きな差が出来てしまいました。米国の物価は日本に比較すると非常に高くなっているのです。


米国での収入は平均としては増えているのかも知れませんが、貧富の差は拡大していると言われています。国民の数%の人が、大きな収入を得ており、残りの90数%の人たちの給与はむしろ減っていると言われています。


この現象は、米国だけにとどまらず、ヨーロッパ各国でも顕著なようです。


翻って、日本はどうだったのでしょうか?たしかに、給与はそれほど上がりませんでした。しかし、物価もつい直近まではほとんど上がりませんでした。日本も貧富の差の拡大は出てきていますが、それほど極端な差はありません。


つまり、日本ではこの30年間、実に安定した経済で過ごしてきたと言えます。


物価も収入も安定している国と、物価も収入もどんどん上がる国とどちらが良いのか?簡単には言えないはずです。


日本経済は良くないと言いますが、本当に良くないのであれば、日本円の評価はもっと下がるはずです。一般的には、銀行に預けるときの利子が多い国の通貨が強いはずで、日本のようにマイナスの利子を続けているのなら、円の価値はどんどん下がるのですが。


しかし、日本円はほとんどこの30年、米国のドルに比較して、下がりませんでした。


昨年中頃から、ドル円が150円を超えるので大変だ大変だと騒いでいたのですが、今はどうでしょうか?まだ、日銀はその通貨政策を変更していないのですが、変更するのではないかという噂が出回っただけで、140円近くまで、すぐに戻してしまいました。それだけ、円は強いということです。これは日本経済の強さを示していると言えます。


経済だけではなく、上にあげた記事のように、日本は世界一安全な国です。殺人などもありますが、世界で比較すると全く比べ物にならないほど少ない件数です。交通の便利さも世界に比べて格段に優れています。こんなに交通網が全国津々浦々まで出来ている国はありません。新幹線が1時間に何本も発着しているところなど、他には全くありません。


教育水準はどうでしょうか?レベルは低くありません。デジタル化は遅れていると言いますが、世界全体から見ると進んでいる方でしょう。GDPもドイツに抜かれたと言いますが、それでも世界第4位です。


日本はこの30年間、世界とは全く違った環境の中で過ごしてきたと言えると思います。本来なら、世界の流れに流されて、国の経済が右往左往するのですが、全くしませんでした。日本にいてはダメなので、他の国以降などという若い人は殆どいません。


以上のように、日本は世界に比べると、経済的二だけでなく、ほとんどすべての面で安定した国であると言えます。


だからといって、それで満足していればいいというわけではないとは思います。国を経済だけでなく、すべての面で、ますます豊かにしていくにはどうすれば良いのか。よく考えて行動しないといけないと思います。



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