2015年9月26日土曜日

Windows 10: Windows 10にアップグレードできない理由

このブログでもそうだが、私は時々友人などにWindows 10に早くアップグレードしたらと勧めている。

ところが、なかなかすんなりとアップグレードに応じてくれる人がいない。その一つの理由が、アップグレード自体はあまり心配していないのだが、「自分のパソコンに搭載しているアプリケーションがきちんとWindows 10でも動作するのか」が心配だというのだ。

更に問題なのは、アップグレード後にアプリケーションが使えなくなったときに、改めてそのアプリケーションをインストールしようとすると、バージョンアップしたので、追加の費用を払うように要求するものがあるというのだ。



確かにWindows 10のアップグレードが始まった時点では、アプリケーションが動かないとか、デバイスドライバーの不足などの話が一時出たのだが、現在はそういう問題のメッセージを見ることは少ない。

アプリケーションで問題なのは、一般的に市販されているようなアプリケーションではなく、会社の中で特別に自前で作成したというようなアプリケーションである。そういうアプリケーションはマイクロソフトのチェックがが行われていないので、Windows 10にすると動かなくなるという可能性はある。しかし、個人的に使用しているアプリケーションはほとんどが市場に流れているものなので、その心配はないはずだ。

「パソコン購入時に無償で付いてきたものだが、こういうのもWindows 10にアップグレードしても使えるか?」などという質問もあった。もともと無償提供していたのは、気に入ったら、購入してくれというアプリ作成の会社の願いなのだが、それは聞かないで相変わらず無償で使いたいらしい。ちょっと虫がよすぎるのでは?と思いたくなる。

そういうことでも、何でも、Windows 7やWindows 8.1で使用できていたアプリケーションが使えなくなったらどうするか。

まずは、アプリインストール用のCDが手元にあるなら、それを使ってインストールする。

そのインストールの際にお金を要求されたり、インストールできなかったらどうするか。Windows 10へのアップグレードは売り込みにいい機会だと変にお金を要求してくる場合には、そんな対応をする会社のアプリなどさっさと捨ててしまったほうが良い。ずっと、そういう付き合いをされることになる。

むしろ、無償のアプリケーションで良いものがいろいろ出回っているのだから、それを使うようにすれば良いのだ。無償のアプリケーションなので、有償のものに比べて劣るものだという認識があるが、なかなかどうして、いろいろと良い物が揃っている。

特におすすめしたいのが、「窓の杜」で紹介しているアプリケーションだ。「窓の杜ライブラリ」というところにいろいろのアプリケーションが紹介されており、ダウンロードできる。以下のところだ。
http://www.forest.impress.co.jp/

このライブラリにあるアプリケーションは、ウィルスがないかとか、変なアプリケーションが余計にインストールされないか、ご動作をしないかなど、きちんとしたチェックを行っている。お勧めのライブラリである。

自分の使うアプリケーションにお金を払いたくないという人にとっては、うってつけのサイトである。是非とも、自分に合ったアプリケーションを探しだして、使うことをお勧めする。

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