スマホの番号乗り換え用の番号をもらったので、次にMVNOを選択して、利用の申し込みをすることにした。
以前からMVNOつまり格安の通信サービス事業者の中でどこにしようかと検討は進めていた。この選択に役立つのが以下の価格コムのサイトだ。
http://kakaku.com/mobile_data/SIM/?cid=bb_ad_00423_SIM
このページでは「データ専用SIM」と「音声通話SIM」と分けてMVNOの比較がされている。今回使用するのは音声通話も行えるということで、「音声通話SIM」を購入するの方を参考にしてみる。
私自身の希望はもちろん価格が安いということが第一である。しかし、それ以外にも毎月のインターネット接続はそこそこスマホでも行いたい、できれば高速通信での容量が制限されないこと、といった希望があった。
結果として、DMM mobileの通話SIMプラン 1GBというのを選択した。
価格の安さという点ではDMM mobileはそれを「売り」にしているだけあってこの業界では1位か2位ではないだろうか。DTIが良い価格を最近出してきており、DMM mobileよりも安い。ただし、DMM mobileはポイント制度を行っており、毎月利用額の10%のポイントが貯まるので、それを計算に入れるとDMM mobileの方が安いと言えるだろう。
データ量についてはインターネットをよく使うのなら、3GB位を選択するのが普通だろう。しかし、私は別にモバイル通信用のルーターを持っていること、家の中で使うことが多く、その場合は家の無線LANを使うということもあり、実際のデータ使用量は比較的少ないとみて、容量は低く抑えて1GBとした。もし、この予測がはずれてもう少し大きい容量が必要なら、無料で契約を大きい容量のものに変更すれば良い。
データ量のプランで面白いと思ったのは、Freetelのプランで、「使った分だけプラン」というものだ。使用したデータ量によって料金が自動変動する。つまり、契約料を気にせずに、契約の変更を行うことなく、インターネットが使える。ただし、容量をあまり気にしないと、結果として使いすぎる心配はある。良いプランだと思うのだが、ついでに言うなら、使用したデータ量で料金が自動変動するなら、段階制でなく、1MBでいくらというような細かい段階制にしてもらいたいものだ。たくさん使うと徐々に1MBあたりの価格が下がっていくような設定も欲しい。
そのほかで私が気にしたのは、データ量の繰越しである。その月に使用しきれなかったデータは次の月の通信料に上乗せできるというもので、これがあるとなんとなく安心してデータを使うことが出来るような気がする。
価格コムのページでは楽天モバイルが人気ランキング1位になっている。こちらも人気ランキング1位だけあってDMM mobileに引けをとらない魅力のあるMVNOである。ここをやめたのは、動作確認済みの端末のリストに、Nexus 6Pが入っていなかったからである。他のMVNOでは殆どのところがNexus 6Pを確認済みで使用できるとしている。それなら、楽天モバイルでも大丈夫のはずだが、ネットの情報をもう少し調べてみたら、楽天モバイルではNexus 6Pで問題があるという話を見かけた。使用できるようにするには少し設定などで手間が掛かりそうだった。ということで、今回はなるべく問題が出ないようにした方がいいと考えて、選択肢からはずした。
DMM mobileへの申し込みは価格コムのサイトから申し込んだ。ここから申し込むと「Amazonギフト券2,000円分プレゼント」というのがあるからだ。
登録の手続きについては、個人情報や支払い方法の入力など特に問題なく進んだのだが、最後に「公的書類提出」で手間取ってしまった。公的書類というのは本人確認のために使用するもので、運転免許証、保険証とかパスポート等をいう。その中の一つをパソコン、スマートフォン、あるいはFaxで提出するというものだ。
パソコンで申込手続きをしているので、そのまま免許証の画像をアップロードして送ろうとした。ところが、これがエラーになってしまい、どうしても送れない。あきらめてスマホで送ろうとしたが、これもいくら時間をかけても画像が送れない。パソコンで申込手続きをしているのに、ここでエラーが出るとは意外だった。結局免許証の画像を印刷して、Faxで指定の電話番号にそれを送付した。
この最後の「公的書類提出」で手間取らなければ、10分か20分ですむところを1時間以上かけて申込手続きを完了した。
現在、DMM mobileのサイトで「申し込み」をクリックすると、「DMM mobile ご利用手続き中」という表題で契約内容が表示されている。私のメールアドレスでこのサイトにログインしているからだが。