9月29日に孫文記念館に行ってきた。直ぐ近くに明石海峡大橋がかかっている。
この場所は写真を撮影する場所として有名なところだ。特に夕日とか朝日をバックに、孫文記念館と明石海峡大橋を一緒に撮るという構図は、なかなか良い。
明石海峡大橋が建設されるにあたって、孫文記念館は元あった場所から移動させられた。そのおかげで、明石海峡大橋とのあわせ技を撮影で使うことができる。
我々は歴史で孫文について習う機会は少ない。明治以降の歴史は教科書には書かれているのだが、歴史の授業時間がなくなってくると、現在に近い部分は習わないで終わる傾向にある。
だから、教科書には孫文のことは書かれていると思うのだが、彼が日本と関係していたことを知っている人は少ないのではないだろうか。特に神戸とは関係が深い。孫文は革命を計画して実行するのだが、その際に亡命先として日本を選んでいる。その経由地として神戸があり、その際に滞在したということのようだ。
明石海峡大橋は、1998年に使用開始された。全長3,911mの吊橋で、兵庫県の舞子と淡路島の岩屋をつないでいる。計画の最初では、鉄道と道路の併用橋として考えられたこともあったが、建設費や地盤の問題などを考慮して、道路だけの橋となったようだ。
孫文記念館に行くのは、JR西の舞子駅で降りれば、10分もかからないで歩いていける。便利なところにある。大阪からでも1時間もあれば楽に行くことが可能だ。
今回は夕方に友人と飲み会を計画しており、その前の時間に行くことにした。もしかしたら、夕日が沈むところが撮れるのではないかと期待して行ったのだが、残念ながら時間切れで夕日が海に沈むところは撮れなかった。
孫文記念館はちょうど明石海峡大橋のたもとにある。そのあたりは舞子公園になっていて、よく整備されている。海岸縁にあるので、釣り人がたくさん釣り糸をたれていた。しばらく見ていたのだが、小魚が良く釣れていた。駅から近いし、釣りをする人にとっても穴場なのかもしれない。
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