2020年11月14日土曜日

大相撲の場所数は減らしたほうが良いのでは?

 今場所は横綱二人は初日から休場、そして大関二人は途中休場だ。


この他にも怪我で休場する相撲取りは多い。


3場所続けて休場の横綱二人は問題外として、残りの関取は怪我で休場すると容赦なく番付が下がる。大関は二場所負け越すと大関陥落だ。


最近の相撲を見ていて思うのだが、場所中に怪我をする関取が多い。怪我をするようなのは、受け身の練習ができていないからだと冷たい意見もあるが、いくら受け身の練習をしていても、怪我をする危険はつきまとっている。


怪我をしていても休んでいるとどんどん下に番付が落ちていくだけなので、それなら出たほうが良いと判断して出てくる関取が多い。しかし、怪我を押して出てきていると、怪我が十分治らないので、さらにその怪我を悪化させるとか、他の怪我を誘発する危険がある。


本来は、相撲取りには万全の体制で相撲をとってもらいたいものだ。どのスポーツでも怪我を押して試合に出てくるというスポーツは少ない。


相撲の場合、怪我を押して試合に出てくると、怪我が治るのに数場所かかることになる。その間は、十分な体ではないので、いい成績を収めることもできない。相撲取りが怪我をしたときには、十分な治療時間をもたせるようにするべきなのではないだろうか。


私はこの根本原因として、年間の場所数が多すぎる気がする。


昭和20年頃は年に二場所くらいだった。もっと昔は、「一年を十日で暮らすいい男」という具合に、十日間相撲を取ればそれで良かった。


昭和20年以降、場所数は3場所、4場所と増えていき、今は年に6場所である。明らかに働きすぎと言える。これでは怪我を治療する暇もない。


年間四場所くらいに減らすことで、相撲取りは怪我をしても、十分に治療をする時間が取れて、体制十分の体で相撲を見せてくれるようになるのではないか。


かつてはあった公傷制度の復活というのもあるが、それよりは場所数削減のほうが良いのではなかろうか。


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