2020年11月2日月曜日

米国のコロナウイルスの死者数と年間の死者数の比較

 最近、日本では今年の死亡者数が例年に比較すると、減っているという話を聞いた。コロナウイルス対策でいろいろと健康に注意をするので死亡者数が減っているとか。ネットでもそういう記事があると思うのだが、調べていない。


日本だけでなく、海外でも同じことが発生しているのではないかと、目を海外に向けて、それと同じことが起こっているかを調べてみた。


まずは、米国ということで、調べ始めたのだが、なんと年間の死亡者数というのがネット上でなかなか見つからない。日本語のサイトでは探すのが難しい。英語で調べてみた。


やっと見つけたのが以下のところだ。国連のサイトである。

https://population.un.org/wpp/Graphs/DemographicProfiles/Line/840



そこに出ている(グラフを出すのにも手間取った)死亡者数の推移のグラフが上のものだ。


本当はきちんとした数字もこのサイトで入手できるのだが、取り敢えず概数で良しとした。


グラフで見ると、死亡者数は4百万人を超えたあたりということになる。


ではコロナウイルスによる死亡者数はどのくらいか?「米国 死者数 コロナウイルス」でググってみると、すぐに出てくる。



23.1万人(231,000)だ。


今年も昨年同様死亡者数は4百万人いるとすると、コロナウイルスで死亡する人の割合は、


23.1 / 400 =0.05775


つまり、コロナウイルスで死亡する人の割合は、米国全体での死亡者数の6%弱ということになる。


これはどういうことか?


コロナウイルスで死んだ数が多いというのだが、実は死亡者数の全体から考えると6%位の割合であることがわかる。こんな数字なら、ほかの病気で死んだ人の数のほうがコロナウイルスで死んだ人よりも多いということはありえそうだ。


今年の結果が出るのは、もっと先のことになるので、死亡者数に関しては、米国でも増えていないのではないだろうか?外出しない分、交通事故やその他の死亡原因での死亡も減っている可能性が高い。どうだろうか?


時間があれば、米国だけでなく、ヨーロッパなどに関しても調べてみて報告したい。




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