2020年11月6日金曜日

最近のコロナウイルス、欧州の状況

 最近、欧州では感染者数が増えているという話をニュースで聞く。感染者数が増えているので、夜間のバーなどの営業時間の規制をするという話も聞いた。


私はもともと感染者数でコロナウイするの状況をとらえるのは間違っていると考えている。PCR検査そのものが感染していない人まで、感染者としてとらえてしまうものだから。唾液中にコロナウイルスがいても、本人が高熱を持っているなど、発病している現象を持っているなら別だが、持っていない場合は、それは単にコロナウイルスが唾液にたまたま入っていただけで、発病していないので、感染しているといえない。


ということで、欧州でも死亡者数で確認してみた。いつものOurWorldInDataのサイトから欧州の主要国の死亡者数の状況のグラフを入手した。以下のものである。



このグラフを見ると、ヨーロッパの中央部、南部に位置している国々(スペイン、フランス、イタリア、英国、ドイツ)は8月中旬ごろから死亡者数が徐々に増えてきているのがわかる。第2波の来襲と言ってもいいかもしれない。


それに対して、ヨーロッパでも北国のデンマーク、スウェーデン、フィンランドは少し増加傾向もあるが、一応定常状態で、最近では減ってきている国もある。


どうも、ヨーロッパの北欧と言われている国々と、その他の国では死亡者数が一桁違うくらい差が出てきているようだ。


北欧のスウェーデンは従来から、ロックダウンなどを行わず、学校の閉鎖は行わず、お店も開店時間制限をできるだけ規制せずに、コロナ対策を実施してきた。そのやり方は徐々に評価されてきている。


ただ、上のグラフを見ると、そういうコロナ対策が功を奏したというよりも、地域的な差が大きいのではないかという気がしてきた。日本や韓国などがヨーロッパ各国に比べて、死亡者が一桁か二桁少ないのと同じ、地域差の問題ではないかと。


ただし、その差がつく理由は全くわからないが。



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