2015年5月10日日曜日

Windows 10は最後のOS?

The Vergeの5月7日の記事によると、マイクロソフトはWindows 10は最後のOSになると言っている。

最後のOSということは、今後Windows OSを作らないという意味であるが、Windows 10をサポートしないということではない。Windows 11とかWindows 100とか言ったOSを作らないということで、今後はWindows 10をアップデートして行くことを継続するという意味である。



この話の根拠は、マイクロソフトが先週開催したIgniteコンファレンスでマイクロソフトの社員のJerry Nixonが、たまたま「マイクロソフトはWindows 10をリリースしようとしており、Windows 10はWindows OSの最後のバージョンで、今も我々はWindows 10開発に取り組んでいる」と明言したからである。

さらに、Nixon氏はWindows 8.1をリリースした時には、既にWindows 10の開発が始まっていたと言っている。(今回のWindows 10の場合には次のバージョンの開発が始まっていない)そして、新しいOSのバージョンを開発するよりも、Windows 10を定期的にアップデートしていく方向であると。

つまり、マイクロソフトは数年ごとに実施てきたWindowsの大きなバージョンアップを行わず、今後は継続的に定期的なアップデートを行っていくという大きな方向転換を行ったということである。

これについてはマイクロソフトの広報担当もこれを認めている。

Windows 10はデスクトップ向けにこの夏リリースされ、その後、タブレット向け、スマホ向け、Xbox向けなどが今年後半にリリースされることになっている。

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