これを改めて気がついたのは、Chromecastでパソコンの画面をテレビの画面に表示した時だ。
つなぎ方は簡単で、HDMIケーブルを購入してきてパソコンのHDMI出力端子とテレビのHDMI入力端子をケーブルで接続するだけだ。ただし、パソコンの画面をHDMIに出力するよう設定しないといけない。さらに、テレビ側もHDMI入力端子からの映像を画面に出力するように設定しないといけない。
パソコン側の設定に関しては、Windowsのバージョンによって少し異なるが、Windows 8では以下のところに説明がある。
https://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/tips/windows/windows8/022/default.aspx
この説明にあるように、接続ケーブルはHDMIケーブルでなくても、パソコンの映像出力端子とテレビの映像入力端子にうまく合うケーブルがあれば接続は可能である。さらに信号のコンバーターもあるので、費用をかければ接続が可能なこともある。
ただ、写真が綺麗に見えるというレベルの話をする上では、どちらもHDMIであることが必要だ。そうでないと、画質も落ちる。
つまり、パソコンとテレビがお互いデジタル信号で接続されている時だけ、画像が劣化せず、表示されるからだ。
それなら、HDMIインターフェースを持った通常の液晶ディスプレイでも綺麗に見えるはずと思うかもしれない。
残念ながら、パソコン用の液晶ディスプレイは表示される画像を綺麗に見えるように設定していない。そのためには、自分で液晶の画面のプライトネスとかコントラストなどを調節しないといけない。
ところがテレビではその画面の調節が事前に行われており、きれいに見えるように設定されている。
私もデスクトップパソコンで三菱の液晶ディスプレイを使用しているが、設定は工場出荷状態のままなので、テレビに接続して見る画面に比較すると画質は落ちる。
更に、テレビの中でも東芝のテレビの画面が他社のものに比べると格段にきれいだ。もともと、テレビ画面そのものでも、他社のものに比較するときれいなのだが、パソコンと接続してみると更にそれがよく分かる。
どうしてかと考えてみると、パソコンとテレビを両方共本格的に取り組んでいたメーカーは日本の中でも東芝だけである。さらに、パソコンにテレビのチューナーを組み込んで、パソコンでテレビを見るようにしたのも東芝が最初だ。そんなところが、影響しているのではないだろうか。
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