2015年5月21日木曜日

Windows XPを使い続けていた東京電力

あまり大きなニュースになっていないのだが、東京電力は会計検査院から指摘を受けて2018年まで使い続ける予定でいたWindows XPをWindows 7もしくは8などに更新するようだ。私は海外の記事で見つけたのだが、日本語の記事は以下のところに。
http://www.marketnewsline.com/news/201504221022000000.html



東京電力は経費削減のために、Windows XPを2018年まで使い続けて、36億円の費用削減と計画していた。そのパソコンの台数は半端でなくて、4万8千台という。(写真はJapan TimesTimesの当該記事から)

福島原発ではいろいろと費用がかさむので、それを節約しようという気持ちは分からないではない。しかし、マイクロソフトがサポートをやめて、その外部からの攻撃の危険性を問われているWindows XPをずっと使い続けるという考え方は、安全性に関する危機意識が未だに欠如していると言われてもしかたがないように思える。

ネットで検索した限りでは、この問題に関して日本の大手新聞のWebサイトではどこも報道していなかったように思われる。この手の記事にはその筋から出さないように暗黙の指示がかかっているのだろうか。livedoorのサイトは記事の題名だけは出ているが、詳細はリンク先が既に記事を削除したようで、読めない。

最近はあまり話題に出ていないが、Windows XPからのアップグレードの問題は、東電だけでなく、多くの企業でそのまま放おっておかれているというのが少なくないのではないだろうか。この問題は、その会社が企業防衛に対する危機意識が低いと思われても仕方がないことなので、早急な対策が必要である。。


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