中国の武漢でコロナウイルス騒動があったのは、今年の春のことだった。
このコロナウイルス騒動で、中国は武漢市全域を閉鎖してコロナウイルス対策を行った。その後、中国ではこのような大きな騒動は発生していない。
日頃から中国の報道はあまり信用できないのだが、もしその他の都市で同じようなレベルでコロナウイルスが蔓延したら、都市閉鎖を実行するだろう。
中国はコロナウイルス対策として、日本でいうCOCOA(コロナウイルス接触確認アプリ)を全国民に強制的に実施している可能性がある。日本のように個人情報保護などと言って文句言うと、早速警察が飛んできて厳しく取調べを受けると思われる国だ。誰も文句を言わずアプリをスマホに入れているのではないだろうか?
ただ、こういうことがやれているということは、コロナウイルスの対策としては良い。国民は感謝しても、文句は言わないのではないだろう。
中国の武漢でコロナウイルスが流行ったときには、5万人を超える感染者、3869人の死亡が報告されている。武漢の人口は1100万人くらいと言われている。
この数字で計算すると、0.035%という数字である。
東京都の死亡者数は358人(8月29日時点)である。人口が1400万人くらいなので、死亡者の割合は0.0026%という数字だ。日本でいうと死亡者数は1254人。人口は126百万人。死亡者の割合は0.001%である。
だから、武漢の当時の状況は、日本の状況の10倍ほど死亡率が高かったと言える。
米国は今でも毎日百万人あたりの死亡者数が2.8人くらいあるので、武漢に比較すると一桁以上悪い数字だ。
つまり、武漢であれほど騒いだのだが、死亡者数を考えると、武漢の騒動は米国など欧米諸国に比べると、一桁レベルが違うくらいの軽いものだったと言える。
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