2020年8月13日木曜日

コロナウイルスの死者数を熱中症死者数と比較する

 今年は梅雨が長かった分、暑い日が続くのは限られていると思うのだが、それでも熱中症にかかる人は多いと思われる。


上の表が厚労省が公表している熱中症による死亡者の推移である。表はもう少しデータが有るのだが、表示するには多すぎるので、低年齢と年次の古い部分を削除している。

この表を見るとわかるのだが、平成30年の死亡者は1581人で、そのうち65歳以上が1288人、全体の81.5%を占める。

現在入手できるデータとしては、一番新しいデータで平成30年のものなので、昨年と今年のデータはない。

コロナウイルスの死亡者数と比較してみる。コロナウイルスの死亡者数は1063人(8月13日付)である。熱中症が高温の日が続く3ヶ月間の死傷者数だとすると、格段に熱中症のほうが死傷者数は多い。

それと、意外に思ったのだが、65歳以上の人の割合が、たぶんコロナウイルスよりも異常に高い。年寄りは暑い日には家にいるものだと思っていたのだが、そうではないらしい。90歳以上の方もたくさんおられる。

コロナウイルスでこんなに騒ぐのだったら、老人は暑い期間中は外に出ないで、クーラーを入れて静かにしていろなんていうメッセージを出しても良さそうなものだが。死亡者数を観てみると、期間を考慮するとコロナウイルスに対して4~5倍位の死亡者数だ。

熱中症は注意していれば問題ないが、コロナウイルスは他人からうつされるので心配だというのはまあ納得だが、それにしてもコロナウイルスを恐れ過ぎではないか? 


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