昔撮った写真をフィルムでも現像した写真としてでも持っている人はまだ多いと思う。
数年前に亡くなった親父の撮った写真をパソコンに取り込むのに、フィルムスキャナーを購入した。KenkoのKFS-500という製品である。このフィルムスキャナーを使用して、100本くらいのフィルムをスキャンしてパソコンに取り込んだ。殆どが、白黒の写真である。このとき同時に私が撮った白黒写真も取り込んだ。モノクロの写真がいかに少ないか、やはり最近のデジカメで撮るほど手軽に写真を撮れなかったからということになる。
カラー写真のフィルムに関しては、その時時間がなくて、スキャンしなかった。
今回、フィルムスキャナーを改めて取り出したのは、自分が昔撮ったカラー写真をフィルムからパソコンに取り込もうかと考えたからだ。
たまたま最初に取り出したのが、フィルムとそのフィルムから現像した写真がセットになって、アルバムに収められているものだった。
フィルムスキャナーを使ってスキャンをしようとしたのだが、さっそく問題にぶつかった。KFD-500に付属していたスキャン用のアプリケーションがパソコンにインストールされていない。Windows 10をインストールし直したのが原因だ。やむなく、そのアプリをインストールすることにした。幸いなことに、購入したときにハードディスクのCDの内容を保存しておいたので、それを使用して、アプリケーションをインストールした。KFS-500に付属していたCDを探してインストールしていたら、探す時間だけでも大変だったと思う。スキャンのアプリケーションはMediaImpressionというソフトである。
フィルムをスキャンし始めて、その画像が良くないのに気がついた。どうもフィルムが長期保存の影響でその色がおかしくなっているようだ。あるいはフィルムスキャナーのせいかも知れないが。
そのフィルムで現像した写真を見ると、そちらの方が色が良いのに気づいた。
それなら、フィルムをスキャンするのではなく、現像した写真をスキャンしてパソコンに取り込んだほうが良いかも知れない。しかし、写真も見た目にはわからないかも知れないが、色変わりしている可能性もある。
さてどうしたものか、思案中だ。現像した写真を取り込むほうがはるかに時間は少なくてすむ。しかし、フィルムからの画像はもともとの画像ということで捨てられない気がする。
2018年7月18日水曜日
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