2020年5月31日日曜日

コロナウイルスの第二波は来るのか?

最近、コロナウイルスの第二波がくるくると騒がしい。

特に北九州市で感染者が10数人出たときから騒がしくなって、とうとう北九州市は図書館や公園などをまた閉鎖してしまった。

しかし、こういう状況でも政府は二度目の緊急事態宣言は出さないと思う。もともと、緊急事態宣言は出したくなかったのではないだろうか?

それを示しているのが、5月29日にだされている「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020年5月29日)で、「緊急事態宣言前に感染のピークが来ていた」という説明がある。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000635389.pdf(p.15)

私はマスコミが騒ぎすぎたので、やむなく緊急事態宣言を出したということだろうと考えている。

専門家会議内容を示す会議録が撮られていないという話があるが、これだけまとめられて提言として公開されているのであれば問題はないのではないだろうか。会議録で誰がどういうことを喋ったということが明らかになれば、それはそれで問題が出てくる。自由な発言ができる環境を保っているということも、重要なことである。

今後のシナリオとしては、いかにしてパニック状態になっている世論を平常の状態に持っていくかということにつきる。

これに関しては、今までの政府のやり方を見ていると、しっかりと手を打ってくるのではないだろうか?誰がその中心になって指揮を取っているのか?興味深いところである。もちろん、安倍首相では無いことは明らかだた。安倍首相も優秀な官僚をよく使っているということになるのかな。まあ、これもコロナのおかげで気づいたことだが.

以下に、ヨーロッパと日本、台湾などの3日移動平均で示す死者数の推移のグラフと、ヨーロッパの国を除いたアジアの国だけのグラフを示しておく。いずれも、「Our World in Data」のサイトから作成したグラフである。ヨーロッパとアジアの国々の死者数の違いが歴然とわかる。






2020年5月30日土曜日

dマガジンでクロスワードや数独を楽しむ

dマガジンを愛用している。人気の雑誌が定額で読み放題というのが売りだ。この「人気の雑誌が定額で読み放題」というのは、楽天やAmazonなどいろいろのところでやっている。価格も読むことのできる雑誌数などもいろいろで、どれが良いか迷うものだ。私はいくつか試してみたのだが、今の所dマガジンを有料で愛用している。楽天やAmazonなどは追加料金無しで、現在持っている権利で無料なのだが。
https://magazine.dmkt-sp.jp/



どのサイトも読み放題と言っているのだが、実際にはそうではない。月額400円くらいでいろいろの雑誌や週刊誌がすべて読めるなら言うことなしなのだが。

実は、どの週刊誌でもそうなのだと思うのだが、肝心の読みたいと思う記事が読めないケースが有る。週刊誌なら目次が出ているのだが、その記事が抜けているのだ。まあ、その記事を読みたいなら、実際に購入してくれということなのだろう。この手のサービスは雑誌などを購入するための宣伝、誘い水なのだ。

さらに、実際に読めるようになる時期が、その発行日より少し遅れるものがある。これも有料で購入するのと差をつけているということなのだろう。

ただ、そういう問題があっても。このサービスは利用する価値は十分あると思っている。

記事はもちろんなのだが、私は週刊誌などのなかにあるパズルなどを楽しんでいる。私というよりは、妻のほうが楽しんでいると言っていいだろう。

パソコンで読むのだが、パズルなどはパソコンの画面をコピーして、それを印刷して読むことにしている。こういうパズルは、パソコン画面では鉛筆で記入するということが出来ないので、容易に楽しめない。紙に印刷することでじっくりと楽しめる。1週間とか1ヶ月間でかんがえてみると、かなりの量のパズルを楽しんでいる。

パソコンの画面をコピーするのは簡単で、「PrintScreen」キーをクリックすれば、スクリーンショットはとれるのだが、それを保存する手間が必要なので、好きになれない。私は「WinShot」というアプリを使っている。これは「Ctrl + Shift + F9」という組み合わせで、アクティブなウィンドウ画面を指定した場所の保存してくれる。
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/winshot/

あとは、「XnView」で必要な部分をトリミングして、それを印刷する。
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/xnview/

雑誌や週刊誌の中には、クロスワードや数独などのパズルが掲載されている。こういうパズルのページはだいたいは公開されていて、読めるようになっているので、それを印刷して楽しむということである。

2020年5月29日金曜日

中国広州のレストランでのCOVID-19の発生報告(CDCのサイトから)

中国の広州で1月24日に同じレストランで食事をした3家族のCOVID-19の感染状況の報告が米国CDCのホームページに掲載されている。もともとは中国広州疾病管理予防センター広州越秀地区センターの報告である。

1月23日に家族Aが武漢に旅行して、広州に到着。家族Aうちの一人が感染していたようで、家族4人で食事をした。その時に近くにいたのは家族Bと家族Cです。その位置関係は以下のようなものだ。空調の風向きなども表示されている。


結局上の説明図にもあるように、家族Aの4人、家族Bの3人、家族Cの2人、合計9人がCOVID-19に罹った。

発症時期から考えて、家族Aの一人がCOVID-19に罹っており、家族Aと家族Bのメンバー全員と家族Cの2人に感染させたと考えられる。ただ、それぞれの家族の1名に感染させて、その後、それぞれの家族に感染したということも考えられる。

レストランにはこの3家族以外にも客が入っていたのだが、感染者を出したのはこの3家族だけだった。3家族が同席した時間はほぼ1時間位。

それぞれのテーブルの間隔は1mを超える距離があった。しかし、エアコンによる強い気流があり、ウイルスを運んだ可能性が高いと結論づけている。

レストランでのウイルスの蔓延を防ぐには、テーブルの間隔を広げ、換気を改善することを勧めている。

こういう具体的な感染経路の報告があると、対策も立てやすいと感じた。

また、中国はコロナウイルスの情報を流していないと言われているが、こういう報告が出ているのもあるようだ。その報告が米国のCDCのホームページに転載されているというのも、意味があるように思う。

2020年5月27日水曜日

Zoomのバージョンを確認して、最新版をインストールする

最近、Zoomはそのバージョンアップをよく行っている。セキュリティの不足を言われていたので、その対策を行っているようだ。Zoomを立ち上げた時に、インストールしてアップデートしてくださいというメッセージが出てくる時がある。その時はしっかりとアップデートすることをおすすめする。

通常の場合にも、時々自分の使用しているZoomが最新版なのかどうか確認して、アップデートしておくことをおすすめする。

まず、Zoomを立ち上げる。



このZoomホーム画面で、右上にあるプロファイルアイコンをクリックする。(赤の矢印で示している)


プロファイルのリストが出てくるので、その中から「アップデートを確認」をクリックする。


Zoomのバージョンが最新版の場合には、「最新の状態を保っています」という表示が出てくるので、確認して「閉じる」をクリックすればよい。
更新しないといけない時には上の画面のように「更新可能」の画面が表示される。ダウンロードが自動的に開始される。


ダウンロードが終了すると上の画面が表示されるので、『更新」をクリックする。更新が開始される。



更新作業中は上の画面が表示されている。その後、更新が終了すると画面は自動的に消えてしまう。以上で、更新の作業は終了である。本当に更新しているか確認するには、上の手順で確認できる。


2020年5月26日火曜日

ロキソニンは二日酔いに効くか?

ロキソニンというのは、鎮痛剤ですね。Wikipediaによると、「変形性関節症、慢性関節リウマチ、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎、筋肉痛、腰痛、急性上気道炎、歯痛、手術後の鎮痛」に効くとあります。

ただし、肝機能や腎機能などに重篤な障害を持っている方が、飲むと問題になるようです。通常の薬局で購入できますが、薬剤師に使ったかどうかを確認されます。

このロキソニンを二日酔いの時に飲むという話が有りました。多くのお医者さんが二日酔いの際に、それを覚ますために飲むということのようです。


この間、一般社団法人日本臨床研究学会が、「ロキソニン®の二日酔い症状の緩和効果」を検証するための臨床試験を実施し、ロキソニン®が二日酔いに伴う「頭痛」の緩和に有効であるという結果が得られたことを発表しています。

この臨床試験は、クラウドファンディングで費用を捻出したとのこと。被験者は日本全国の医者から募り、約200名の応募があったそうです。これに理由があって、『臨床研究数で世界から後れをとっている日本の医師たちに、「臨床研究を自身で体験して身近なものとしてもらいたい」との思い』というものです。

この200名の医者を2つのグループに分け、一つのグループには本物のロキソニンを、別のグループにはブラセボ(偽物)を与えて、効果があるかを試験したようです。ブラセボまで作って実験するとは、なるほどお金をかけるだけあって、本格的です。

偽物でも二日酔いに効く薬だと言われていると、効くと感じる人達がいるので、それを考慮するためにぶらせ簿を使っています。(「無作為化二重盲検プラセボ対照試験」)

で、その効能ですが、完全とは言いませんが、大部分の方には効能が出るようです。ただし、頭痛に対してであり、「全身倦怠感」と「吐き気」の症状改善効果については、ロキソニン投与の群と、ブラセボ投与の群で差は認められなかったとか。

この実験に参加した医師の一人の感想ですが、二日酔いになろうというのがなかなか難しかったということです。二日酔いになることはよくあるのだが、いざ二日酔いになって、薬を飲むということは大変で、手間隙かかったようです。

ロキソニンは常用するのは良くないと言われています。まあ、毎日二日酔いということはないでしょうから、常用するということにはならないと思いますが。

2020年5月25日月曜日

Google検索の新機能 ー 本人が動画で回答

Google 検索で著名人を検索すると、その人に関してよく聞かれる質問に、本人が動画で回答する新機能を、Googleが追加した記事を、「週プレ」で読んだ。ホリエモンとひろゆきの話の中で、出てきた。

ホリエモンとしては、いろいろの人から同じような質問を受けるので、それに代わって、自分が回答している動画を表示してくれるのはありがたいという。

早速、試しに「ローラ」で検索してみた。たしかに出てきました。ローラが「すぐに良い気分になるのはどの曲ですか?」などという質問に答えていた。


有名なアーティストやアスリートが動画で答えてくれると言うので、それなら「ホリエモン」はどうかと確認してみたが、そういう動画は出てこなかった。「週プレ」の記事でも自分(ホリエモン)を検索しても、そういう動画は出てこないと言っていたので、やはりという結果である。

それではということで、いろいろ私の思いつく人の名前を検索して、「本人が動画で回答」が出てくるか調べてみた。しかし、私が思いついた人物ではまったく表示されなかった。

後でもう少し詳しくこの機能について調べてみると、長友などサッカーの選手などでは、表示されることがあるようだ。

それなら、海外ではどうなのか?米国の有名人などでこういう動画が表示されるか調べてみたが、またもや全く表示されなかった。日本だけの機能なのかも知れない。

「本人が動画で回答」というのは、一見面白そうだが、結局これは受けないのではないかと思う。ローラの回答する動画を見たのだが、わざわざこのために動画を作成しているようにみえる。こういう作業を手間ひまかけてあらゆる芸能人やスポーツマンにできるわけがない。しかも、わざわざ作った動画には面白みが欠けている。

既にネットに流れている動画の中で、いろいろな質問に答えているものがあり、それをピックアップして流すのならわかるのだが。よく考えてみると、そういう動画でネットで流れているものとか、テレビなどで流れたものというのは少ないのではないだろうか。「徹子の部屋」などのような番組だと、ひょっとして見つかるかも知れないが。

2020年5月24日日曜日

ビデオ会議ZOOMにはスマホとパソコンで参加する

コロナウイルスのおかげ(?)でビデオ会議が盛んだ。私もZOOMミーティングをこの2ヶ月間の間に10数回開催している。参加しているZOOMミーティングもいくつかあり、先日は敬遠していたZOOMでの飲み会にも参加してしまった。これも意外と病みつきになるかも知れない。

ZOOM会議に参加するには、マイクとカメラ付きのパソコンが必要だ。カメラがなくても参加可能だが、やはりせっかく会議に出席するのに自分だけ顔が出ていないというのは、なにか寂しい。

いまだにコロナウイルスのおかげで、Webカメラはなかなか手に入らない。

このブログでもWebカメラの代用として、使用済みのスマホをWebカメラとして使用する方法を紹介したことがある。もし、以前使用したが使っていないスマホがあるなら、この紹介した方法で、スマホをマイクとカメラの代用として使用できる。

しかし、スマホは一台しか持っていないという人もいるだろう。そういう場合には、パソコンとスマホの両方でZOOM会議に参加するのが良い方法だ。

ただし、パソコン側の音声出力を最小に落としておく必要がある。これをしておかないと、会議での音声がパソコンから出てくるので、それをスマホのマイクが拾い、スマホを通して会議にその音声が入ってしまう。この減少をハウリングというのだが、これを防止しておかないと、ピーピーとうるさい音が会議の中を駆け巡り、参加者全員に迷惑をかけてしまう。

このスマホとパソコンの両使いでは、ZOOM会議用の音声と自分の画像はスマホで、そして全員の姿や画面を共有での画面表示にはパソコンを使用する。

この方法は意外と簡単にできて、便利なようだ。ただ、スマホとパソコンの両方からZOOM会議に参加しないといけないというのが手間である。

この応用で、パソコン2台で参加するとか、タブレット・スマホで参加するとか、いろいろの応用編も考えられる。

コロナウイルスで不思議に思うこと(その3)

(5)なぜ、感染者数だけを取り上げて、死者数を取り上げないのか
最近は死者数を取り上げて、多い、少ないを評価する報道も見られるが、以前は死者数など言及することもない報道が多かった。
感染者数が多くとも、死者数が少なければそれほど問題視することもないのだが。これは旧来からのインフルエンザの状況がわかっていないという問題とも関連する。
「感染してしまったら、私は必ず死ぬ」と確信して話をした友人がいると、妻が言っていた。大半の人がコロナウイルスに対してそういう感じになるのかも知れない。
しかし、よく数字を見てみると死者数は少ないことがはっきりしているのだ。
ひょっとしたら、報道が読者や視聴者の受けを狙って、恣意的に感染者数を取り上げて、不安を煽っていたのかも知れない。そうだとすると、報道機関の罪は大きい。
日本におけるコロナウイルスの死者数は非常に少ない。

(6)なぜ、自分の住んでいる地域の感染者数や死者数を知らないで不安に思うのか
コロナウイルスの話を友人とする時に、日本で何人死んでいるかおおよその数で知っているか?と聞くと、ほとんどの人が知らない。死者数だけでなく、感染者数に関しても知らない人が多い。どの新聞も放送局もコロナウイルスの報道をする時には必ずと言っていいほど感染者数が何人だというニュースを流すのだが。
感染者数が増えていますという報道だけで、大変だと思ってしまうようだ。どうして、きちんとした数字をとらえないで、不安に思うのか?

(7)なぜPCR検査数が少ないというのか?
PCR検査数が少ないという話は専門の医者もそういう発言をする人がいる。確かに高熱が数日間続いた場合に、PCR検査を受けられないというのは不安である。ひょっとしたらコロナウイルスにかかっているかも知れないのに、検査できないのだから。
私もコロナウイルスが日本に入ってきた時に、PCR検査の実態をよく知らないで、韓国がPCR検査の検査を大々的にやっているという報道を見て、どうして日本でもPCR検査の機器をもっと増やさないのかと考えていた。検査をすることで、コロナウイルスの実態がよく分かると思ったからだ。
ところが、PCR検査をやるには結構手間がかかり、それに医療関係者が駆り出されて、結局本来の医療業務を行えなくなってしまうということを聞いて、それでは余計なPCR検査をやるのは良くないなと思った。さらに、PCR検査は時には検査を担当する人に感染してしまう危険がある。そして、PCR検査でコロナウイルスにかかっていると判明するに時間がかかり、患者を判定する精度は7割程度だということが分かった。つまり、PCR検査は本当はコロナウイルスにかかっているのに、見落とすことがある。そして、本当はコロナウイルスにかかっていないのに、かかっていると誤って判断される場合がある。
実際には、日本にはCT検査機が海外に比較してたくさんあり、CT検査機がある病院では、CT検査機に患者さんをかけることにより、肺炎が発生しているかどうか、確認しているようなのだ。こちらの方の精度はPCR検査に比較すると格段に高い。


2020年5月23日土曜日

コロナウイルスで不思議に思うこと(その2)

(4)なぜコロナウイルスによる死者数や感染者数を今までのインフルエンザのと比較しないのか

コロナウイルスが流行る前には、インフルエンザに関しては全く気にしていなかった。しかし、2月頃に米国でインフルエンザが流行しており、死者が1万人以上出ているという話を聞いた。
コロナウイルスが流行り始めた頃に、今までのインフルエンザではどのくらい感染者とか死者数がいるのか気になってきた。米国でそんなに死んでるなら、日本でもインフルエンザで毎年かなりの人数が死んでいるのではないかと考えたからだ。それとコロナウイルスによる感染者数とか死者数と比較したくなったからだ。

ところが、そのインフルエンザの毎年の感染者数と死者数に関する情報がなかなか探せない。それでも探してみると、以下のところが見つかった。

(a)最新の季節性インフルエンザの状況 - 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/000574838.pdf

(b)国立感染症研究所 インフルエンザ関連死亡迅速把握システム
https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-m/2112-idsc/jinsoku/131-flu-jinsoku.html

(c)東邦大学看護学部社会疫学研究室研究室ブログ
https://www.lab.toho-u.ac.jp/nurs/socio_epidemiology/blog/dqmvu90000000d2i.html

(a)と(b)は結局同じ内容のデータで以下のような内容にまとめられている。


(c)はもう少しはっきりとグラフで示されている。


いずれにせよ、年間3000人くらいの人がインフルエンザでなくなっているのだ。さらに、(a)と(b)で示された超過死亡という考え方で言うと、大都市圏だけで毎週400人くらいの人が亡くなっている。年間にすると1万人以上の方が亡くなっているのだ。

ここで注意を喚起しておきたいのだが、死亡者数というのと超過死亡者数というのは別のものである。厚生省のサイトでも説明されているが、「超過死亡とは、インフルエンザが流行したことによって、インフルエンザ・肺炎死亡がどの程度増加したかを示す、推定値」である。

上にあげたインフルエンザの年間死亡者数3000人、あるいは超過死亡者1万人という数字に比較して、コロナウイルスの今までの死者数はまだ1000人にもなっていない。もう5月が終わろうとしている段階での数字だ。インフルエンザの数字に比較すると少ないことは一目瞭然である。

今年のインフルエンザの感染者数とか死者数は上にあげたサイトで報告されている。それと今回のコロナウイルスの数字を比較した新聞やテレビがどこにもないのは不思議なことだ。単に国民の恐怖心を煽っていると言っても良いのではないだろうか。不思議なことだ。



2020年5月21日木曜日

特別定額給付金の申請をオンラインで行ったが、ミスをしていた

昨夜、8時頃に市の福祉担当者から電話があった。特別給付金の申請の件で電話をしてきたと言う。

銀行に振り込んだので、確認してくれという電話かと思ったのだが、違っていた。数日前に手続きをしているので、もうそろそろ振り込みがあっても良いかなと思っていたのだが。

申請には私の子供一人も入れて、3名で申請したのだが、子供の分は受け取れないと。受け取れるのは住民票に載っている人だけだと言う。子供は大学生なので、扶養家族になっている。だから、扶養家族の分も申請する必要があると考えていたのだ。しかし、子供は住民票を移しているだろうから、別に受け取ってくださいという話だった。

私の全くの勘違いである。絶対に間違えていないはずだと確信していたので、がっかりというところだ。家族を記入する欄があったので、その時、一瞬、誰の名前を書けば良いのかなと思ったのだが。当然、マイナンバーカードと住民票で連携が取られていれば、自動的に名前が入れられていたはず。そういう事もできていないということだ。多分、パソコンの画面では、住民票に書かれている人の名前を記入するようにという指示が出ていたはず。私の見落としと勘違いである。

それにしても、夜の8時に電話してくるとは?そんな時間まで残業(?)をして、特別定額給付金の手続きのチェックを行っているようだ。多分、日本のいたる所で、こういう作業が行われているのだろう。

この作業にもお金が結構掛かるのだろう。大変なことである。早く、簡便に国民一人ひとりにお金を支払えるシステムづくりをしておく必要があるだろう。これもコロナのおかげの一つかも知れない。たぶん、きちんとシステム作りが出来る予算が、来年度にはつくのではないだろうか。

コロナウイルスで不思議に思うこと(その1)

(1)なぜ日本では感染者数も死者数も少ないのか
最近、この不思議に関してはいくつかのところで記事が目につくようになった。私は3月頃から「Our World in Data」や「Worldmeter」などのコロナウイルスに関連するデータを見ていたので、これに気づいていた。しかし、コロナウィルスが出回り始めた2月中旬ごろは、いつものインフルエンザだろうとのんきに構えていたので、それに気づかなかった。

これに気づいて、初めてこの事実をブログで報告したのが、3月29日である。このブログに載せてあるので、3月まで逆上ってもう一度目を通してもらうと確認できる。

この原因に関してはいろいろの人たちが言及しているが、納得行く回答は出ていない。本日も神戸大の岩田健太郎教授がTwitterでコメントされていたが、わからないようだ。

日本人だけなら、まだ説明がつくかも知れないのだが、アジア全体で比較しても、欧米諸国とは一桁以上の差がある。


上のグラフを見るとその状況がよく分かる。アジア、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ、オセアニアの各地域でのグラフだ。アジアとオセアニアは値が小さすぎて、この形のグラフでは見えないくらいだ。

(2)なぜ自衛隊には感染者がでないのか?
自衛隊はダイアモンド・プリンセス号でコロナウイルス騒ぎが起こった時、3千人ほどの隊員が船内に入って、治療活動にあたった。詳細はNHKの以下のところに詳しい。
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/31928.html

この記事にあるように、『河野防衛大臣は「自衛隊からは1人も感染者を出さない」と述べ、対策の強化を指示。薬の仕分けをする際にも、防護対策として、ガウンやヘアキャップを付けるようにした。』とある。これには神戸大学の岩田健太郎教授が投稿したYoutubeを河野大臣が見て、その提言に従ったというおまけまであるようだ。

その後、沖縄県などで自衛隊員のコロナウイルス感染者が数名でてきたという報道があった。だから、今まで全く感染者がいないというわけではない。

しかし、それにしても自衛隊のコロナウイルス対策は際立っている。その防疫体制が素晴らしいのはわかるのだが、詳細は報道されていない。軍事機密なのかも。

それに引き換え、米軍の方は空母とか潜水艦でもコロナウイルス感染者が多数出ている。沖縄では数千人の規模で感染者が出ており、死者も出ている。しかし、その実態は沖縄県や日本政府には知らされていないようだ。日本の報道機関でこれを発表したところはない。軍事機密なのかも。

(3)K-1イベントの結果(感染者数)はなぜ報道されないのか?
3月22日に県知事などの反対を押し切って強行されたK-1イベントだ。正確には「「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~」である。RIZINの主催である。

この開催に関しては、SNSなどで非難轟々の意見が溢れ出た。報道機関も一斉に非難めいた記事をだした。県知事や西村大臣なども中止するよう要請したが、決行された。

しかし、結果はどうだったのか?一部報道で、発熱者が出たというような記事が出たのだが、結局これぞK-1観客の感染者だというのは出てこなかった。

参加者は6500人と言われているので、本当に感染が発生するというのなら、多数の人が感染し、ひょっとすると死者も出ていたかも知れないのに。

3月22日に開催だから、感染したとわかるのは1週間後から2週間後だろう。この頃の厚生省の発表データを調べてみると、感染者が急激に増加したという報告はない。かつ、この頃はかなりの高い率で感染経路も分かっていた。だから、もしK-1で多数の感染者が出たのなら、はっきりと分かったはずである。それがなかったということは、どういうことなのだろう。声高に開催中止を要求した人に聞いてみたいものだ。

国がデータをごまかしているのだろうという話が出てくるのは分かっている。が、本来、国は多数が集まる集会を開催することに注意を出していたので、もし本当に感染者が多数出たのなら、その結果を公表していたはずなのでは?


2020年5月20日水曜日

コロナウィルスのおかげ ZOOM会議

コロナウィルスは世界中至るところで、人類に被害を与えている。

しかし、コロナウィルス騒動が起こったために、良くなったことも色々と出てきた。

最近、私も始めたZOOMによるビデオ会議もその一つである。

ビデオ会議なのだが、私はこのビデオ会議をもう数十年も前に体験している。しかも、それを毎週実施していた。私が会社に勤務していた頃のことである。

実は私が所属していた部門は、東京近辺の4カ所くらいに別れて事務所があった。部門の連絡会議を行う時には、それぞれの事務所の担当者が集まらないといけない。

これは実は大変なことで、東京近辺と言っても、それぞれの事務所の距離はかなり離れており、どこに行くにしても1時間はかかるという距離だった。つまり、会議を行う場所にいる人以外は、会議をするのに往復2時間以上の使っていたわけである。

これはたまらないということで、直接会って行う必要がない場合には、ビデオ会議でやろうという提案があった。当時のビデオ会議はインターネットのない時代だったので、準備するのが大変だった。通信回線は衛星回線を使用したと記憶している。それぞれの事務所に衛星放送受信の設備が用意されていた。当時としては画期的に設備だったのだが、あまり使われていなかった。ビデオ会議をするという我々の組織のような要求があまりなかったのだと思う。会議に出席するメンバーがそれぞれの事務所で、設備のおいてある部屋に入り、その部屋に一つだけあるテレビ画面を見ながら会議をするというスタイルだったと思う。不便な時代だったが、面白い経験をしたものだ。

ということで、ビデオ会議は経験していたのだが、それ以降やる機会がなかった。衛星放送の設備などを使って会議をするというのも今ではあまりないと思う。あるとすると、予備校の授業くらいだろう。相当前から予備校では有名な先生の授業を全国の拠点に放送しているというのが宣伝されていた。今でも衛星放送による授業はやっているのではないか。

最近になってZOOMが流行っているという話も聞いていたが、私の知り合いには、いまさらZOOMをやろうと言っても、乗ってくる人はいないと思っていた。私自身はLINEやSkypeを使って子どもたちとはビデオ電話はやっていたのだが。大勢でビデオ会議という発想はなかった。

私は、定期的に集まっていたわけではないが、高校の同期会の6,7名の幹事メンバーで時々集まって食事会をやっていた。この食事会がコロナのおかげでやれなくなってしまった。このメンバーの一人が、ZOOMを使って会議をやらないかと持ちかけてきた。食事会をやりたいができないので、その代わりにと。幹事の間でいつもメールだけでいろいろの話をやり取りはしていたのが幸いした。

私はZOOMで会議をやろうとメールで話しかけられた時点では、我々メンバーの中で参加できる能力のある人はあまりいないのではないかと考えていた。つまり、会議はうまく開催できないのではないかと思ったのだ。確かにZOOM会議を開催してみると、1,2名参加できずにいた人がいた。しかし、意外なことに、大半のメンバーは参加することができた。カメラ、マイク付きのノートパソコンを全員が持っていたのがよかった。さらに、ZOOMへの入り方が意外と簡単で、アカウントを登録するとか、アプリをインストールしておくとか、事前にやっておかなくても参加できるのが良かった。

特定のURLが会議の主催者から送られてくるので、それをクリックして、それ以降出てくる画面の指示に従って、操作をしていけば、簡単にZOOMに参加できる。

今では、メンバーの中の何人かは、ZOOMやパソコンのこともあまりわからないのに、それぞれ別のグループで、ZOOM会議を主催している。もちろん、メンバーの中の私ともう1名がいろいろとサポートしているというのもあるのだが。

この経験をもとに、誰でもほぼ問題なく参加できると感じて、私も私の付き合っているグループでZOOM会議の開催を考えた。グループはいくつかあり、それぞれのグループにZOOMで会議をやろうと持ちかけ、今では会議を毎週行っている。皆さん、外出することを抑え込んているストレスを、これで解消しているようだ。

まあ、そろそろコロナウイルスによる外出規制もなくなるようなので、ZOOM会議を開催する機会も減ると思う。しかし、この経験でいつでもZOOM会議ができるようになったのはありがたいことだ。

以下に「Our World in Data」で作成した、百万人あたりの感染者数の推移、及び百万人あたりの死者数の推移のグラフを示しておく。アジアの数とその他の地域の人数にあまりにも差がありすぎるので、一つは米国、ドイツ、フランス、スエーデン、日本の5カ国のグラフで、一つは日本、中国、韓国のグラフを作成した。(2020-05-20日付データ)
(画像はマウスのポインターを持っていくと拡大されます)

百万人あたりの感染者数の推移(日本、米国、ドイツ、フランス、スエーデン)


百万人あたりの感染者数の推移(日本、中国、韓国)


百万人あたりの死者数の推移(日本、米国、ドイツ、フランス、スエーデン)


百万人あたりの死者数の推移(日本、中国、韓国)




週刊SPA「日本ではコロナは怖くない」小林よしのり

今週号(5月26日号)の週刊SPAの小林よしのり氏の「ゴーマニズム宣言」の記事は、日本のコロナウィルスに対する意見がまとまっていて、しかも私の意見とほぼ同意見なので、ぜひとも読んでもらいたいと思った。(カッコ内は私の追加コメント)

表題は「日本ではコロナは怖くない」である。



「新型コロナウイルス恐怖症」は、医師や感染症の「専門バカ」が権威化して、マスコミが疑いを挟むことなく報道し、国民が恐怖に囚われて、政府を突き上げることになってしまった。

日本で緊急事態宣言を出すのは「早すぎる」と思っていた。死者数が100人にも達していない時状況で、庶民の生業を営業停止、倒産などに追い込み、経済の首を絞める宣言をだすのは早すぎた。

国民を縛ってくれと叫び、自由はいらないと言い、コロナの「恐怖」で全体主義国家になってしまった。

泣く泣く店を閉めたり、廃業に追い込まれている店主を見て、気の毒に思わないのだろうか?

新型インフルエンザは日本に入ってきた時に、1年で約2000万人が感染した。直接死は198人で海外に比較して異様なほど少なかった。その時米国の死亡者は1万2000人である。日本人の死亡者数は世界でも特別に少ない。(つまり、今回のコロナウイルスでも同じ状況なのだ。日本は世界とは異なるということをベースに対策をしていくべきだ)

ワクチンと治療薬が開発された今でも、インフルエンザに日本人は毎年1000万人が感染して、3000人以上、関連死を含めると1万人が死亡している。(びっくりするほどの死者数だが、今のところ誰もこれについては気付きもせずに過ごしている。コロナウイルスはこれに比較すると少ない。現在でも1000人を超えない死亡者数で、年内にインフルエンザの死亡者数をこえるはずがない)

羽鳥モーニングショーでは、新型コロナの致死率はインフルエンザの20倍という中国の研究者の発表を報じていた。北大の西浦教授の試算では海外の流行をもとに1人が平均2.5人を感染させるという仮定をもとに、国内d42万人が死亡するなどと言う。(西浦教授は最悪の事態を想定して計算しているので、こういう数字になっただけで、彼がことさら恐怖を煽ったわけではないが、その数字が使われてしまった。羽鳥モーニングショーだけでなく他の番組でもコロナウイルスの恐怖を煽るような報道が続いている)

グローバリズムに脳が侵された者たちは、日本の特殊性や日本人の優越性を認めない。国民性に気づいていない。東京も2週間後には今のニューヨークになると叫んでいた。ドイツを見習え、韓国を見習え。(こういう話を叫んでいた人や報道はたくさんあった。しかし、今でも全くそういう状況になっていない。緊急事態宣言がでたからそういう状況にならなかったとは思えない。出さなくてもこういう状態だったと考える)

日本には日本の「国民性」や「医療システムや「医療機器の技術力」があり、その総合力で、新型コロナの死亡者数を奇跡的に抑え込んでいる。(握手やハグをしない、手を洗う、マスクをする、土足で家に入らない、きれいな水が容易に手に入る、など他国にはない衛生観念、衛生状態が昔から備わっている)

新型コロナ対策は、「集団免疫」を作ることと、治療は重傷者のみに集中し、死亡者を減らすこと、の2つに絞るのが良い。(集団免疫が成り立つのかどうかは、まだ判明していないと思っている。集団感染をめざしたスエーデンでは現在のところ、あまりいい結果が出ていないので。しかし、経済疲弊ででてくると考えられる死者数と比較するとやはりスエーデンのやり方は正しいように思う)

日本ではPCR検査のような不確実なものに依存しなくても、CT検査で確実に肺炎を見つけることが出来る。(他国に比較するとCT検査装置の数は多いが、十分かと言われるとよくわからない。亡くなった岡江さんや志村さんも早くCT検査を受けていたら、亡くなっていなかったか?この点はまだ定かではない)

インフルエンザも完全な治療薬というものはない。新型コロナのっ治療薬が開発されるまでの間、経済の首を締め付けるなんてバカなことが出来るはずもない。感染しても死ななきゃ良いのだ。自粛を止めて、経済を回せ。

以上、記事の中から肝心な点だけをピックアップして、取り上げてみた。コロナウイルスの怖い点は、ある日突然感染していた人が急死するので怖いという話を聞く。(橋下元大阪府知事と山中伸弥教授の対話から)この点は本当に怖いのだが、それで経済封鎖をするかと言うと、それはないのではと考えてしまう。やはり、恐怖心が判断力を落としてしまっているように思うのだ。こういう場合にこそ、恐怖心に怯えることなく、落ち着いた対応をするべきなのだが。そうでないと、水鳥の羽音に驚いて、戦いもせずに逃げ出してしまった、平家のようなことになってしまう。



2020年5月18日月曜日

コロナウィルスのおかげ

コロナウィルスは世界中至るところで、人類に被害を与えている。

しかし、コロナウィルス騒動が起こったために、良くなったことも色々と出てきた。

その一つが今回の検察庁法改正を政府が今国会で成立を諦めたことだ。其の大きな原因の一つが、SNSによる反対運動だったことである。

Twitterで「#検察庁法改正法案に講義します」に380万もの投稿があった。これがほかのにもいろいろの理由があると思うが、政府が今国会での成立を諦めた理由の一つと言われている。

今まで、この手のSNSでの抗議で政府が法案の成立をやめたという例はない。法案成立だけでなく、その他の政府の動きに制止をかけたものもなかったと思う。

現在、在宅にいる機会が多いこともあり、TwitterなどのSNSの活動は活発である。それも投稿数が大きくなったことの原因だろうが、今後、SNSでの発言というのが、政治に対して大きな影響を与えるきっかけになったのではないだろうか。

こういうことが一つ発生すると、これからもまた同じような抗議行動が発生して、拡大するきっかけになる。大勢の人が、あの時効果があったのだから、今度も、と考えてしまうだろうから。

以下に「Our World in Data」で作成した、百万人あたりの感染者数の推移、及び百万人あたりの死者数の推移のグラフを示しておく。アジアの数とその他の地域の人数にあまりにも差がありすぎるので、一つは米国、ドイツ、フランス、スエーデン、日本の5カ国のグラフで、一つは日本、中国、韓国のグラフを作成した。

百万人あたりの感染者数の推移(日本、米国、ドイツ、フランス、スエーデン)


百万人あたりの感染者数の推移(日本、中国、韓国)


百万人あたりの死者数の推移(日本、米国、ドイツ、フランス、スエーデン)


百万人あたりの死者数の推移(日本、中国、韓国)




2020年5月17日日曜日

適量とは?「適量を適当な量と読んだ妻」仲畑流万能川柳

毎日新聞には仲畑流万能川柳というのがあり、毎日楽しませてもらっている。

本日の毎日新聞に載っていた、表題の「適量を適当な量と読んだ妻」というのを見た妻が、私もそう思っていたと言った。えっ、それでいつも料理がまずかったのかとそうは考えなかったが、割といい加減に料理をしていたというのが分かった。まあ、料理を作ってもらっているものとしては、文句の言える立場ではないが。

私は「料理に適した適度な量」と読んでいたのだが、それで正しいのかどうか、気になってきた。


そこで、ネットで「適量」と検索すると、いろいろと情報が出ていました。

クックパッドの場合には、「適量とは」という表題で、説明がされています。

中でも「Sakura factory」の「適量?意外と知らないレシピの分量」というのが詳しい。

「適量」だけでなく、「少々」、「ひとつまみ」、「ひたひた」、「かぶるくらい」、「たっぷり」の解説が写真付きで解説されている。
https://www.sakura-factory.jp/415.html

詳しい情報はそちらを読んでください。

私はあまり料理をしないので、こういう言葉は知っていても今まで気にしていなかった。川柳を詠んだおかげ?で勉強になりました。

2020年5月16日土曜日

Python: 平方根を求める

Pythonの勉強をしている。本来、私はプログラミングをやったことはあるので、勉強していない人よりはわかりが速いはずと思っている。

しかし、よる年波には勝てず、記憶力が衰えてきており、Pythonで使用されている関数とか、いろいろのことが覚えられない。

そこで、簡単なプログラムを作りながら、Pythonを覚えていこうと思っている。まずは、平方根を求めるプログラム。

-------------------------------------
# X の平方根を求める
x = 3
#
rootnew = x
#
for i in range(10):
    root1 = rootnew
    root2 = x/root1
    rootnew = (root1 + root2)/2
    print(root1, rootnew, root2)
---------------------------------------------

平方根を求める方法では、学生時代にニュートン法という方法で平方根を求めた。詳しい説明はここでは省く。「ニュートン法」で検索するといくつかの説明のサイトが出てくるので見てもらいたい。

今回利用したのは京都大学の学生用Python教育の資料である。
「プログラミング演習 Python 2019」で検索するとでてくる。喜多一先生が作らたものである。私は資料の最初の部分はよく知っていることなので、読み飛ばして、早速プログラムが書かれているところを読むことにした。コンピュータの理解が乏しい人は読んでおくと良い。

プログラムを入力して、走らせると以下のような結果が出てくる。
xの値を色々変えてみると、それぞれの平方根が求まる。

======================= RESTART: C:\Work\kkex2.py ====================
3 2.0 1.0
2.0 1.75 1.5
1.75 1.7321428571428572 1.7142857142857142
1.7321428571428572 1.7320508100147274 1.7319587628865978
1.7320508100147274 1.7320508075688772 1.7320508051230272
1.7320508075688772 1.7320508075688772 1.7320508075688774
1.7320508075688772 1.7320508075688772 1.7320508075688774
1.7320508075688772 1.7320508075688772 1.7320508075688774
1.7320508075688772 1.7320508075688772 1.7320508075688774
1.7320508075688772 1.7320508075688772 1.7320508075688774

上のリストから見て、4回ぐらいループさせると、1.7320508という値が表示される。手書きで計算すると大変なところだが、Pythonを使えば瞬時に解が出てくる。

もちろん、Pythonは
 3**(1/2) 
ですぐに 「3」 の平方根を計算してくれるので、いちいちPythonでプログラムを作る必要はないのだが。

>>> 3**(1/2)
1.7320508075688772

私はプログラミングが面白いのは、結果を表示するための理屈を理解して、それをプログラムするところだと考えている。だから、どうして平方根が計算されるのかというのを理解するのも一つのプログラミング学習だ。
以下、それぞれの行に説明を入れてみた。

-------------------------------------
# X の平方根を求める        
x = 3              まず、xを3にする。
#
rootnew = x           rootnew を xと同じ値にする。
#
for i in range(10):        以下の4行の操作を10回繰り返す。
    root1 = rootnew root1 を rootnewと同じ値にする。
    root2 = x/root1 x を root1 で割って其の結果をroot2 に入れる
    rootnew = (root1 + root2)/2  rootnew は root1 と root2の平均値にする
    print(root1, rootnew, root2)  root1、rootnew、 root2 を印刷する
---------------------------------------------

リストの下の4行の操作を繰り返していくと、root1 と root2 の間隔がだんだん狭まってくる。その感覚の中に  rootnew はあるので、rootnew の値も正しい 3 の平方根の値に近づいてくる。 もちろん、root1 も  root2 も平方根の値に近づく。
つまり、root1 と root2 の値も、rootnew の値に近づいてくる。

root2 = x/root1

の式を見れば良い。限りなく root1 と root2 が近づいてくるので、
x = rootnew**2
という結果に rootnew の値が近づいてくるのだ。

3の平方根は小数点以下無限に続く無理数なので、永遠に算出することはできないのだが、実用上は意味のある小数点以下の数字を得ることが出来る。

面白いことに x = 4 の場合でも、root1, rootnew、root2 の値はすぐに 2.0 にならず、数回の繰り返しで値が固定する。

==================== RESTART: C:\Work\kkex2.py ======================
4 2.5 1.0
2.5 2.05 1.6
2.05 2.000609756097561 1.9512195121951221
2.000609756097561 2.0000000929222947 1.9993904297470284
2.0000000929222947 2.000000000000002 1.9999999070777095
2.000000000000002 2.0 1.9999999999999978
2.0 2.0 2.0
2.0 2.0 2.0
2.0 2.0 2.0
2.0 2.0 2.0
>>>

2020年5月14日木曜日

特別定額給付金の申請をオンラインで行った

本日、特別定額給付金の申請をオンラインで行った。

年金生活者なので急ぐ必要もなかったのだが、オンライン手続きがどのくらい便利かというのを早く実感したかった。本来は必要な人に早くつくように考えて、年金生活者などは後回しでも良いのだが。我が家はいまだに学生生活をしているのがいるので、まあ許していただこう。

オンラインの手続きは、各市町村のサイトでアクセスする場所がわかるはずである。なかなかそれが探しにくいので手間取ることがある。



実際にオンライン申請をしてみてわかったのだが、「ぴったりサービス」というところにアクセスするのが良い。各市町村のサイトから、結局この「ぴったりサービス」に行き着く。



画面の下の方に「地域を選んでください」というのと「検索方法を選んでください」という表示がされており、この「地域を選んでください」で郵便番号もしくは都道府県名と市町村名を入力すると、検索方法を選ぶ画面のところに、「特別定額給付金」の表示が現れる。もともと選ばれている「ぴったり検索」で検索された結果だ。

「特別定額給付金」をクリックすると、下の方に「この条件で探す」というのが赤いラベルで表示されるのでそれをクリックする。

「特別定額給付金」が表示されるので、「申請する」をクリックする。

ここで「マイナポータルAP」のインストールが必要というコメントが出る。そして、「マイナポータルAP」をインストールを促す。私はブラウザはChromeを使用している。Chromeの場合、拡張機能として用意されており、それをインストールした。ブラウザによってそれぞれ異なる「マイナポータルAP」が用意されているのだろう。

この他に当然のことながら、事前にマイナンバーカードとその読み取り装置が用意されていることが注意書きに書かれている。

申請を開始すると、まず「マイナポータル」への利用者登録をする手続きが示される。この事前登録にはマイナンバーカードとそのパスワードが必要だ。


そこでやっと「マイナポータル」のサイトに入って、特別定額給付金の申請を行える画面が出てくる。

「申請はこちら」というラベルをクリックすると、申請の手続きが開始される。

私は実際に手続きをやってしまったので、その詳細手順は示せない。途中、ステップごとの画面を撮っておけばよかったのだが、それをやらなかった。

以下は、その手続での操作で気づいたことである。

マイナンバーカードを読み取って、自分の名前などを確認するのだが、ふりがなを入力するところに漢字が入ったりするので、注意が必要である。きちんと入力したとしても、次の確認画面で違っていたことがあった。私の確認ミスかも知れないが。

メールアドレスを聞かれるので、入力しておいたほうが良い。申請した内容がメールで送られてくる。

手続きは一気にやってしまうつもりで行うものだが、途中でそれまでの内容を保存できるので、それは可能な限り実行しておくと良い。私は途中でネット障害があって、入力を継続できなくなってしまった。保存しておいたおかげで助かった。

そういう場合、「ぴったりサービス」のサイトで、画面上の方に「申請再開」というのがあるので、それをクリックし、保存しておいたファイルをアップロードすると、入力したデータが入れられた状態の画面が表示される。問題が発生した場所にきちんと戻ってくれるわけではないが、入力データは全て入っているので、「次へ」をクリックしていくだけで、もとのところに戻れる。

申請の終了直前に、公的個人認証情報の署名用暗証番号の入力を要求されるので、事前に用意しておいたほうが良い。それよりも前に、券面事項入力補助情報のパスワードも求められた。

申請が終了したら、画面に申請内容をダウンロードするためのラベルと、登録したメールアドレスに申請内容を送付するラベルが表示される。私は念の為、両方ともクリックしておいた。

以上、申請時に気がついたことを列挙してみた。

2020年5月12日火曜日

Zoomで自分の名前を変更する方法

ここでは、パソコンでのやり方を説明します。タブレットやスマホの場合にもやり方は似ていると思うので、類推してやってみてください。

(1)ブラウザでZoomのホームページに行きます。
     https://zoom.us/
サインインの状態になっている場合には(3)の画面になっているので、そこから始めてください。



上の画面が表示されているので、「サインイン」をクリックします。

(2)サインインの画面が表示されます。


上の赤の四角で囲った部分に示すように、
 (a)メールアドレスとパスワードを入力して、「サインイン」する方法と、
 (b)GoogleやFacebookのアカウントを利用して「サインイン」する方法
があります。

それぞれのサインインの詳細については説明を省略します。

また、サインアップ(アカウントの登録)をしていない場合には、画面右上の「サインアップは無料です」をクリックして、ササインインする前に、インアップを行ってください。このサインアップのやり方の詳細も省略します。

(3)サインインすると以下の画面が表示されます。


「アカウントの管理」をクリックします。

(4)「アカウントのプロフィール」が表示されます。


「編集」をクリックします。

(5)「アカウント名」と「アカウントエイリアス」が変更できる画面になります。

(6)新しいアカウント名を入力したら、「変更を保存」をクリックします。

以上で手続きは終了です。

Zoomは時々名前の変更だけでなく、いろいろの設定の変更方法などを変えているので、このやり方がうまく行かなくなった場合には、コメント欄にその旨コメントしていただくとありがたいです。

日本のコロナ対策は「ジャパニーズ・ミラクル」と見られている

5/10(日) 午後9:00-午後10:10に放送されたNHKスペシャルの「新型コロナウイルス 出口戦略は」は、時期を得た放送だった。

私はその放送を知ったのは昨日のことで、既に放送は終わっていたのだが、NHKプラスで見ることができた。

出席された方々、それぞれにいい話をされた。中でも、WHOのシニア・アドバイザー進藤奈邦子先生の話は、私が今まで考えていたことが間違っていなかった事がわかり、ホッとした。

NHKスペシャルでの発言をまとめると、以下のようになる。
・日本では相当早い時期から患者が発生したにも関わらず、非常に低いレベルで抑え込んで来ている。これは世界的には、「ジャパニーズ・ミラクル」と言われている。
・この原因としては、
  (1)世界から仰ぎ見られるような感染症の専門家がおり、陣頭指揮をとっている。
  (2)以前から国民の高い衛生意識、感染症に対する理解がある。
・「検査の遅れ」と言うのは間違い。日本の戦略的検査を、私たちは高く評価している。

特に私が気に入ったのは、PCR検査に関するものだ。PCR検査に関しては、多くの方、特にマスコミが、「量が少ない、対応が遅い」などという批判をされている。私はPCR検査に関して言えば、日本はうまくやっていると思っている。WHOでもそう考えているようだ。
さらに、PCR検査に関しては、東洋経済オンラインで『「PCR検査せよ」と叫ぶ人に知って欲しい問題』という表題の記事が出ており、ウイルス専門の西村秀一医師が現場から発信されている。この記事もPCR検査の量などの妥当性を認めている。

更に進藤先生の言葉で気に入ったのは、日本の対策が「ジャパニーズ・ミラクル」と呼ばれているというのだ。実に誇らしい気持ちにさせられる。

このNHKスペシャル「新型コロナウイルス 出口戦略は」は再放送予定があり、以下の通り。
 (NHK総合1・東京) 5月14日(木) 午前0:50~午前2:00
 (NHKBS1)5月16日(土)午前10:00~午前11:10

以下に進藤先生が最初に語られた話を筆記したものを載せておく。なお、文章は口語体の文を読みやすい文体に手直ししている。

************************************
日本では相当早くから患者さんが発生したにもかかわらず、非常に低いレベルでずっと抑え込んできています。こういう現象は、世界的に見ると、ほぼ奇跡と見られていたわけです。

この理由は、私として考えますのは、日本には、世界からも仰ぎ見られるような感染症の専門家がおられる。その方たちが、陣頭指揮をとって来られたこと、これがまず一つ成功の理由だと考えています。
それから国民の高い衛生意識、そして感染症に対する理解、これは毎年のインフルエンザを通してもよくわかってきたことですけれども、これがきちんとしていたことが、理由ではないかと考えています。

こんなに素晴らしいあの日本の対策なんですが、さきほどの死亡者を見ていただいたので分かると思いますけど、欧米諸国に比べて圧倒的に日本では死亡が少ないこと、これはインフルエンザのパンデミックでも見られたことなんですけど、世界からはジャパニース・ミラクルみたいに考えられています。

緊急宣言は出さなければいけなかったことの背景に関しては、今、尾見先生から伺いました。日本では、SARSあるいはMARS(中東呼吸器感染症症候群)ですが、こういったこと(が原因)で、言ってみれば本土決戦になったことがなかったわけです。お隣の韓国はMARS、そして中国や台湾、シンガポールではSARSの大激震を味わっています。ですから、いったんこういう感染症が出た場合、国民の人たちの注意度、あるいは参加が十分に行われていたわけです。

ところが日本はこれだけあの人口が多く人の移動も多い国ですし、世代によってはあの時声(?)がなかなか届かないような場所もあるわけです。そういうところに十分な注意喚起ができなかったことを背景に、(緊急事態宣言を)出たされなければいけなかったのかと思います。このショック療法が、国民の中で行き渡って、今や皆さんがこの先を見つめているという状況なので、解放に向かって、積極的あるいは建設的な対策が立てられるのではないかと私たちの方は期待しています。ただ、この(PCR)検査の遅れというのは、私たちは間違ってると思ってまして、日本の戦略的検査は高く評価しています。
************************************

2020年5月9日土曜日

自動車税のクレジットカードでの納付をやってみた

自動車税納税通知書(東京都)が回ってきた。

その通知書の封筒の表にも「パソコン・スマートフォン等からクレジットカードでも納付ができます。」と書かれている。

封筒の中にも、「令和2年度 クレジットカードでの納付方法について」というシートが入れられていた。

5月初め頃に送られてきていたのだが、コロナウィルス騒ぎで納入するのがおっくうで、出かけていなかった。そこで、外出せずに済ませられる、クレジットカードでの支払いをやってみるかということになった。

「令和2年度 クレジットカードでの納付方法について」のシートには、スマホ用にはQRコードが用意されており、それをQRコードリーダーで読み込めば、「都税クレジットカードお支払いサイト」は簡単にたどり着ける。

しかし、パソコン用にはURLが書かれておらず、「都税クレジットカードお支払いサイト」で検索して、サイトを表示した。



このサイトの問題点は、まず説明が長々と書かれていることだ。説明をきちんと読んでもらわないといけないうことなのだろう。しかし、読み進んでいっても、なかなか手続き開始のところに到達しない。このページには納税手続きの開始へのリンクがないのかと疑ったほどである。

クレジットカードを使用すると、手数料が余計にかかる。さらに納税証明書の発行に時間がかかる。こういう説明が長々と続く。



やっと最後の方になって、この書類を読んだことを確認するボタン(チェックボックス)と「同意して次へ」というラベルが表示される。

納付番号など必要な情報を入力すると、納税額と手数料、そしてその税金とが表示される。

あとは、クレジットカードの情報を入力するページが出てくるので、それにクレジットカード情報を入力して、支払いを行うことができた。

私の車の場合、税額が34,500円、決済手数料が292円、決済手数料にかかる消費税が29円、合計34,821円であった。

普通にコンビニなどで支払う場合には手数料などはいらないので、余計にお金がかかったことになる。ただ、クレジットカードで支払うとポイントが付くので、そのポイントと比較すると支払手数料は殆どの場合、少ない。つまり、クレジットカードで支払った方が得をするということである。


「国の感染症対策が弱体化」を共産党iの田村智子議員が昨年4月に指摘していた

昨年4月に国会で共産党の田村智子議員が、感染症対策の人員が減っていることを指摘して、人員強化を求めたことが、最近のFacebookで流れていた。

調べてみると、国会での質疑応答が記事になっており、また動画にもなっていることが分かった。

記事は以下のところにある。
https://www.tamura-jcp.info/minutes/2019/0423094809

動画は以下のところから。
https://www.youtube.com/watch?v=q9LTMiuq-tQ&feature=emb_rel_pause

田村議員がコロナウィルスの蔓延の発生を予期して、感染症対策の強化を求めたわけではない。今年行われるはずだった東京オリンピックを考えると、沢山の人が日本に来るので、そういう状況で感染症が流行したら大変なことになる。だから、感染症対策のために、国家公務員の感染症関連の人員の強化を求めたのだ。

東京オリンピックで浮かれている時に、感染症対策など全く誰の頭になかったのではないだろうか。私も全く思いつかなかった。

この田村議員は、あの桜を見る会の問題を指摘した田村議員である。こういうような問題提起を出来る能力は素晴らしいものがある。たぶん、田村議員だけではなく、彼女をリーダーとしたグループの成果だろう。

感染症対策は専門家の充実というのも一つの施策である。ただ、それ以外にもいろいろ対策をしないといけない面が、今回のコロナウィルス騒動で見えてきた。そうした対策を地道に実行して行くことが大切である。

2020年5月7日木曜日

ZOOMによる講演会に初めて参加してみた

昨日、デイサービスや看護師向けの講演会が内々で開かれたのに参加してみた。私は特に介護関係の仕事をしているわけではないのだが、関係者ではあるので参加の資格はある。

受講したのは介護にも関係している医療関係者で、約20名ほどが参加した。ただし、映像を大きなテレビ画面に映し出して講演を聞いている方もたくさんいたようで、全体の人数はわからない。

講演はその指定時刻の15分前から参加できるようになっているが、実際に会場に入れたのは数分前のことだった。大きな会場を使って、講演をこういう形で受講するというもの有りだ。

講演された方は、その資料を使っての講演は既に何度もやられていたようで、手慣れている。

定刻になると、すぐに受講者の声が入らないように、講演者以外は音声はミュートになり、画像は共有画面が表示される状態になった。共有画面には説明資料の1ページが表示された。この状態なので、途中での質問はできない状態で講演は続けられた。途中でも質問を受ける形もありうるが、どちらが良いかはその講演内容によるのではないかと感じた。

説明はマウスのポインターを使用して行われるが、通暁のマウスのポンターではなく、ZOOMが用意している星印の形をしたポインターを使っていた。これの方がポインターが目立つので、その指している先を追いやすい。

講演は1時間の予定で、ほぼその時間を費やして説明が行われた。その後、質問がないかという問いかけがあったが、誰も質問せず、講演は終了した。質問するには音声を強制的にミュートしているのを解除しないといけないのだが、されていなかった。私がミュートを解除したので、講師は気づかれたようで、全員の音声のミュートを解除されていた。

後で聞いたのだが、聴講された方々はみんなZOOM初体験で、質問の仕方などもわからなかったようである。2,3度こういう公園を体験すると質問などもやれるようになるはずで、今回はいい体験をされたということだ。講演する側も、その点は考慮して、聴講者が質問できるように案内する必要があるだろう。

このZOOMによる講演は講師側としても、便利なことが多い。公演会場への往復の時間が節約できるし、その交通費も節約できる。服装なども適当でいいこともある。会場費用なども気にする必要がない。ただ、実際に会場で講演しているとその場で聴衆の反応がわかるのだが、ZOOMではなかなかそこまでは追えない。聴衆の顔はある程度の数は映し出せるのだが、実際に見るのとでは勝手が違うだろう。

講演が開始された時に、パソコン画面の動画をキャプチャーするアプリを使って、この講演をすべて録画してみるかと思った。しかし、事前に用意していなかったこともあり、動画撮影はやらなかった。受講者が勝手に講演を録画できるというのはどうなんだろう?ひょっとすると、ZOOM側で講演内容を動画撮影するのを禁じているかも知れないが。


2020年5月6日水曜日

グラフで見るコロナウィルス感染状況(特に韓国との比較)

コロナウィルスの各国の状況をみるのに、今まで私は「WorldMeters」をよく見ていた。
https://www.worldometers.info/coronavirus/

本日気づいたのだが、これ以外に「Our World in Data」というサイトも、興味深い享保を流している。特にそのグラフは「WorldMeters」よりも優れている。
https://ourworldindata.org/coronavirus

以下は死者数のグラフである。各国の推移がわかる。


グラフ上で日本だけとか、日本と韓国などといった国を選択することで、選択した国だけのグラフも表示できる。以下は、日本、韓国、ドイツだけを選択した時のグラフである。


以下は百万人あたり何人死者が出ているかをグラフにしたものだ。



以下は3日間の死者数の平均値(移動平均)の変化を示したグラフである。7日間の死者数の平均値の変化を示したグラフもある。


このグラフでは数値が比較的大きいドイツをはずして、日本と韓国だけを表示したものである。

このグラフを見るとよく分かるのだが、日本と韓国は4月16日から死者数で逆転して、韓国が良くなった。その後その状況は変わっていない。個々数日間の動きとしては、両国とも死者数が増加しているようにみえる。日本はグラフのとらえ方にもよるが、4月10日の時点から死者数は増加傾向にあるとも言える。

この「Our World in Data」のサイトでは上に示したグラフだけでなく、地図で示した表現もある。


2020年5月5日火曜日

Amazon Primeでテレビ番組「ニュー・トリックス(New tricks)」を見る

コロナウィルスが流行し始める2月頃だったと思うのだが、AXNミステリーで『ニュー・トリックス~退職デカの事件簿~』の放送をしているのを見つけて、そのシーズン3とシーズン4を録画した。ただし、シーズン3はエピソード2からである。

我が家は地域のケーブルテレビと契約しており、AXNミステリーはその中のチャンネルの一つである。


シーズン3のエピソード2の途中から見出したのだが、なかなか面白いと思って、録画しておいた。このコロナウィルス騒ぎで時間ができたこともあって、毎日夕食後エピソードを一つずつ見ることにした。

ストーリーは、3人の男性退職デカとそれを取りまとめる女性のロンドン警視庁警視のチームが未解決の事件を解決していくというものだ。この4人のチームワークの良さが見ていて心地よい。

ちょうど2週間ほどかけて録画したシーズン3とシーズン4を見てしまった。AXNミステリーで放送が行われるのは先の方で、見ることができない。そこで思いついたのが、Amazonプライム(Prime)で見ることができないかというものだった。

Amazonプライム・ビデオで「ニュー・トリックス」を探してみると、シーズン1からすべて揃っている。

今まであまり積極的にAmazonプライムを利用していなかったのだが、こういうビデオを簡単に見ることが出来るのはありがたい。

ノートパソコンを使ってシリーズ1からニュー・トリックスを見始めた。パソコン画面で見るのは面白くないので、Chromecastを使ってテレビ画面に表示して見ることにした。ケーブルテレビの放送をテレビで見るのと同じ形で見ることが出来る。

ただ、ここで困ったことが起きた。コロナウィルス騒ぎの関係で、ケーブルテレビの回線のスピードが落ちており、動画の表示が止まってしまったり、ゴミのようなものが表示されたりする。

しばらくの間はそういう状態でがまんして見ていた。解決策として考えたのが、事前にダウンロードしておいて、それを見るというのはどうだろうかというものだ。これなら、回線のスピードに関係なく見れるのではないか。

ネットで調べてみると、パソコンではダウンロードが不可になっている。裏技でダウンロードできる方法もいくつか出ていたが、そこまで手間を掛けるのも大変だなと感じた。ダウンロードできるのはPCを除くスマホやタブレットなど。(ダウンロード不可の動画もある)

スマホの画面で動画を見るのでは面白くないなと考えながら、それでもなんとかなるかも知れないという思いで、Androidスマホにダウンロードしてみた。ダウンロードした番組を、スマホからChoromcastを使ってテレビで見ることにした。もともと、この手があるなと思っていたので。ただ、スマホのCPUなどがパソコンよりは良くないと思われるので、テレビにキャスト出来るか不安だった。結果はオーライ。全く問題なくテレビで見ることができた。しかも、高画質で見ることができた。

スマホへのダウンロードにはダウンロード数や保存期間など制約があるので注意しておく必要がある。基本的には本数は25本、保存期間は30日、見始めると48時間以内、というものだが、条件の異なる場合もあるようだ。Amazonプライム・ビデオのサイトでもあまり明確に書かれていない。

ダウンロードの時間は動画によって異なる。私のスマホでは、1時間ものの動画(高画質)なら、数分でダウンロードしているようだ。ドラマなどはシリーズをまとめてダウンロードできる。

Amazonプライムビデオのサイトで、「ヘルプ&カスタマーサービス」の中に、「ChromecastでPrime Videoを視聴する」という項目があり、その方法が説明されている。

2020年5月4日月曜日

Zoomを約2ヶ月使用してわかったこと: Zoomを最初に使うならスマホで

Zoomで会議を始めてから2ヶ月位が経過した。自分で主催する会議が増えた。それに伴い、参加する人も増えてきて、なかにはなかなか会議に入ってこれない人がいることに気づいた。

その原因はパソコンでカメラやマイクでの入力を使用した経験のない人が多いことである。さらに、そういう経験のない人のデスクトップパソコンは、カメラやマイクが付いていないことが多い。

最近はコロナウィルスが流行っていることもあり、Webカメラやマイクなどの需要が高まってきて、人気のある安価なものは品薄状態で、何時手に入るか分らないという。私も古いスマホでWebカメラの代用にしている。まあ、Zoomの会議ならそれで十分である。

ノートパソコンはカメラもマイクも付いていることが多いが、それでもカメラもマイクも使ったことがない人が多い。ということで、カメラやマイクの設定に手間取ることもある。

そこで気がついたのだが、スマホでZoom会議に参加してもらうというものだ。タブレットでも良い。特にスマホでは、いつも電話でマイクを使っているわけだし、カメラは自撮りなどでも使っている。もちろん、普通のカメラの代用としても使っているはずだ。

Zoomをスマホで使用するには、まずそのアプリケーションをストアからダウンロードしておくのが良い。会議の案内の中にあるURLを使って、その指示に従ってZoomをダウンロードして、会議に参加するというやり方もあるが、できれば自演にZoomのアプリをインストールしてもらうのが良い。AndroidスマホではGoogle Playから、iPhoneではAppStoreから入手する。「Zoom Cloud Meetings」という表題のアプリを探してインストールする。


会議に参加するのは、
1.Zoomを開く
2.「ミーティングID」を入力する
3.ミーティングの「パスワード」を入力する
4.会議が開催されるのを待つ
5.ビデオを使用するか、しないかを選択してタップする
6.主催者が参加を許可すると会議が始まる

スマホで注意しないといけないのは、電話回線での使用はしないことだ。必ず、スマホが家の(もしくは事務所などの)無線LANに接続して使用する。データ使用量が大きいので、それにお金がかからないようにする。

どうしても接続できない人には、家の電話を使ってお互いに会話しながら、スマホの操作を一つ一つ説明して、会議に参加してもらう手がある。自分もスマホを使って同じ動作をすると、画面は相手のものと同じなので、操作の説明ができるので便利だ。自分で会議を主催していても、自分のスマホで別口で入れるのでそれを利用する。
この方法でかなりの人を会議に参加できるようにした。

一旦、スマホで会議に参加するのになれると、パソコンでの参加も似たような手順なので、初心者でも意外とすんなりパソコンに移行できる。


日本のコロナウィルス戦略: なぜPCR検査数を増やさないのか

ほんじつ、「なぜ日本でPCR検査数が増えないのか。論点と解決策をわかりやすく整理する」というブログを読んだ。以下のところにある。
https://finders.me/articles.php?id=1902&p=1

私の意見とかなり近いので、興味を持って読んだ。よくまとまっている。

このブログによると、2月下旬から3月上旬頃に、「日本の対策リーダーにはものすごく優秀な人がいるらしい」という話が出ていたらしい。私はその頃から日本のコロナウィルスの死者数や感染者数を他国と比較して、これはすごいことだと感じていた。時期は覚えていないが、このブログでもそういうコメントを残していたと思う。

上にあげたブログでは、「「3月中旬までの成功」と「それ以降の失敗」」と書かれており、3月中旬以降は緊急事態宣言に追い込まれてしまったので、失敗だったと言っている。私は、3月中旬以降も失敗ではなく、ずっとうまくやっていると思っている。それは百万人あたりの死者数で、現在でも世界の中ではトップクラスの数字をはじき出しているからだ。これは既にこのブログでそれを示すデータを出している。本日までのコロナウィルスの感染状況などの表を、ブログの最後に添付しておく。

各国別の百万人あたりの死者数を見ていると、白人系の国、イタリア、スペイン、フランス、などは、死者数が大きく、黄色人種系の国、日本、韓国、中国は死者数が少ない。それも2桁違いの数字で異なっている。これはトランプ大統領の言う、中国陰謀説の理由の一つになるかも知れない。コロナウィルスは白人には被害が大きく、その他の人種には被害が少ない戦略兵器という考え方である。単に想像の領域に過ぎないが。

ここで今までの日本のコロナウィルス対策について考えてみたい。
まず、「なぜPCR検査数が少ないか」だ。これは先に紹介したブログでも説明されているが、PCR検査を多くすると、医療関係者に負担がかかりすぎ、医療崩壊してしまうからだろう。今までの状況は明らかに医療崩壊してしまうのを救っている。

この施策は、3月中旬以降でも基本的な考え方として、徹底されているように思われる。PCR検査数は増えたのだが、その数は殆ど増えていないと言ってもいいほどである。検査に余裕はあるのだが、実際の検査数は1万を超えていない。これは厚労省のホームページで開示されている検査数の推移の表で明らかだ。同ホームページに、「国内における新型コロナウイルスに係るPCR検査の実施状況」という表が掲示されている。

この施策の結果、医療崩壊は起こる起こると言われながら、完全崩壊を起こさず持ちこたえている。緊急事態宣言を出したから、崩壊を起こさなかったんだという意見もあると思う。しかし、この施策の推進者は、もしいるとしたら、緊急事態宣言は避けたいと思っていたのではないか。緊急事態宣言がなくても、日本人の用心深さを喚起すれば、対応できたと。

ただ、こういう施策では現在のような少ない死者数で推移するとは、考えられなかったかも知れない。先日、神戸市民病院でコロナウィルスの抗体を持っている人が3.3%位いるという調査結果を発表した。発表した木原院長のコメントとして、「重症の患者がかなり低く抑えられているというのは、私たちの国はうまくいっていると言えるのかもしれない」そして、「神戸市で4万人が感染していれば死亡率は随分低くなる。評価は変わってくる。」と言われている。(ここでいう死亡率は感染者に対する死亡率)

一人の医者のコメントではあるが、この考えはほとんどの医者のものなのではないか。それは日本のコロナウィルス対策を進める者にとっても、同じではないかと感じるのだが。つまり、予想外にうまく行っているということだが、その本当の理由はよくわかっていない。一つだけ候補として上がったのは、BCGだったが、これもそうだという結論に至っていない。

いずれにせよ、結果良しで、PCR検査を慌てて増やさなくても、それなりの結果が出ているわけである。余談だが、紹介したブログによると、韓国ではPCR検査をよくやっていると言われているが、それでも検査を受けた人の数は全体の1%に過ぎないという。

今後のコロナウィルス対策だが、政府は緊急事態宣言は緩やかに解除していく方向で進めていくはずだ。大阪の吉村知事もそういう方向の発言をしている。一部の商店などではこれ以上耐えられないという悲鳴のような意見が出てきている。それが爆発してしまうと、取り返しのつかないところに行ってしまう。個人に渡る10万円や事業主に渡る百万円単位のお金は大変高額なように思う人もいるかも知れないが、そんな小さな額ではお店は潰れてしまう。店を開けていたパチンコの店主も言っていたが、毎日1千万円単位のお金が入ってこないとやっておられないということだ。




2020年5月2日土曜日

コロナウィルスの感染者数は人口の3.3%?

日本では緊急事態宣言を延長ということになるようだ。しかし、先日も説明したが、日本の人口百万人あたりの死者数は4人で世界で見て格段に少ない。それでも宣言を延長するのと言いたいところだ。

神戸大学岩田教授のチームの最近の報告では、1000名を調査したところ、既に感染してしまっている人が33人いたという。調査した人は、大学の病院に来た人ということなので、それが一般的なデータとして考えられるかという疑問はある。しかし、日本の中でこの手の調査ができていないことを考えると、貴重なデータである。厚生省でなぜこのようなデータの収集を行わないのか、不思議である。

この3.3%(33/1000)という数字を日本の全人口に適用すると、大きな数字になる。それだけの人が感染しているということになるから。概算だが41百万人である。この規模は大きな被害をコロナウィルスが与えている海外の国と変わらない数字だ。報告では、だから、日本も海外と変わらないパンデミックの状態にあるという結論になっている。

しかし、この調査でもそれなら死者数が極端に少ないのはどうしてかという疑問には答えていない。この報告でも、なぜこんなに死者数が少ないのかわからないと説明されている。海外と同じような割合の感染者数であっても、海外に比べて極端に少ない死者数の割合なら、それは緊急事態宣言を出すほどの事態と言えないのではないだろうか?

以下に5月2日時点のWorld Meterのデータに基づく各国の感染者数、死者数などの表を表示しておく。百万人あたりの死者数に注目して見てもらいたい。


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