コロナウイルスのオミクロン株が日本でも猛威を示しだして陽性者数は結構増えている。今後このオミクロン株の流行はどうなっていくのか?
上のグラフは陽性者数の推移のグラフである。米、英、仏、独、加、印、日の百万人あたりの陽性者数の昨年9月からのグラフだ。(OurWorldInDattaサイトから入手)
これを見ると、仏、英、米の3カ国はすでに減少傾向にある。日、加、独の4カ国は上昇中だ。
このグラフから予測すると、オミクロン株の陽性者数の立ち上がりからピークまではほぼ1か月のようだ。従って、日、加、独に関してもそろそろピークに近づいているとみていいだろう。印は数が少ないのでよくわからないが下がってきているようにも見える。
上のグラフは百万人当たりの死亡者数の推移のグラフである。国と時期に関しては、陽性者数のグラフと同じである。
これをみると、死亡者数に関しては独を除いて、上昇傾向にある。つまり、陽性者数は減ってきている国でもまだ死亡者数は増えているという状況だ。これは、感染してから死亡するのに時間が掛かるので、まだピークが見えていないという事だと考えられる。ピークは1カ月後くらいに来ると考えられる。
独だけが減少傾向が続いているようだ。陽性者が増えてきても、死亡者数が増えていないという事は、治療が行き届いているとみていいだろう。どういう点がよいのか知りたいところだ。
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