2020年8月29日土曜日

中国武漢のコロナウイルスの死者数は驚くほど少ない

 中国の武漢でコロナウイルス騒動があったのは、今年の春のことだった。

このコロナウイルス騒動で、中国は武漢市全域を閉鎖してコロナウイルス対策を行った。その後、中国ではこのような大きな騒動は発生していない。

日頃から中国の報道はあまり信用できないのだが、もしその他の都市で同じようなレベルでコロナウイルスが蔓延したら、都市閉鎖を実行するだろう。

中国はコロナウイルス対策として、日本でいうCOCOA(コロナウイルス接触確認アプリ)を全国民に強制的に実施している可能性がある。日本のように個人情報保護などと言って文句言うと、早速警察が飛んできて厳しく取調べを受けると思われる国だ。誰も文句を言わずアプリをスマホに入れているのではないだろうか?

ただ、こういうことがやれているということは、コロナウイルスの対策としては良い。国民は感謝しても、文句は言わないのではないだろう。

中国の武漢でコロナウイルスが流行ったときには、5万人を超える感染者、3869人の死亡が報告されている。武漢の人口は1100万人くらいと言われている。

この数字で計算すると、0.035%という数字である。

東京都の死亡者数は358人(8月29日時点)である。人口が1400万人くらいなので、死亡者の割合は0.0026%という数字だ。日本でいうと死亡者数は1254人。人口は126百万人。死亡者の割合は0.001%である。

だから、武漢の当時の状況は、日本の状況の10倍ほど死亡率が高かったと言える。

米国は今でも毎日百万人あたりの死亡者数が2.8人くらいあるので、武漢に比較すると一桁以上悪い数字だ。

つまり、武漢であれほど騒いだのだが、死亡者数を考えると、武漢の騒動は米国など欧米諸国に比べると、一桁レベルが違うくらいの軽いものだったと言える。


コロナウイルスによる老人の死亡率は高まっている?(補足)

 昨日のブログで、「どうして、後半の方が死亡率が高くなっているのか?不思議だ。80歳代以上だと、前半よりも後半の方が倍近い死亡率になっている。気温の高い夏場の方が体力を消耗するので、死亡しやすいのだろうか?死亡率がどんどん高くなるという予測はできないと思うが、「感染したら全員死ぬ」などということがないように望みたい。」と書いた。

ところがこれをその後もう一度調べ直してみた。6月10日のデータが見つかったので。4月28日時点で前半、後半を分けると、後半の方が死亡率が高くなっているのだが、6月10日時点で、前半、後半を分けてみると、前半の方が死亡率が高いことが判明した。

つまり、5月の数字を前半に持っていくか、後半に持っていくかで、その死亡率が全く変わってしまったのだ。

上の表を見てもらうとわかる。この表では6月10日で、前半と後半をきめて、死亡率を算出した。これだと、前半の方が死亡率は高い。

この程度の操作で、死亡率が減っているのか、増えているのか判断が違ってくるということは、結局、死亡率はそれほど変化していないということだろう。実際には毎月の死亡率を算出したら良いのだが、適当なデータが入手できない。死亡者数に関してもっとデータを提供してほしいし、入手もしやすくしてもらいたいものだ。

前のブログでも書いたが、陽性者数と死亡者数はタイムラグがあるので、きちんとした死亡率は採れない。概略の数字で見ていくしかないのだ。



2020年8月28日金曜日

コロナウイルスによる老人の死亡率は高まっている?

 先日友人とZoomミーティングをしていた時に、友人が「コロナウイルスに感染したら老人はほとんど死亡する」という発言をした。その場で、別の友人が、ある老人養護ホームでは、ほとんどの入所者が感染したが、誰も死ななかったという話を紹介した。まあそんなものかということで、その場は明るい雰囲気になった。

実際に老人の死亡率はどういう状況になっているのか。確認してみようと、いつもの東洋経済オンラインの頃ナウいするサイトのグラフを見てみた。確かに、老人になるほど(歳を取るほど)死亡率は高くなっている。表示されているグラフには数値が出ていないが、棒グラフにマウスのポインターを持っていくと、死亡数などの数値が表示されるので、死亡率も計算できる。

年齢別の死亡率については、陽性者数、死亡者数などまとめて厚労省のサイトで出ていないか調べてみた。厚労省のサイトはまとまっているようで、全く整理されておらず、「年齢別の死亡率」でサイト内を検索してみて、ようやく見つかった。ただ、最新のものが見つからない。結局、検索語を「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向」にして、ようやく8月26日のものが見つかった。

探してみても昨日のものなどがないので、最新のデータは、8月26日のもののようだ。「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向」という表題である。

4月頃の古いデータがないかと探してみたら、たまたま4月26日のものが見つかった。8月のものも、4月のものもPDFになっており、その他のデータも表示されているのだが、陽性者と死亡者の数が年齢別に表示されているページだけを抜き取っている。


この2つのデータを見ると、コロナウイルスが流行りだしてから4月26日までの死亡率がわかる。4月26日から8月26日までの陽性者と死亡者の数は、上の2つの画面から算出することが可能だ。そこで、以下のような表を作ってみた。期間中というのが、4月26日から8月26日のデータだ。


これを見ると、4月までの死亡率よりも、4月から8月までの死亡率のほうが高くなっている。単純に、4月のデータと8月のデータを比較しても、死亡率は上昇しているので、死亡率が高くなっているのはこういう表を作らなくても明らかだ。

陽性者数と死亡者数には少し遅れが出るので、例えば、4月26日に陽性と判断された人が、死ぬのはそれ以降なので、単純に死亡者数を陽性者数で割って、死亡率というのは正しくない。しかし、こういう形のデータであっても、コロナウイルスが流行り始めた時期よりも、その後のほうが死亡率が高そうと判断できそうだ。

コロナウイルスの対応については、病院など医療関係者がレベルアップしてきているはずなので、4月までの前半よりも、後半の方が、死亡率が高いというのは意外だった。

ネットで調べても、コロナウイルスの死亡率は低下しているという記事は見つかるのだが、上昇しているという記事が見つからない。

どうして、後半の方が死亡率が高くなっているのか?不思議だ。80歳代以上だと、前半よりも後半の方が倍近い死亡率になっている。気温の高い夏場の方が体力を消耗するので、死亡しやすいのだろうか?死亡率がどんどん高くなるという予測はできないと思うが、「感染したら全員死ぬ」などということがないように望みたい。




2020年8月27日木曜日

コロナウイルス対策でPCR検査を受けたら安心できる

 世田谷区の区長は、区民全員にPCR検査をすると言っている。多分、予算が絡むので区議会で議論されるのだろうが、その費用が4億円だとか。

世の中にはこのようにPCR検査を受けたら安心できると思っている人が多いようだ。

果たしてそうなのだろうか。

PCR検査を受けて、その結果が陰性、つまりコロナウイルスに感染していないと判定されたとしよう。それはその時点ではコロナウイルスに感染していなかったのだから、安心と言える。

しかし、その時点だけの話で、それ以降コロナウイルスに感染しないとは限らない。PCR検査を受けに出かけた時に、ひょっとしたらコロナウイルスをもらってきたかも知れない。あるいは、PCR検査をした2日後に外出した時にコロナウイルスに罹ったかも知れない。

つまり、PCR検査を受けて陰性と判明したからと言って、安心とは言えないのだ。だけど、一般的には今罹っていないということで安心するという気持ちになるのだろう。

もともと、PCR検査をやっても100%正確に判定されるわけではなく、罹っている人の7割が陽性と判定される。3割の人はコロナウイルスに罹っていても、陽性と判断されないのだ。

つまり、PCR検査を受けて陰性と判定されたとしても、ひょっとするとコロナウイルスに罹っている(陽性)かも知れない。

全数PCR検査を世田谷区を例にとってみると、その区民全員を一斉に検査できれば、その時点で陽性の人がはっきりと分かる。その陽性の人達をきちんと隔離すれば、その人たちからの感染は防げる。そうすれば、感染は収まるということだ。

この話にはいくつか問題がある。世田谷区民を全員一斉にPCR検査するというのは不可能に近い。検査を受けたくないという人もいるだろうし、病気で床についている人もいる。何らかの理由で検査場に出かけられない人もいるし、世田谷区民だが、北海道に行っているとか、海外に行っているという人もいるだろう。

検査機器の数や検査場所の数にも問題がある。一日でやり切るには相当数の検査器が必要だし、一日の中でも時間差が出てくる。時間差が出てくると、その検査時点では陰性でも、その一時間後には誰かからコロナウイルスをもらって陽性になる人もいるはずだ。大勢の集まる検査場で感染する可能性もある。

さらにPCR検査の精度が問題で、陽性者のうちの3割は検査から抜け落ちてしまう。実際に100人陽性者がいたとして、30人は陰性と判定される。その30人から感染する可能性は残っている。

つまり、PCR検査をうまくやっても、全陽性者を一斉に把握するということは無理ということだ。陽性者のうちの半数近くが抜け落ちる(陰性と判定される)可能性があるのだ。

現在の医療機関での対応は、この人はコロナウイルスに感染している可能性が高いなという人だけに、PCR検査をするというものだ。

これはインフルエンザと同じで、病院に来た人が風邪ですと言ってきたら、お医者さんがインフルエンザが普通の風邪かを判断して対応する。コロナウイルスでもこれとほぼ同じ対応なのだ。(ただし、今はコロナウイルスは第2種感染症に指定されているので、その為インフルエンザとは異なった特別な扱いを受けている。)

コロナウイルスでは、PCR検査をやるというのもあるが、CTがある場合にはCTで検査をするようだ。これなら、すぐに患者が肺炎になっているかどうか判定できる。PCR検査では結果が出るのに時間がかかる。海外ではCT検査器をおいている病院が少なく、それが感染を拡大している原因の一つだという話を聞いたことがある。日本の病院のレベルは海外に比較して高いのだ。

さて、とりあえず、PCR検査を受けて安心しますかね。

全国の昨日までの陽性者数、入院・治療等を要する者、重症者数、死亡者数の推移は以下のグラフで示されている。(東洋経済オンラインコロナウイルスサイトより)

これを見ると、陽性者数は減ってきているし、入院・治療を要する者、重症者も減ってきている。死亡者はまだはっきりと減ってきているというわけではないが、増加しているとは思えない。こういうグラフを見てコロナウイルスの状況を判断してもらいたいものだ。沖縄県のグラフを見ていると、沖縄県も大騒ぎする必要はないと思うのだが。


Internet Explorerのサポートが今年11月終了する

 8月17日、マイクロソフトはそのブログでInternet Explorerのサポートを今年11月に停止すると発表した。スケジュールは以下の通り。


今年11月にサポートを停止した後、来年8月にM365がサポートを停止する。

今までInternet Explorerで動いていたすべてアプリが動かなくなるということではなく、アプリは使用できるようにするという。

そうは言っても、Internet Explorerを使用するのはそろそろやめたほうが良いということだ。

マイクロソフトは一時はInternet Explorerでブラウザでの使用率首位を誇っていたのだが、いまやGoogle Chromeにその座を奪われている。

使用率首位の奪還を図って作成されたレガシーEdgeは、まったくその役目を全うすることなく、Chromeに敗れ去っている。

そして、マイクロソフトは新しいEdge(Chromiumベースのもの)を作成して今年初め公表した。この新しいEdgeはGoogle Chromeの使用しているコード「Chromium」を利用しており、使ってみるとわかるのだが、Chromeによく似ている。使い勝手もほぼ同じだ。一部Chromeが持っていない機能も追加されている。私はChromeを以前から使っているが、マイクロソフトのものしか使用しないという方はEdgeを使うのだ良いだろう。



Gmailの連絡先を自動的に登録する方法

 友人からメールをやり取りしている友達のメールアドレスがGmailの連絡先に登録されていないという話があった。

私の場合は自動的に連絡先に登録されているのだが、どういう具合になっているのか、最近Gmailの設定などをよく見ていなかったので思い出せなかった。

最近、Chromeを使用したGmailのユーザーインターフェースが変更されたので、使い勝手が以前と異なってしまったことも有り、戸惑った。

設定はChromeのGmailの画面で、矢印の示しているネジのマークをクリックする。


画面右側に「クイック設定」という画面が出てくるので、その画面で「すべての設定を表示」というところをクリックする。

すべての設定が表示された画面が出てくるので、その画面をスクロールダウンして「連絡先を作成してオートコンプリートを利用」という表示があるところを探す。その画面で「新しいユーザーにメールを送信すると…」という表示の左側の丸印をクリックすると設定終了だ。

この設定をすると、連絡先に登録する必要のないメールアドレスまで登録されてしまうというのが問題だが、連絡先を改めて見ることはあまりないはずで不便はないはずだ。

Gmailの連絡先はChromeのなにもない画面で右上に表示されている9つの店のマークをクリックする。

Googleアプリが表示されるので、その中から「連作先」を探し出し、クリックすれば連絡先のリストが表示される。また、その画面で連絡先の編集も可能だ。




2020年8月26日水曜日

1週間で緊急搬送されて人が1万2799人、そのうち死者は25人、重症者387人

 「1週間で緊急搬送されて人が1万2799人、そのうち死者は25人、重症者387人」というと、今流行りのコロナウイルスのように思われるかも知れないが、この数字は「熱中症」の話である。

総務省消防庁は先日そのWebサイトで、17~23日の1週間に全国で熱中症で救急搬送された人は、前週からほぼ倍増となる1万2799人だったと発表した。そのうち死者は25人で、重症者は387人である。

https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/post3.html


マスコミの報道によるとその死者の大半が、老人だという。そして、大半の人がクーラーのない部屋にいたり、クーラーがあっても使用していなかったという。

つまり、老人は熱中症に弱いと言われながら、そして注意を喚起されながら、結局注意せずに亡くなってしまう方が多いということではないか?

ということは、コロナウイルスにおいても、老人がコロナウイルス対策でいろいろと言われていることについて、対策を取らずに亡くなっているケースが多くあるのではないだろうか?

亡くなられた方々には失礼な言い方かもしれないが、何割かの方はあまりコロナウイルス対策と言われていることになんの気も使わず、コロナウイルスに感染してしまっている方いるのではないかと思うようになった。亡くなれた方々のコロナウイルス対策を詳しく調べてみると、もう少し死者数を減らせるのではないだろうか?

それにしても、コロナウイルスではこんなに大騒ぎになっているのに、それに匹敵するというか、それ以上の猛威を奮っている熱中症に対して、マスコミや政権担当もあまりに騒がないのはどうしてなのだろうか?

たぶん、熱中症は毎年発生するということで、慣れてしまってニュースにならないからかも。我々も熱中症は他人にうつすものではないので、自分が注意しておれば問題ないと考えているからかも知れない。

ということは、コロナウイルスも慣れてしまえば、そのうちに大騒ぎしなくなるという可能性は高い。もう、半年もコロナウイルス騒ぎが継続しているので、だんだんニュースとして取り扱われなくなってきており、慣れもあるので。私は、最近は感染者数も減ってきており、全体に安心感が広がりつつあると見ている。


2020年8月25日火曜日

どうして接触確認アプリ「COCOA(ココア)」は使われないのか?

 今日の毎日新聞の記事によると、「接触アプリ、稼働低迷 「コロナ陽性」登録進まず ダウンロード、人口の1割」らしい。

問題点の一つが、アプリを使用して陽性者との接触があったとしても、PCR検査が受けられない点だ。私は陽性者に接触したという情報が表示されても、症状が出てこない場合にはPCR検査には行かないが、大半の人は検査を受けたいと思うかも知れない。陽性者と接触したという表示が出たら、PCR検査を受けられるようにしてもらいたいものだ。

もう一つの問題は、陽性になってもそれをCOCOAに登録しない人が多くいることだ。自分が陽性ということを他人に知られるのではないかということで、登録しないようだ。COCOAでは誰が陽性になったかがわからないようになっているのに、それでも心配する人が多いからのようだ。私は陽性になったら、当然登録する。自分のためだけでなく、他の人に情報を流すのが重要なことだから。人から恩恵を受けようと思うなら、人にもその恩恵を与えないといけない。

記事によると、「人口の40%が利用し、個々の濃厚接触者が外出を60%控えれば、感染者数を6割程度減らせる」というシミュレーション結果があるようだ。私は陽性者との接触があったとしても、外出の自粛はあまり積極的にはしないと思う。自分が感染した可能性があるという兆候があれば別だが。

ただ、このシミュレーションで人口の40%が利用すれば、結構な効果が出てくることがわかる。濃厚接触者が外出を控える率が60%というのは、ちょっと高いレベルだと思うが。COCOAの利用率が100%というのは無理にしても、60%くらいなら可能ではないだろうか?スマホを持っている人が積極的に利用すれば良いのだから、なんとかなりそうな気がする。でも、40%でこの程度の効果があるなら、まずはそこを目指すべきだろう。

私は数日前からCOCOAの利用を開始した。あまり利用する人がいないと思われたので、そうなると効果は全く期待できないと思ったのだ。ただ、先日友人たちとZoomミーティングを開催していた時に、たまたまCOCOAの利用を確認したら、参加者の9割位が利用しているということが判明した。そんなに利用しているのかというのが驚きだった。

そこまでみんなが利用しているなら、私も参加する意義があるかなということで、アプリをダウンロードして使い始めている。今のところ、陽性者との接触はない。


2020年8月24日月曜日

最近、Googleのメールソフトで見つかった迷惑メール

 最近、Googleのメールソフトで2通迷惑メールとして見つかったメールがある。

一つは三井住友銀行を装ったメールである。メールに注意文がついていて、個人情報を不正入手するためにメールが送られてきていると書かれている。

もう一つはTS CUBIC CARDからのメールである。これもやはり、個人情報を不正に入手するために使用された不審なリンクが含まれていると書かれている。

最近、友人と話をしていてもこの手のメールが良く入ってくるという。

それにしても、Googleのメールソフト(単にGoogle Chromeでメールの送受信を行っているだけだが)は、なかなかしっかりしている。注意喚起しないといけないものはきちんと選別して、迷惑メールに入れておいてくれる。個人のセキュリティとしては大変ありがたい。

この手のメールは、メール内に示されたリンクをクリックすると、IDやそのパスワードを聞いてくる。それを信用して入力してしまうと、バッチリIDとパスワードを盗まれてしまうというわけだ。クリックしないように注意しないといけない。

もともと、こういう形ではメールは送られてこないはずなので、気づくべきなのだが、なかなかわからないケースもある。そういう意味ではGoogleのセキュリティは有り難い。


六甲山高山植物園に行ってきました

 昨日、24日は六甲山高山植物園に行ってきた。キレンゲショウマが真っ盛りという情報があったので。

私は車で登っていきましたが、電車とケーブルカーを使って行く方法もある。「六甲・摩耶レジャーきっぷ」というお得な切符を使うと良い。ケーブルカーで六甲山上駅に到着すると、そこから六甲山上を走っている六甲山上バスがあるので、それを利用すると良い。ここからは別路線で摩耶山上とつなぐバスもある。

六甲山高山植物園の入園料は大人(中学生以上)700円、小人350円だ。それに駐車料を500円取られる。ただし、駐車料は他の施設でも使用できるので、他の駐車場は払う必要はない。

植物園に入ると、ちょうどガイド付きのツアーが始まるところだったので、そのツアーに参加した。無料である。案内は丁寧で、わかりやすく、質問にもきちんと応えてくれた。

入口(西口)付近は、キレンゲショウマが咲き乱れていた。


入ってすぐのところに、池があり蓮の花を期待したのだが、3輪ほど咲いているだけだった。

ガイドツアーは食虫植物の広場のところで終了した。カノコユリ、オミナエシ、ヒゴタイ、サギソウ、マツモトセンノウなどきれいに咲いていた。






キレンゲショウマはまだきれいに咲いている時期が続くと思うので、行ってくる価値はあると思う。六甲山頂なので、温度も数度平地よりも低くて過ごしやすい。

六甲山上には色々なレストランも有り、神戸市や瀬戸内海を見渡すことができる。夜間にみる夜景も素晴らしい。




2020年8月21日金曜日

どうしてコロナウイルスはこれはど恐れられるようになったのか

 コロナウイルス騒動が発生したのは、中国の武漢だった。実際に発生したのは昨年の12月頃だが、それが日本で話題になりだしたのは、今年の1月ごろである。厚労省の1月10日の報道発表資料に、中国武漢での原因不明肺炎の発生が伝えられている。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08851.html

この時点では、情報が少なく、対応も大げさなものではなく、武漢市からの帰国者や入国者に自己申告を促している程度だ。それも発熱がないかなどのチェックにとどまっている。

1月31日時点での日本国内の発生者は14名で、その殆どが武漢からの帰国者である。

その後、2月3日にダイヤモンド・プリンセス号が横浜港に着岸した。そして、そのクルーズ船で新型コロナウイルスの感染者が出たことが判明した。

その後、徐々に国内での新型コロナウイルスの感染者が増えてきて、2月末には239名(患者217名、無症状病原体保有者22名)になっている。

3月になると、感染者数はますます増えてきているが、日本の感染者数はイタリアやフランスなどの欧州諸国、米国などに比較して少ない。大騒ぎになったのは欧州各国だった。

その影響で、日本でも欧米各国のような大きな数の感染者数が発生するのではないかという恐れが出てきた。

このような推移で新型コロナウイルスの恐ろしさが日本国内で広がりだしている。吉村大阪府知事が、大阪府と兵庫県の行き来を抑えるように要請したのもこの時期である。

この時期に阪大元総長の平野俊夫教授(医学博士、免疫学、腫瘍病理学)が、「3月27日:なぜCOVID-19はこれほど恐れられているか? 〜過度に恐れる必要はないが、決して敵を甘くみてはいけない!〜」という表題で、コロナウイルスについて解説文を出されている。

http://kozu5.my.coocan.jp/OhtaProfHiranoCorona.pdf

私は、この解説文は吉村知事は事前に読んでいると考えている。これをもとに、「大阪・兵庫間の移動自粛要請」を出したと思われる。

この解説文の結論は以下のようなものである。

1)何もせずに放置すると、日本では最悪、70万人から250万人、世界では1.9億人が死亡する。

2)ワクチン開発は必要だが、開発に少なくても2−3年あるいはそれ以上かかる

3)新しく治療薬を開発するためには5~10年はかかる。

4)今後、終息までに1−2年はかかる。

5)個人的には、感染防御に努める。まずは丁寧な手洗いを頻繁に行う。

6)3条件(3密)を避ける。

以下もう少しあるが省略する。上の内容は文章を簡潔にしたので、詳細はリンク先で読んげもらいたい。

この解説文で問題なのが、1)の死亡者数の予測である。予測が現在の数値と全く違っている。多すぎるのだ。現在、日本の死者は1155人、世界の死者は79.2万人である。

こういう数字が出てきたのは、北大の西浦先生の予測と同じで、死亡率を世界は4.6、日本は3.5と見積もったからだ。この死亡率の算出された資料を探してみたのだが、見つからなかった。もちろん、死亡率は単純な割り算で算出されるので、どの時点での数値をとって算出したのかがわかれば、自ずと分かるはずなのだが。

ともかく、今の所実効再生産数は1.0を割っている。つまり、感染は広がっていない。

こういう発言をした人は、この際もう一度解説文を出すべきなのではないだろうか?もし、その人に責任感があるのなら。




2020年8月20日木曜日

コロナウイルス(COVID-19)は収まってきている

 8月19日付の東洋経済オンラインの「新型コロナウイルス国内感染の状況」を見ると、日本ではコロナウイルスが収まってきているのがよく分かる。

東洋経済オンラインの新型コロナウイルス国内感染状況のサイトは以下の通り。

https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/

まず、全国の検査陽性者数を見てみよう。上のグラフである。

黄色の線が移動平均のグラフで、ここ数日は増加傾向だが、全体としては8月はじめの頃から減少傾向にある。これは、PCR検査人数と関連するのでそれを見てみよう。実際にPCR検査人数は以下のグラフに示すように少し増加傾向である。

つまり、PCR検査人数は増えているにも関わらず。検査陽性者数は減少傾向にあるということだ。PCR検査数を増やしても、陽性者はそれほど見つかっていないということになる。

次に、入院治療等を要する者を見てみよう。上のグラフである。

これを見ても、8月初めの頃から入院治療等を必要とする人の数が減ってきている。

これは退院・療養解除の人数とも関連する。以下がそのグラフである。

これも8月初め頃からその人数は増加傾向にあることがわかる。つまり、コロナウイルスにかかっていた人たちで、入院していたような人がどんどん退院しているのだ。

上のグラフは重症者数である。これは8月初め頃から増加傾向にあったが、このところ減少傾向に転じている。最近、一部のマスコミの報道では重症者が増えてきており、今後ますます増えていくというような記事もあったが、それは正しくない。もともと重症者の数も少なく、グラフを見る限り急激に増えるという状況ではない。

上のグラフは死亡者数である。これは今の所増加傾向にある。8月に入ってから、急激に死亡者が増えている。ただし、この数は熱中症の死亡者数と比較するとわかるように、それよりも少ない。陽性者数や重症者数の増加と死亡者数とは関連があると考えられるので、この2つの数字が減少傾向にあることから、今後死亡者数も減少傾向に転ずるのではないだろうか?

上のグラフは実効再生産数の推移である。実効再生産数は一人の感染者が何人に感染させるかという数字である。その数字がこのところ1.0以下である。つまり、感染者が増えない傾向が続いているということだ。

以上のように、実際の数字を見ると、コロナウイルスは日本では収束する傾向にあることがはっきりわかる。マスコミはコロナウイルスで煽る報道を繰り返しているが、我々はこういう実際の数字を見て、それが正しいかどうか、判断する必要がありそうだ。




御岳山のレンゲショウマを撮りに行ってきた

 今日は、暑い中、奥多摩の御岳山にでかけて、レンゲショウマを撮ってきた。

私は車で御岳山の麓の滝本駅の駐車場まで行き、そこからケーブルに乗り、御岳山駅まで、約6分の乗車である。東京都内からなら、中央線、青梅線を経由して、青梅線の御岳駅で下車する。そこから、バスで、ケーブルの滝本駅まで連絡がある。電車が到着するのに合わせて、バスは出ているので、特に連絡を気にする必要はない。ケーブルは往復で1330円である。それ以外に駐車料を700円支払った。

ケーブルの御岳山駅を降りると、東京都内を見晴らすことの出来る広場がある。晴れているとそこから絶景が望めるのだが、今日は霞んでいて遠くまではっきりとは見ることができなかった。時間があれば、レンゲショウマを見たあとで、御嶽神社まで歩いていくことお勧めする。それ以外にもハイキングコースはいくつかあるので、事前に調べて好きなコースをハイキングをするのも良い。


山頂駅の広場には上の写真のように、レンゲショウマの案内板が藤棚の下にあり、行き先を示してくれている。


その先には、御岳山周辺案内図があり、それを参考にするとレンゲショウマのあり場所だけでなく、御岳山の全体の状況がよく分かる。

平日にしては結構沢山の人が来ていたと思った。ケーブルは全員が座れる状況だが、余すところなく座っているという状態だった。平日なので多めと言える。

レンゲショウマは最近は色々とテレビなので紹介されているので、もっと沢山の人が来ているかと思ったが、そうではなく、少し多めの人が来ているかなという状態だった。コロナウイルスの影響があるのではないだろうか。

レンゲショウマの群生している場所はそれほど広くない。しかし、写真を撮るには十分な量の花が咲いている。写真を撮らなくても、花を鑑賞するだけでも価値はある。

レンゲショウマの写真を以下に少しだけ。可愛らしい花で、草丈は50cmくらいで、花の大きさは2,3cmくらいだろうか。可憐な姿が印象的だ。













2020年8月19日水曜日

スウェーデンのコロナウイルス対策は成功したのか?

 欧米諸国の中で独特のコロナウイルス対策を実施してきた国がある。スウェーデンである。私は4月頃から注目していた。

そのコロナウイルス対策は、都市封鎖を行わず、緩やかな規制で対応というものだ。一般的には、集団免疫をその方法で獲得していくものと見られていたが、実際にはそうではなかったようだ。

ロックダウンによる弊害を考えて、あえてそれを実施せず、ソーシャル・ディスタンスを取り、50名以上の多数の集まりを行わないといった緩やかな規制で、医療崩壊を回避するというものだった。

失敗は、高齢者施設での死亡者が多く出たことである。この施設でクラスターが発生したことが、多くの高齢者の死亡者を出してしまった。原因は高齢者施設で働く若い人が感染し、それが高齢者の感染者を増やすことになったことだ。現在は、当然のことながら、この高齢者の施設での問題は回避されている。


上のグラフは、いつもどおりOurWorldinDataのサイトから入手したものである。百万人あたりの死者数の推移のグラフで、指数表示のグラフだ。

このグラフを見ると、スウェーデンの百万人あたりの死亡者数は4月中旬以降徐々に減ってきており、8月18日現在では、0.30人になっている。初期の段階で、高齢者施設からたくさんの死者が出たのでという説明がされているが、このグラフを見ると、その後も死者数は激減していないので、一時的に高齢者施設での死者がたくさん出たからという説明は、あまり意味がないように思える。そういうこととは関係なく、やはり緩やかな規制だけだったので、高齢者の死者数は多かったと言えそうだ。

スウェーデンの死者数は、周辺国のドイツ、ノルウェー、デンマークなどと比べると、まだ少し数値は高い。しかし、それらの諸国と肩を並べるのは間近いように思える。

米国や英国と比較すると、数値が格段に下がっているのがわかる。

これらの欧米諸国も規制を徐々にスウェーデン並みに緩めてきており、その影響が今後出てくるのではないかと考えられている。

以上のことを考えると、スウェーデンのコロナウイルス対策は今のところ成功しているように思える。

翻って、日本の状況はと言うと、7月半ば辺りから、死者数は増えてきており、ドイツを抜いてしまった。これを見ると、コロナウイルス恐怖症の人たちから、大問題だと言われそうだ。ただ、8月18日現在で、百万人に0.07人という数字は、大問題と言うには小さすぎる。更に言うなら、日本はスウェーデン並みの緩やかな規制を採っていると言えるので、大きく増える可能性は低い。現在問題になっているように、熱中症の死亡者数のほうが遥かに大きい数字だ。まだまだ暑い日が続くので、熱中症対策をもっと報道する必要があるのではないか。




2020年8月18日火曜日

東名高速道路から圏央道へ移動するのに海老名JCTの混雑を避ける

 昨日、関西から東京に帰ってきた。新東名、東名、圏央道というコースだ。大阪、京都間は結構混んでいたが、新東名の区間はそれほど混んでいなかった。ただし、工事区間が多くて、その間だけは混んでいた。2車線を3車線に拡張する工事などが行われており、道路のメンテナンスも行われていた。

新東名から東名に入った頃は、かなりの量の車が走っており、コロナウイルスの影響はないようだった。

もうそろそろ、海老名JCTに近づいたなと考えていたところ、Googleマップが別のコースを取れという指示を出してきた。海老名JCTが混んでいるので、別のコースを取ると10分ほど時間が短縮できると言う。いつもこの海老名JCTでは混雑する上に、走行するのもどのレーンを走っていればいいかわかりにくいコースだ。


そこで思いついたのが、海老名JCTに行くのではなく、もう少し南側の道路を走り、圏央道に入るコースができたというニュースを以前読んだことがあったことだ。

Google先生の言う通り、伊勢原JCTから東名を抜けて、厚木南ICに向かうコースを取った。結局そのまま走る続けると、圏央道に出る案内があり、圏央道にすんなりと入れた。海老名南JCTである。

上の地図はGoogleマップからのものだ。普通は青い矢印の方に進むのだが、今回は赤い矢印の方向に進んだということである。

後で調べてみたら、このコースは新東名高速道路の一部で、昨年の3月17日に開通している。上の図は「トラベルWatch」の記事から入手した。

厚木南ICと海老名南JCTの間はそれ以前に開通しており、それが伊勢原JCTまで延長されたということだ。上のGoogleマップではさらに伊勢原大山JCTまで延伸されている。

実際にこの新東名が御殿場まで開通するのは2023年と言われており、工事は難航しているらしい。ただ、これが出来るとさらに関西への交通の便は良くなる。


2020年8月15日土曜日

コロナウイルス対策としてうがいは効くのか

 大阪府の吉村知事が、「新型コロナウイルスの軽症患者がポビドンヨードを含むうがい薬でうがいをすると、唾液からウイルスが検出されにくくなり、唾液を使うPCR検査で陽性になる確率が低くなる」という発表をした。

この発言で、ポビドンヨードを含むうがい薬がお店で品薄状態になるという事になってしまった。

私は風邪対策としてヨードを含む大正製薬のルゴール ビゴンを愛用している。こちらの方がヨウ素をそのまま含んでおり、人体に対する刺激が強いので、ポビドンヨードにとって代わられている。

私は従来からこのルゴールを喉の痛みのあるところに噴霧することで、風邪の初期症状から重症になるのを防いできた。つまり、ちょっと風邪気味だなと思ったら、喉に吹きかけて風邪を治してきた。多分、インフルエンザもこれで対応してきたと思う。

もちろん、うがい薬としても使えると思う。水で薄めて使用すれば良い。

ということで、私は「ポビドンヨードを含むうがい薬でうがいをする」というのは、コロナウイルス対策としては、良い対策だと思う。

更にいうなら、こういううがい薬を使わなくても、ただの水でうがいをするということで、喉に付着したウイルスを流し去る事ができると思う。完全ではないにしても。

今年は、コロナウイルスが流行ったために、花粉症の症状が出る人が減ったようだ。花粉症の被害の報告が少ない。単に私の周りの人の状況を見ての判断だが、花粉は例年通り散っていたが、症状が悪化する人が少なかった。

インフルエンザも大きな流行にはなっていない。コロナウイルスの方が優先して報道されたが、インフルエンザで休校するというような事件の報道も少なかった。

花粉症やインフルエンザが今年は例年に比べて被害が少なかったのは、コロナウイルス対策で、マスクをしていたり、うがいをしたり、手をこまめに洗ったりした影響は大きい。

これは、薬の販売に影響を与えたはずだが、これについての報道はない。これも薬の会社に対する報道側の配慮があるのではないかと、私は疑っている。そして、うがいなど全く効果がないと発言する医者を疑いに目で見ている。薬の会社からお金をもらっているのではないかと。今年は風邪の流行もなかったので、風邪薬の販売も減っているのではないだろうか。さらに、単なる風邪で病院を訪れていた人の数も減ったのではないだろうか。



2020年8月14日金曜日

コロナウイルス(COVID-19)にはビタミンDが有効だ

 コロナウイルスの罹患率や死亡率に、ビタミンDが大きく関わっているという話がある。ネットで調べていくうちに、これは実に重要な情報だと思うようになった。コロナウイルスに関心のある人で、しかも感染を予防したいとか、罹っても軽症で済ませたいと考える人は、ビタミンDの摂取をきちんと行うようにするのが良い。ただし、ビタミンDはそのまま食事から取れるわけではなく、ある時間日光にあたることで、体内で生成される。つまり、日光浴が必要ということだ。

コロナウイルスとビタミンDに関しては、4月9日にサウルイースタン・フィリピン大学から論文が出ている。

「Vitamin D Supplementation Could Possibly Improve Clinical Outcomes of Patients Infected with Coronavirus-2019 (COVID-19)」

という論文だ。論文をきちんと読みたい方は、上の表題で検索すると論文が見つかるはずだ。


上の表のように212人の患者に対しての調査である。そのうち、軽症が49人、普通が59人、重症が56人、危機的状況が48人である。Serum 25(OH)Dというのは、体内のビタミンDの量を表示するものだ。ビタミンDの量が重症化のレベルにより減少しているのがわかる。

次の論文は英国の医療関係者の論文である。5月6日に報告されている。

「The role of vitamin D in the prevention of coronavirus disease 2019 infection and mortality」という表題である。これもコロナウイルスとビタミンDに関する論文である。

この論文は、ヨーロッパの20カ国の国民の平均ビタミンD値とコロナウイルス(COVID-19)との関連を調べた結果の報告だ。

その結果、ビタミンD値が高い国ほどCOVID-19の罹患率、死亡率が低いという関連が認められたという。

その論文の中に出てくるグラフが以下のものである。

左側のグラフはビタミンD値と死亡率、右側のグラフはビタミンD値と罹患率のもので、青い点は各国の印である。それぞれの直線はその青い点の全体の傾向を示している。いずれも、ビタミンD値が高いほど、死亡率も罹患率も低い傾向にある。

このようにビタミンDはコロナウイルス対策には実に重要なものなのだ。

ビタミンDというのは、魚介類、あるいはきくらげなどのきのこ類、海藻などからとることができる。ただ、それだけではだめで、人間の皮膚に紫外線(日光)が当たることで、活性化する必要があるのだ。つまり、コロナウイルスで家に閉じこもってばかりいると、紫外線に皮膚が当たることが少なく、コロナウイルスにかかりやすく、且つ罹ったら死ぬ確率が高くなるということだ。

ビタミンDの効能などについては、以下のところに詳しい。

https://www.orthomolecular.jp/nutrition/vitamin_d/

ここで不思議なことは、これだけコロナウイルスが問題になっているのに、このビタミンDがコロナウイルス対策として良いという話がなかなか報道されないことだ。ひょっとして、報道されているのかも知れないが、私はお目にかかったことがない。

さらに、ビタミンDがコロナウイルスに良いという話は全くのデタラメだという記事まで見つけてしまった。

これには、私はマスコミの事情があると考えている。マスコミはまず考えるのは、視聴率など読者や視聴者に気を使うことだ。しかし、それ以上に重要なのはスポンサーである。スポンサーの中には薬関係、医療関係のスポンサーも数多く存在する。こういうスポンサーは、ビタミンD がコロナウイルスに良いという話を歓迎しない。

というのは、罹患率が少なくなるということは、薬が売れなくなるということだ。患者も来なくなる。ビタミンDのサプリメントが売れるということはあるかも知れないが。しかし、ビタミンDはサプリメントなど必要なくて、普通にビタミンDが含まれている食材を食べて、日光に当たっていればそれで十分だ。

従って、マスコミはこういうビタミンDがコロナウイルスにいいという報道はしない。NHKはスポンサーを気にする必要はないはずなのだが、なぜか報道しない。これでは、受信料を払ってくれる人が出てくるはずだ。

2020年8月13日木曜日

コロナウイルスの死者数を熱中症死者数と比較する

 今年は梅雨が長かった分、暑い日が続くのは限られていると思うのだが、それでも熱中症にかかる人は多いと思われる。


上の表が厚労省が公表している熱中症による死亡者の推移である。表はもう少しデータが有るのだが、表示するには多すぎるので、低年齢と年次の古い部分を削除している。

この表を見るとわかるのだが、平成30年の死亡者は1581人で、そのうち65歳以上が1288人、全体の81.5%を占める。

現在入手できるデータとしては、一番新しいデータで平成30年のものなので、昨年と今年のデータはない。

コロナウイルスの死亡者数と比較してみる。コロナウイルスの死亡者数は1063人(8月13日付)である。熱中症が高温の日が続く3ヶ月間の死傷者数だとすると、格段に熱中症のほうが死傷者数は多い。

それと、意外に思ったのだが、65歳以上の人の割合が、たぶんコロナウイルスよりも異常に高い。年寄りは暑い日には家にいるものだと思っていたのだが、そうではないらしい。90歳以上の方もたくさんおられる。

コロナウイルスでこんなに騒ぐのだったら、老人は暑い期間中は外に出ないで、クーラーを入れて静かにしていろなんていうメッセージを出しても良さそうなものだが。死亡者数を観てみると、期間を考慮するとコロナウイルスに対して4~5倍位の死亡者数だ。

熱中症は注意していれば問題ないが、コロナウイルスは他人からうつされるので心配だというのはまあ納得だが、それにしてもコロナウイルスを恐れ過ぎではないか? 


2020年8月12日水曜日

Amazonから「サインインが検出されました」という警告が来た

 昨日、Amazonから警告メッセージが来た。

以下のようなものだ。


メッセージによるとiPhoneからAmazonに私のIDで入ろうとしたようだ。

私はiPhoneを使っていない。ということは、ひょっとすると、赤の他人が私のIDでAmazonに入ろうとしたかも知れないということである。

しかし、このメッセージそのものが、本当にAmazonから来たものかどうか、よくわからない。Amazonをかたった誰かが、偽のメッセージを送ってきた可能性もある。

自分がサインインした場合でないときには、連絡してくれとある。そこで、そのリンクをクリックしてみた。


上のような画面が現れる。サインインをしたのは私ではないので、「あなたではない」をクリックしてみると、サインインの手続きをするように案内された。(ここは少しうろ覚えだ)


そして、上のような画面が表示された。

どうも、本物のAmazonからのメッセージのようでもあるが、ひょっとして違っているかも知れない。

ということで、結局、今までずっと変更してこなかったパスワードを変更することにした。10年以上前に設定したパスワードで、それほど強いパスワードではなかったので、用心したまでだ。

もともと、Amazonの認証は2段階認証で行っているので、本来は他人がかんたんにはアクセスできないはずである。ということで、今でも少しこのAmazonからのメッセージには疑問を持っている。

とは言え、こういうメッセージが届くと、いままでずっとパスワードを更新してくれと言われていても変更しなかったのに、用心のために変更することになってしまった。ということは、いくら言っても、パスワードを変更しない人にはこういうメッセージを出してみるのも、パスワードを変更させるいい手だと思った。


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