実は私は丸がこい数字を殆ど使っていないので、即座にその質問に答えられなかった。
丸がこい数字というのは、数字をまるで囲った文字のことである。
例えば ① ⑬ ⑳ などだ。
ただし、私が自分のWordで21以上の丸がこい数字を表示してみると、表示できてしまった。Wordのバージョンは2013である。(よく調べてみると、20までしか表示できないケースもあるようだ。)
操作は簡単で、数字を入力し、スペースキーを押せば、変換のリストが出てくるので、その中から丸がこい数字を見つけて、クリックすれば良い。
以上の操作での表示は、マイクロソフトのIMEであれ、Googleの日本語入力であれ、あまり関係なく操作できる。Wordだけでなく、Excelでも普通のエディターでも同じだ。
しかし、51以上はその操作をしても、リストの中に丸がこいの数字を見つけることができない。
ところが、Wordでは51以上の数でも丸がこい数字を簡単に作成できる。(Wordの古いバージョンでは出来ないかもしれない)
上の画面のように、Wordのホームで、「字」が丸で囲まれたマークがあるがそれをクリックする。
そうすると上のような画面が表示される。この画面で、スタイルを選択し、文字の欄に囲いたい文字を入力し、囲うのは丸か、四角か、三角か、ひし形を選択し、「OK」をクリックすれば良い。但し、入力できるのは、数字は2桁まで、文字は1文字だけである。これなら、数字で99まで丸がこい数字を作成できる。
丸がこい数字の作成は操作としてはそれで良いのだが、ここにはパソコンにおける文字の表示をどうしているかという、技術的な話が絡んでいる。なぜ、50までの数字しか簡単な操作で表示されないのかというような話だ。それには、文字コードとそのフォントについての知識が必要になる。これについて解説を始めると、長くなってしまうので、ここでは省略する。
興味のある方は、「文字コード」とか「文字のフォント」などという検索用語で検索してみるとよい。それらについて説明しているところが見つけられるはずだ。
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