最近と言っても、もう10年以上前からのことだが、テレビやラジオのお天気予報を聞いていると気になっていることがある。
特に冬の時期に気になる。
それは天気予報士が、冬でも暖かいと「明日は暖かくなります」と言って嬉しそうな顔をするのだ。そして、寒いと残念そうな顔をする。
いつもよりも早く梅の花がほころびましたとか、桜が咲いたとか、そういう時にも、嬉しそうに報告する。
これって本当はおかしいのではないか。この地球温暖化が危惧されている時にそれはないのでは?
上のグラフは気象庁のサイトから入手した、1945年から2016年までの東京の1月の平均気温を使用したグラフである。70年位の期間なのでそれほど気温が上がっているようには見えないが、それでもグラフは上向きになっているようにみえる。
気象庁のデータでは1876年からあるので、その時期からグラフを造るともっとその傾向がよく分かるはずだ。
夏の暑いときには、いつもよりも暑いとたいへん困るので、「明日も暑いです」ということで、気象予報士も嫌な顔をしながら話をする。だから、夏に関してはあまり違和感はない。冬にだけ、地球温暖化の問題があるのになと感じてしまう。
60代、70代の年寄りは、その変化が感じ取れるのだが、20代、30代の気象予報士にとっては、上のグラフでも見ても分かるように、生まれたときからの変化がそれほど感じられないから、あまり気にならないということかも知れない。
2017年2月3日金曜日
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