2017年2月12日日曜日

囲碁ソフトAlphaGoが人間に買ったことから考えること

Googleが買収したDeepMindという集団が開発したAlphaGoが、囲碁の世界チャンピオンに買ったのは昨年のことだ。

この勝利にはディープラーニング(Deep Learning)の技術が利用されているという。

この技術を使うことにより、コンピュータは人間よりも優れた知能を発揮すると言われている。


最近、このことで2つほど不思議に思っていることがある。

その一つは、この技術を将棋ソフトに使用すると考えて、ソフトを作るとことが現れても良さそうだが、まだそれが出てきていないということだ。

どうしてそれを期待しているかというと、そのソフトで将棋の新しい手が考えられるのではないかということである。たしかに、今までの将棋ソフトでも人間が今まで考えつかなかった手を指して、それがプロの棋士の間でも使われるようになっているということを聞く。しかし、今までの、将棋ソフトよりもなぜかディープラーニングを使用した将棋ソフトのほうがあららしい手を考えつくのではないかと思うのだが、どうだろうか。

二つ目は、実に単純なことだが、可能性があるすべての手をコンピュータで打ち尽くして、あらゆる手の可能性をすべて潰していくとういのはダメなのだろうかということだ。

これは以前はコンピュータの計算能力を考えるととうていすべての手を網羅することは時間がかかりすぎてダメだという話があった。確かに、その当時はそうだったのだろうが、今はどうなのだろうか。

普通、囲碁のソフトは考慮時間を短くする必要がある。これを考えに入れず、時間はふんだんにあるとすると、あらゆる手を考えてしまうというのがそろそろありではないかと思うのだがどうだろうか。

調べてみると、AlphaGoが出現する前までは、モンテカルロ法による囲碁ソフトというのが主流を占めていたようだが、これもあらゆる手を考えるというのに近いやり方のように思うのだが。

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