最近、高齢者に寄る事故のニュースがやたらと多いように思う。本当に年寄りの運転に寄る事故は多いのだろうか?そういう疑問が湧いてきた。
そこでネットで調べてみると、ありました。「高齢者の運転と若者の運転はどっちが危険?統計から見る事故件数」という表題のサイトだ。
昨年の11月30日の記事である。
その記事によると、「平成27年における警視庁の統計」を参考にした記事である。元の記事ではリンク先が違っているようなので、本ブログでは訂正した。
ここでその統計資料をもう一度参考にしてみたい。
高齢者に寄る事故が本当に多いのかどうか、推移がどうかを確認するには、運転者(第一当事者)の年齢送別免許保有者10万人当たり交通事故件数の推移というのが一番わかり易い。
そこで上の統計の中にあるそのデータ使わせてもらって下に示す。画面の都合で18年から21年のデータは削除して、17年及び22年から27年までのデータを示す。
数値データをそれをグラフにしたものを上に示した。
これを見ると分かるのは、以下のようなことである。
(1)事故が多いのは若い年代で16~19歳の年齢層が一番高い。
(2)事故が少ないのは50~54歳の年齢層である。
(3)50~54歳の年齢層以降、年をとる毎に徐々に事故の件数は増える。
(4)各年齢層とも徐々に事故の件数は減ってきている。
以上のようなことから、確かに年寄りの事故件数は多い。しかし、格段に多いというわけではない。
どうも、年寄りの起こした交通事故は意図的に取り上げてニュースとして流しているようだ。変な話である。最近になって急に年寄りの事故件数が増えてきているのであれば、それでも納得するのだが、他の年齢層とともに件数も減ってきている。
とは言え、55歳あたりをすぎると徐々に件数が増えてきていることを考えると、年寄りに注意を与えるという意味では良いことかもしれない。
しかし、もっと注意を払うようにしないといけないのは、20歳代以下の若者の運転である。それは上のデータからもはっきりといえる。もっと、これらの年齢層に対する注意を呼びかける必要がるのではないだろうか。
2017年2月1日水曜日
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