2017年2月27日月曜日

森友学園問題を考える

国有地を格安で取得した学校法人「森友学園」のニュースは、明らかに大きな問題だと思う。未だ推測の域だが、問題の土はそのままになっている可能性が高い。何も言われなければ、そのままにしておいただろう。

こういう問題が発生するのは、安倍政権が国会で多数を誇り、勝手気ままにやってきたからでもある。そのタガが外れてしまっている現れだろう。もっと、襟を正して政権を担当してもらいたいものだ。

その問題の議論の中で、「前の政権でも同じようなことをやっていた」というような話を安倍首相が言っており、それに乗って産経新聞などが賛同するようなことを言っている。何度か安倍総理の答弁でも聞いたことがある。
http://www.sankei.com/politics/news/170227/plt1702270019-n1.html

これはおかしな話だ。聞いている我々国民の側も、前の政権でもやっていたのだから、民進党が今の政権に文句をいうのは間違っているという気持ちがあるように思う。しかし、誰がやろうと、誰に指摘されようと、まずい話はいずれにしてもまずいのだ。それを追求しなくて、誰が追求するのか?民進党の人たちもそういうことは気にせず追求してもらいたい。

自民党があまりに強すぎると、こういうことが発生しても、きちんと追求できない。最後は多数の横暴にやられてしまうのだ。こういう状況では森友学園の理事長を国会に喚問するという話も立ち消えになってしまう。

やはり、まずいものはまずいで、きちんと追求していかないといけないのではないだろうか。

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